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【分配金利回り?】投資信託の分配金を当てにしてる方っていますか?

投資信託・ETF等
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投資信託の分配金を受け取るということは、単に自分の保有している投資信託を一部解約したのと同じことなんですよ。

分配金の意味は誤解されている!

皆さんは投資信託、特に毎月分配型の投資信託を保有していますか?

私は毎月分配金が出ることに意味はないと思っているので保有していませんし、これからも恐らく保有することはないでしょう。

逆に言うと、毎月分配型の投資信託を保有されている方のほとんどは、分配金の意味を誤解しているものと思います。

販売会社はその「誤解」を利用して投資信託を売っている

私はサラリーマンの時は仕事で関りがあったので、たまにウォッチしていましたが、セミリタイア後はどのような投資信託が売れ筋なのか見ていませんでした。

先ほど大手販売会社のHPでざっと見たところ、昔ほどではありませんが、未だに毎月分配型の投資信託は売れているようですね。

この毎月分配型の投資信託は、一般の投資家が分配金の意味を誤解しているのを利用して販売してきたという経緯があります。

「分配金利回り」なんて言葉を作り出して、お得感が出るようにしたりしています。

これを機会に「分配金の意味」を理解してくださいね。

投資信託の説明資料は分かりにくいのも誤解の原因

この分配金の意味が一般の投資家にきちんと浸透していないのは、投資信託の説明資料(交付目論見書や販売用資料など)が分かりにくいことにも原因があります。

これは仕方がない面があります。金融商品の資料では誤解が生じるような記載ができない為、例外的な事象が発生した場合のことや、補足説明を山のように付ける必要があるのです。

実際その辺の記載が甘かった時代に投資信託を購入された投資家が販売会社を訴えるケースなんかもあります。

そういう歴史の積み重ねで資料の類はディスクレーマーの塊のようになっているのね

分配金の意味とは

実は分配金の本来の意味を説明するのはそれほど難しくありません。

例外的な事象や正確性を突き詰めるのではなく、ざっくりした説明は実は簡単なのです。それは何の責任もないブログで実現できます。

「分配金」はどこから出るのか?

投資信託の「分配金」ってどこから出てるんでしょうか?

銀行預金の利息は、自分の預金とは別の所から、自分の預金に足されるものです(なので出れば嬉しいですよね)。

それに対して、投資信託の「分配金」は自分の保有資産の中から出てくるだけです(嬉しいですか?)。

より具体的な説明をします

実際はファンドの基準価額が変化したりするので分かりにくいかもしれませんが、ここでは簡単にするため、基準価額が変化しなかったと仮定します。

左の図は投資信託の決算日(分配金が出る日)にどういうことが起こってるかを簡単に示したものです。

目論見書にも似た図がありますね。

この図で意味が分かるでしょうか?

この投資信託を10,000円分持っていた場合を考えると・・・

分配金が出る前:自分の保有資産は10,000円

分配金が出た後:自分の保有資産は9,900円(投資信託)+100円(分配金)

分配金の「出る前」と「出た後」では、自分が保有する資産は変わらないんです

上の例でいえば「分配金」とは、投資信託100円(分配金分)を解約するのと同じことなのです。

この解約を運用会社が決まった日に勝手にしてくれるというのが分配金の意味です。

いわば自動解約サービスといったところでしょうか。

いくら解約するかは指定できないけどね。

ん?じゃあ「分配金利回り」ってなんのこと?

世の中には「分配金利回り」なる言葉があります。でも、これって不思議な言葉じゃないですか?

<「分配金利回り」の計算方法>

例えば、上の例のように基準価額が10,000円の投資信託が毎月分配金を100円出し続けたとしましょう(ここでも投資信託が投資している有価証券の価格変動は無いと仮定します)。

スタート時点では基準価額が10,000円です。

1年後には分配金が累計1,200円(100円×12カ月)出ていますので、基準価額は8,800円(10,000円-1,200円)になります。

よって、分配金利回りは

1,200円(分配金)÷8,800円(現在の基準価額)×100=13.6%

ということになります。

計算方法(分母の取り方)は販売会社によって少し異なることがあります。

自分の保有する投資信託を一定額解約して、その解約額が基準価額に対してどの位の比率になっているか?というのが「分配金利回り」の正体です。

ちなみに「分配金」の額は運用会社がある程度自由に決められます。

余計意味が無くなるわね。

何故販売会社は「分配金利回り」という数値を使うのか?

上にも書きましたが、投資信託の販売会社は「一般の投資家が分配金の意味を誤解している」のを利用して投資信託を販売してきています。

「分配金」の意味がよく分からない人に「分配金利回りが13.6%もあるんですよ」といったら儲かりそうに聞こえるじゃないですか?

だから「分配金」の意味は誤解され続けたほうが都合が良いので、説明にも力を入れていないんです。

基本的に分からない人は預金の利息と同じようなものと勘違いしていると思います。その辺りを少し詳しく解説した記事もありますので是非ご覧ください。

じゃあ投資信託の本当の利回りって何になるの?

上に書いた通り、分配金はその投資信託の本来の実力(利回り)とは全く関係ない数値です。ではどこを見ると投資信託の本来の実力が書いてあるのでしょうか?

それはその投資信託の運用報告書やマンスリーレポートに書いてあります。

運用報告書は半年に1回(もしくは年1回)しか作成されませんので、やや古い情報になります。なので実質的にはマンスリーレポートを参照するのが良いと思います(その投資信託を運用している会社のHPに掲載されています)。

そこには過去の利回りの実績が出ています。当然将来の利回りは分かりません。

投資信託の利回りの見方については別の記事でまとめています。よろしければご覧ください。

リタイアなどの計画に投資信託の分配金を見込んでいませんか?

今回何故、分配金のことを記事にしようと思ったかなんですが、私が参考にしようと見て回ったセミリタイア関連のブログに、分配金を見込んだ計画を立てているっぽい人が散見されたからなんです。

実際具体的な数字を書いてる人はほとんどいませんので、はっきりわからないのですが、文面から察するとという感じなんですけどね。

基本的に分配金利回りは本来の投資信託の実力とは全く関係ない数値です。十分ご注意を。

そもそも現在世界的に低金利です。その中で高利回りをうたう投資信託なんてそれなりにリスクが高いはずです(もしくは分配金利回りという話のすり替えをしてるか)。

世の中そんな美味しい話は転がってないわよ。

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