ウィルスの感染拡大もいよいよ本格的になってきているのでしょうか?最近はロックダウンという単語も耳にすることが多くなってきました。ウィルスへの対処方法は家に引き籠って人との接触を避けるのが一番効果的だと思いますが、ウィルスの事だけを心配していると他にも問題が出てしまうので気を付けたい所です。
ロックダウン!?強制的に引き籠らされる?
世界的に猛威を振るっているウィルス、当初日本では大した事無さそうなんて楽観論も出ていましたが、やはり大したことはありそうです。
ここ数日ではニュースでもロックダウン(都市封鎖)なんて単語が良く聞かれるようになってきました。
私は無職ということもあり、その特性をフルに活かして結構前から人が多くいるような所は避けて・・・というよりほぼ家に引き籠っていますが、もしかしたら今後は「自粛」という名目の半強制的な引き籠り生活を余儀なくされる可能性も出てきましたね。

今回、引き籠りの先駆者としてちょっとした問題提起をしておくわ。
ロックダウンを警戒している人は結構いる!?
私も人を避けるといっても、最低限スーパーに食料を買いには行きます。
なるべく少なくということで、週2回に限定はしていますが、今日は買い出しに行く日でした(土日は人が多いのでなるべく平日に済ませています)。
そうしたら、前回(月曜日)と比較して結構な変化がありました。
というのも、品切れしているものが若干目に付くようになっていました。インスタントラーメン・カップラーメンは一部の辛いラーメンを除いて全滅。温めるだけで食べられるご飯もほぼ無くなっていましたし、スパゲッティ類や冷凍うどん等もいつもよりかなり減っていましたね。
最近はニュースで取り上げると余計な影響を与えるという判断の為か、あまり品薄という報道は見かけなくなったような気がしますが、私の近所では今週急にそんな感じになっているような気がします。

たまたま店員さんが品出しする直前に見ただけなのかもしれませんが・・・
たまたま見かけた高齢男性が・・・
上で「たまたま商品棚を見たタイミングが悪かったのかもしれない」と書いたのには一応理由があります。
というのも、レジに並ぼうとしたら前に並んでいたお客さん(高齢の男性)の買い物かごが凄いことになっていたからです。
一つのカゴには温めるだけで食べられるご飯がざっと50個くらい、もう一つのカゴにはレトルトカレーが同じく50個くらい入っていました(正確な数は分かりませんが、スーパーにある買い物かご2つに満杯に入っていました)。
えっ!毎食それ?という感想は置いておくとして、こんなあからさまな買い溜めを私は始めて見ました。このお客さんがまとめ買いしたから少なくともご飯に関しては商品棚が空になっていたのでしょう(レトルトカレーは見なかったので気付きませんでした)。
他の棚が空だったのも、こういうお客さんが他にもいたからかもしれませんね。

食品が店から無くなるなんて心配はしなくても大丈夫だと思うけど・・・

というより、他の事で心配になってきますね。
ウィルスだけを警戒していればいいの?
私はこれまでブログにも書いてきた通り、世間より結構早くウィルスに対しては警戒していましたから、引き籠り実験なんかもしています。
確かに人と接触しなければウィルスに感染するリスクはかなり低下しますから、ウィルス対策としては引き籠りが一番だと思います。
でも、ウィルスだけを警戒し過ぎると他の部分で問題が発生する気がします。
問題その1 運動不足
一番大きいのは運動不足です。
私は日頃からそこそこ体を動かすようにしていますが、前に1週間完全に家から出ずに過ごすという実験をした時に急激な体力の低下を自覚しました。
具体的には特に持久力で、ジョギングなら1時間位は普通に走れたのに、1週間引き籠った後は30分走り続けるのが異常にきつく感じるようになりました。
また、それまではジョギング程度なら筋肉痛になることは無かったのですが、久しぶりに走った後は足腰のあちこちが筋肉痛になりました。
一応まだ中年の部類の私でも身体機能の低下が自覚できるのですから、高齢の方であれば事態は深刻になる可能性があります。
例えば先ほど例にあげた、買い占めをしていた高齢男性ですと、今日買いこんだ食料だけで1カ月は引き籠れると思います。しかし、高齢の方が1カ月家に引き籠ったらかなりの体力低下が懸念されます。

極端な話ですが、歩けなくなるほど体力が低下してしまったら、ウィルスに罹患するより影響が大きいと思います。

食料を買い溜めするのを良いとは思わないけど、買い溜めしたとしてもある程度は出歩かないと体が弱るわよ。
問題その2 ストレス問題
ずっと引き籠っているという人は別として、普通に暮らしている人がいきなり引き籠ると結構なストレスを感じると思います。
これは多分に運動不足ともリンクしている問題だと思いますが、イライラしたり、憂鬱な気分になったりします。
私は医者ではありませんから明確なことは言えませんが、自分で1週間引き籠った経験からは「明らかに健康に良く無さそう」な大きなストレスを感じました。

ウィルスから身を守れても、他の問題が生じたら本末転倒です。
ただ、無暗に運動するのも危険
「体力の低下を防ぐため」、「ストレス解消の為」に運動をするということは間違っていませんし、良いことだと思います。
ただ、若干気を付けたいことがあります。
これまた専門的な知識がありませんので断言できませんが、「ちょっと激しめの運動をすると免疫力が低下する」ということがあるようなのです(こういったことはネット検索するとたくさん出てきます)。
私は今の所あまり体感したことは無いのですが、確かにジョギングを長時間したりすれば体力を使いますし、体力が低下すればウィルスと戦う力も無くなっていそうな気がしますよね。
なので、運動中や運動後に多くの人と接触するような環境では、運動することがかえって悪いこともあるかもしれません。
ジョギングなんかも人がいるところは避ける方が無難
私は上記の見地から、ここ1カ月はスポーツクラブに行かず、屋外でのジョギングに切り替えています。
私がジョギングコースにしているのは再開発でぽっかり空き地になった土地の周回コースです(それでも1週2km近くあるから流石郊外といったところです)。なのでジョギング中に人とすれ違うことはほとんどありません(というか近所でジョギングしている人を見たことが無いんですが・・・)。
逆に皇居とかジョギングしている人が沢山いるところは、いくら屋外だからといってもしばらくは避けたほうが良いのかも知れませんね。

なんにせよ、ウィルスだけを警戒しないで、多角的に健康に気を払わないといけなそうですね。

皆さん気を付けましょうね。
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