8月第4週の相場の振り返りと今後の予想

相場の振り返り

私の今後の投資方針を考える上でのまとめです。ご参考程度にご覧頂けたらと思います。現在の私の主な投資が日経225ですので日経平均を中心にまとめています(2019年8月24日時点)。

8月第4週の日経平均は292.10円(1.4%)上昇

8月19日~8月23日の日経平均は292円(1.4%)上昇しました。日々の値動きは前の週に比べると、小さくなっています。

株価の主な上昇要因
  • 米中通商協議の進展期待(ファーウェイ禁輸措置の一部猶予を90日延長)
  • 欧州の景気刺激策への期待
  • 米長期金利の下げ止まりで円高一服
株価の主な下落要因
  • イタリア政局混乱(コンテ首相の辞意表明)
  • 米中通商問題懸念拡大(トランプ大統領「中国と貿易で取引する用意は無い」、ポンぺオ国務長官「リスクのある中国企業はファーウェイだけではない」発言)
  • パウエルFRB議長の講演を控え、手控え

米国時間の金曜なので日本の相場には影響していませんが、トランプ大統領は「米国は中国を必要としていない」、「中国が無い方がましだ」と発言。金曜の米市場は米中問題悪化を懸念してダウ工業株指数は623ドル安と大暴落しています。

日経先物(CME)は日経平均終値比で576円安の20,135円で引けてるわよ。ドル/円も約1円も円高(105.41円)になっています。

今週は比較的大きなニュースのない週でした

今週は株式相場全体を大きく動かすようなニュースが少なく、手掛かり難から出来高も少ないといった相場でした。まさに相場格言の「閑散に売り無し」といった感じで、その結果株価が少し上昇したといったイメージです。

今週は米中問題関連のニュースは少なめ?

今週、少なくとも日本株に影響を与えた米中問題関連のニュースは少なめでした。週初に米国が「ファーウェイ禁輸措置の一部猶予を90日延長する」と発表し、米中問題が進展するとの期待が先行した位です。

ただし、上記にもある通り、週末に米中問題の悪化を懸念させるニュースが出てきています。主な内容は以下の通り。

  1. 中国が合計750億ドル相当の米国製品に追加関税を課すと発表
  2. それを受けてトランプ大統領が「米国は中国を必要としない、無い方がまし」とツイート
  3. トランプ大統領はその後「中国の関税については午後に対応する」とツイート

現時点(日本時間24日10:30)で対応策は発表されていません。

もう既に「いつものやり合いか」位にしか感じなくなってきてるのがちょっと怖いんですが、いつものプロレス臭がしますね。

ただ、プロレスと思いながらも、プロレスを通り越して本格的な経済戦争になってしまったら株価の大暴落につながるので軽視もできないという厄介な問題です。

日韓問題は株価に影響していない?

日本の輸出規制発表から険悪さに拍車がかかっている日韓関係ですが、基本的にどのニュースもこの問題が”日本”の株式相場に影響を与えているということは報じていません。

韓国の株式・通貨は大幅に下落しているわよ

実際、日韓の貿易のみを考えれば日本経済に与える影響は軽微なものなのでしょう。ただ、この問題は米中問題の代理戦争的なイメージがあります。

なので、こちらの関係悪化は米中問題の先行指標としてみると相場を見る上で参考になるかもしれないと私は見ております。

その他にくすぶってる問題を列挙してみました

来週以降も株式相場にとって一番の関心事は米中問題であるのに変わりはありません。ただ、それに関係・無関係に世界では懸念される案件が燻っています。

  • ドイツの経済減速
  • 中国の経済減速
  • 英国のハードブレグジットの可能性の高まり
  • 香港の緊張激化継続
  • イタリアの政権崩壊危機

どの問題も深刻化すれば世界の株式相場を下押しする材料となりそうですが、その割に日本を含め世界の株価はこういった材料をあまり折り込んでいないような動きとなっています。

逆に捉えれば、悪材料をあまり折り込んでいないのであれば、何かがあったら暴落する可能性があるという事でもあるということです。

上記の材料の内、先週も書いた通り、「香港問題」は9月初旬の「一帯一路サミット」までに鎮静化を図る必要があると思われることから、来週中に何か動きがある可能性があると見ています。

自分の投資戦略

自分の投資(振り返り)

私は今週の日本株相場(日経平均)を20,200円~21,000円のボックス相場と想定していました。そして、日経平均のPBRが1倍に近いことから急落リスクより、急騰リスクの方が大きいと判断し、ボックスレンジの下の方に来たら買う戦略を取るとしていました(上の方で空売りはしない)。

今週は日経平均のレンジが20,482円~20,731円と私が想定したレンジの上の方だけでの推移となりましたので、短期的な取引は一切行いませんでした。

月曜に買っていれば利益は出た計算になりますが、結果論ですね。

ちょっとレンジの上の方まで来ていたので、配当取り目的で買っていた現物株の一部は利益確定しちゃいました。

自分の投資(来週の予定)

来週も今週同様、日経平均は20,300円~21,000円のボックス相場を想定しようと思うのですが・・・

日経平均のBPSは現時点で20,300円まで上昇しています。

CMEを見ると、月曜日の日経平均は20,150円位からスタートする可能性が高く、いきなりPBR1倍を割り込む可能性が高くなっています。これをどう見るかが難しいですね。

楽観的に考えれば、米国での悪材料(米中問題)を折り込んで一時的にPBR1倍水準を下回るレベルまで売られただけで、逆に良い買い場になるという見方が出来ます。

悲観的に考えれば、米中問題が今回の件をきっかけに、今までのような状況を通り越して「本格的な経済戦争に突入する」と市場は考えたからPBR1倍を割り込んだと見ることもできます。

前者であれば、月曜日は安く寄り付いた後に急反発することも期待できますし、後者なら安く寄り付いた後ジリジリ下げていく可能性も見えてきます。

下げてしまうとファンダメンタルズ的な節目がなくなるので、テクニカル的な節目を参考にすることになります。その節目は20,000円、19,150円(昨年12月の安値)辺りになっちゃいますね。

私は基本的によっぽどの”異変”がないかぎり、日経平均のPRBが1倍を継続的に割り込むとは考えていないので、このまま20,150円辺りで寄り付くなら買い向かいたいと考えています。

まぁ今の時点では発表されていないトランプ大統領の対応策次第ですけどね。

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