【良い睡眠取れてますか?】ウォーターベッドと畳ベッドの使用感について

健康管理
スポンサーリンク

健康を考える上で睡眠は非常に重要です。皆さんは何で寝ていますか?ベッド?お布団?私は変わったものが好きなのでちょっとマイナーなベッドを利用してきました。今回はその使用感をご紹介いたします。

一風変わったベッドはいかが?

ベッドってまぁ値段はピンキリですけど、安くても廃棄や設置が大変だからあまり頻繁に買い換えるものではないですよね?

なので慎重に選ぶことになりますけど、ショウルームでちょっと寝っ転がっただけじゃ正直自分に合うか合わないかは分かりません。ショウルームが近くにあればまだいいですけど、最近じゃネットでサイズだけ見て買う人も多いんじゃないでしょうか。

私は直感を信じてネットで買っています。

で、買ってみたら「ちょっと合わないな」となっても後の祭りです。なので変わり種のベッドってなかなか手が出せないんじゃないかと思います。

ただ、私は変わったものが好きで、ちょっと変わったベッドを使ってきました。

興味があるけど手が出せないという方の参考になるかもしれませんので使用感などをレポートします(表現力が未熟でリアルに伝えることはできませんが)。

ウォーターベッドのメリット・デメリット、使用感など

ベッドに限らず、メリットしか無いものなんてありません。

両方をなるべく公平に書いていくわね。

どのようなものか?

ウォーターベッドってなんかお金持ちが使っているイメージがありますよね。実際ちょっとお値段はお高めです(有名ブランドの高級ベッドに比べればずっと安いですけどね)。

色々な方式のものがありますが、一番ウォーターベッドの醍醐味を味わえるのは水の入っているバッグが1つのもの(ワンバッグタイプ)です。

実際私が使っていたウォーターベッドの写真が一枚だけ残っていたので載せておきます。この手前に見える緑色のビニールっぽいものが水の入っているバッグです。これが一つの塊になっているのがワンバッグタイプです。このベッドはセミダブルですが、入っている水の量は大体500ℓ(500㎏)です。

ちなみに製品によって少し違うのかもしれませんが、水の入っているバッグの厚みは20cm程です。それが木の枠にすっぽり収まっている感じになっています。20cmしかないので起き上がったり、横向きになったりすると体重が集中する部分は底の板についたりします(水がパツンパツンに入っているわけではない)。

木の枠には同じ形をしたビニール製の枠がはめ込まれていて、万が一ウォーターバッグが破れて水が漏れても木の枠の外に水が出ていくことはありません。

そもそもウォーターバッグは結構ごついラバー製なので、刃物でも突き立てなければまず破けないわよ。

私は15年使いましたが水漏れは一カ所もありませんでした(いま改めて調べたら寿命は7~8年とのこと)。

ウォーターバッグの上には水の感覚を味わうために、シーツ(よりはちょっと厚め)1枚のみを敷いて使います(ウォーターバッグの横に押し込む部分にラバー製のツブツブが付いていてズレません)。

また、ウォーターバッグ(の下のビニール枠)の下には板状のヒーターが敷いてあります。これで冬場は水を温めます(要電源)。

ウォーターベッドのメリット

最高に幸せな気分を味わえる「冬場の温かさ」

私が感じたウォーターベッドの最大のメリットは、冬場の温かさです。

温度は調節できるのですが26℃辺りにしておくといつでも布団はポカポカしています。やわらかい巨大な湯たんぽの上で寝てるような感覚でしょうか。これは気持ちよかったです。

夏場は冷却できないのでヒーターをoffにします。ちょっとだけひんやりして夏場も気持ち良いです。

少しコツがいりますが、熟睡できます

寝心地はとにかく柔らかいです。

使い始めたときは普通のベッドからの買い替えだったために柔らかすぎるのが違和感でしたが、すぐ慣れました。ベッドに自分がそのまま半分位沈み込むので、周りから包まれているような感覚になります。快適な姿勢を作るのにちょっとコツがありますが、慣れるととても気持ちが良いです。

ちなみに沈み込んでいるので寝返りを打つのにとても力が要ります。仰向けに寝たら基本的に朝まで同じ格好で寝ることになります(夜中に目が覚めることがあまりなかったです)。

「寝返りを打たない」=「熟睡できる」というのはウォーターベッドメーカーの売り文句よね。

その他のメリット

あと普通のベッドと違って寝心地が経年劣化しないというのもメリットでしょうか(スプリングなんかは入っていませんから)。

また、ベッド本体はラバーの塊なので、ダニの心配はありません。

ウォーターベッドのデメリット

一度設置したら容易には動かせない

上でも書きましたが、ウォーターベッドは重いです。

設置は自分ではできず専門業者に頼むのですが、一度設置したら動かせません(設置する時結構くどい位「ここで良いですね?」と確認されました)。

ちなみに私は15年間使ってその位置は全く動かさなかったのですが、廃棄するときに見たらフローリングが少し凹んでました。それほど重いのでマンションなら設置はたぶん大丈夫ですが、木造住宅は厳しいと思います(賃貸の場合は家主に相談した方が良いと思います)。

私は廃棄は自分でやりました。ウォーターバッグを持ち上げられる位まで水が捨てられれば何とでもなります。私はベランダにホースを使って水を流して、軽くなったバッグをベランダでカッターを使ってバラバラに切り裂き、ごみ袋に突っ込んで捨てました(フレームは粗大ごみ)。

枕を高くして寝るのが好きな人は向かないかも?

上の方で快適な姿勢を作るにはコツがいると書きましたが、ポイントは枕ですね。枕が高いとその分腰が深く沈むので、腰が曲がった姿勢で寝ることになります。そうすると腰が痛くなるんですよね。

ウォーターベッドを使っていた唯一の知人はこれでウォーターベッドを使うのを止めたと言っていました(枕を高くして寝るのが好きな人には向かないかもしれませんね)。

維持費はお高め

メリットで温かいと書きましたが、そのせいで電気代が結構かかります

なにせ風呂桶一杯の水を電気で24時間温めてますからね。周りが布団なので保温されているとはいえ、冬場は電気代がかかりました(たぶんウォーターベッドのせいだと思うのですが、私の家は夏より冬の方が電気代が高かったです)。

私はセミリタイア生活に入るにあたって、生活コストを下げるためにウォーターベッドを破棄しました。その他の要因が入るのでウォーターベッドだけのせいとは言えませんが、夏より冬の方が電気代は5,000円程高かったです。

また、それほど大変じゃないのですがメンテナンスに手間がかかります。手間といっても年に1回専用の防腐剤を入れたり、たまに専用のスプレーでウォーターバッグの表面を拭いたりする位ですね。

パシャパシャと水の音がする

ウォーターベッドはその構造上、バッグの中から空気を完全に抜くことが出来ません(最初の頃は結構頑張ったんですが、最終的に不可能と理解しました)。

なので寝返りを打ったりするとパシャパシャ水の音がします。これがちょっと耳障りかもしれません。

ただ、メリットの所で書いた通り、寝方のコツをつかむと寝返りを打つことはほとんどなくなりますので次第に気にならなくはなると思います。

注意!
注意!

ウォーターベッドは局所的に体重を掛けると一番下の木の板までついてしまうので夜の営みなどには向いていないと思います(私は試してませんが)

畳ベッドのメリット・デメリット、使用感など

どのようなものか?

畳ベッドって聞いたことありますか?結構マイナーなものだと思います。構造は単純で、木でできた箱の上に畳が乗っかっているというものです。私が現在使っているものは写真の通り、跳ね上げ式になっていて中が収納になっています(かなり大きなスペースがあります)。

ベッドといっても表面は畳ですから、その上に敷き布団を敷いて寝ます(敷き布団の下にマットレスなどを入れることにより寝心地は多少調節は可能)。寝心地では上で紹介したウォーターベッドとは対極にいると思います(固いです)。

畳は安価な中国産のものが多いですね。私はオプションで国産が用意されているメーカーのものを選びました。 実際使っていないので分かりませんが、ネットで検索すると香りが違うとか出てきますし、高くても国産が良さそうです。

畳ベッドのメリット

畳の香りが良い

歳を取ったからでしょうか?畳の香りがとても心地良いです。

私は子供の頃から特に畳のある家で過ごした記憶は無いのですが、無性に畳の上で寝たくなったのがこれを買った理由なんです。

日本人は畳の香りが恋しくなるようにDNAにプログラミングされているのでしょうか?

また、私はセミリタイア生活をしているため、布団を頻繁に干すことが出来ます。なので「畳の香り」+「干したての布団の匂い」に包まれて寝れるというのが最高に気持ち良いです(前の家は日当たりが悪く、15年間一度も布団を干せなかったので余計にそう思えます)。

実はこの記事を書くきっかけは、今日久しぶりに晴れ間が出て、布団が干せたからなのよ。

大きな収納スペースができる

多少商品によって差はあるでしょうが、基本的な構造は大きな箱の上に畳が乗っているというものですから、その箱部分は収納スペースとなります。

私が使っているものは跳ね上げ式ですが、引き出しのようになっているものもありますね。どちらにしてもかなり大きな収納スペースが出来ることになります。

寝心地はかなり「固め」

寝心地はウォーターベッドからの買い替えですから固くて面喰いましたね。想像以上でした。

ただ、固いのが心地良いって感覚分かりますかね?例えば夏の寝苦しい夜に目が覚めたとき、フローリングに直に寝転がったりしませんか?私にとって畳ベッドはそんな感覚です。

なので冬場より夏場の寝心地が良い感じですね(この辺もウォーターベッドと正反対です)。

まぁ寝心地に関しては誰でも旅行なんかで畳の上に寝たことはあると思うので、多くを語る必要はないでしょう。

人によってはデメリットでもありますね。

畳ベッドのデメリット

畳ベッドは箱の上に畳を置いただけの構造ですので、デメリットは畳と同じです。

湿気を吸いやすいので定期的に風を通す必要があります(布団を敷きっぱなしにしない)。湿気を吸わせて放置するとダニが湧くことがあるそうです。

当然のことながら一長一短ありますね

いかがでしたでしょうか?これがちょっと変わった2つのベッドを使ってみた感想です。

完全にその人の好みによると思いますが、結構正反対の性格を持った2つのベッド。どっちか使ってみたいと思いましたか?それとも普通のやつが良いでしょうか?

1日の中でも結構な時間を過ごす場所でもありますし、疲れを取るためのものでもありますから、より良いものを見つけられると良いですね

私は今の所、若干の寝心地を犠牲にしても、香りでの癒しを優先しているというイメージです(ランニングコストもですが)。

★★★最後まで読んで頂き、ありがとうございます。★★★

この記事が「面白い」、「役に立った」と思って頂けた方はブログランキングに投票していただけると励みになります。

投票は下にあるバナーを押すだけです(それぞれ「にほんブログ村」、「人気ブログランキング」のいいね!ボタンのようなものになります)。

健康管理
スポンサーリンク

コメント