株の予想。あなたは長期派?それとも短期派?

投資全般

株でも為替でもそうなんですが、人によって当てやすいスパンというものが違ってくるように思います。一般的には長期投資が有利と言われていますがどうなんでしょうか?

株や為替は様々な事象を折り込んで変動していく

当たり前ですが株も為替も毎日変動しています。その変動の要因は様々で、後付けの解釈では色々言われていますが、「恐らくこの事象が一番大きく影響してるんじゃないかな?」というものがニュースなどでもっともらしい理由として取り上げられています。

例えば、今日(2019年6月14日)の日経平均は85円上昇したわけですが、主な上昇要因と下落要因は大まかにいうと以下のように思われます。

上昇要因

  • 米国の利下げ観測拡大(米国の雇用関連の指標が予想を下回った)
  • 米国株の上昇(利下げ観測、原油高による石油関連株上昇)

下落要因

  • イランの地政学リスク上昇
  • 原油高(日本の企業には基本的にマイナス影響)
  • 中国株安

結果として日本株は上昇したのですから、上昇要因の方がより強く作用したということなんでしょう。

予想が当たるとは?

例えば、今朝日本の市場が開く前に上記の材料だけで株価の予想をしたとします。「イランの地政学リスクが上昇して原油価格が上がれば、日本企業の収益は下押しされるから日本株は下落だ!」と予想したらその予想はどうだったんでしょうか?

今日一日の結果だけを見るとその予想は外れです。デイトレードをしていたなら後場にでも損切ということになります。

でも、このイランの地政学リスクの上昇とそれに伴う原油高は「まだ今後どうなるか分からないから十分に株価に折込まれていない」という可能性もあるんです。で、この先この問題がクローズアップされて、かつ特段他の上昇要因がなければ株価は下落する可能性もあります。そうすると上記の予想は当たりとなります。

人それぞれ得意な投資スパンを持っている

何が言いたいかというと、株価を上昇・下落させる要因というのは株価に折込まれるのに時間がかからないもの、かかるものがあるということです。で、その威力も様々です(最近だと米中問題なんかが威力が大きいのではないでしょうか?)。

で、株価を予想するとき、どのような事象に注目するかというのは人それぞれなんですよ。それが短期トレードに向いてるのか、中期か長期かという具合に。まぁ影響力の小さい事象に注目してしまうのはダメなんですけどね。

自分はこの問題に注目していて絶対に株価は上昇するとみているけど、全然予想が当たらないと思ってる方は自分の予想と自分の投資スパンが合ってないのかもしれません。

かくいう私もセミリタイアした直後、手っ取り早く利益を得たいからといってデイトレードをしていた時期がありました。でもどうにも当たらない。損切するとそのちょっと後に自分の予想通りになるなんてことが頻発しました。で、私が注目する事象って思ったより株価に折込まれるのに時間がかかるんだなと感じたんですね。それ以降は1週間~1,2カ月程度のスイングトレードに切り替えたんですが、若干ましになりました(大儲けとは言えませんが、負けにくくなりました)。

世の中にはFXとかで大儲けしてる人もいますが、FXなんかは典型的な短期型ですよね。きっと気になるニュースなんかも私とは大きく異なるんじゃないかと思います。

アナリストレポートなどの利用上の注意

そういえば、証券アナリストのレポートとか様々な株価を予想する媒体ってあるじゃないですか?あれにも同じことが言えます。それぞれちゃんと調べた上での予想なので根拠はしっかりあるんですが、それが「いつ株価に折込まれるか?」というのは予想されていないことが多いです。利用するのであれば短期的な目線なのか、中長期的な目線で書いてあるのかも含めて読み取らないとうまく利用することはできないと思います。

この話は「こうすれば勝てるようになりますよ」というものではありません。あくまで自分の体験からこんな考え方もあるんじゃないですか?というものを書いたにすぎません。ご参考程度に。なんかこのディスクレーマーっぽい書き方、金融関連で働いていた時をちょっと思い出してしまいました。コンプライアンスチェックをすることなく書いたものが世の中に出るってなんて素敵なんでしょうか(笑)

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