先日実家の近くにあるお寺に行ってみたら散歩コースとして悪くないと感じたので、今後ちょくちょく神社・仏閣を巡ってみようかと思っています。一応第2回目ということになりますが、今回は「西新井大師」に行ってきました。
西新井大師について
西新井大師は通称で、正式な寺名は五智山遍照院總持寺(ごちさんへんじょういんそうじじ)というようです(所在地は東京都足立区)。
宗派は「真言宗豊山派」で総本山は奈良県桜井市の長谷寺。大本山が東京都文京区の護国寺です。
空海(弘法大師)が西暦826年に十一面観音を彫り、それを本尊として寺院を建立したことに始まるとされいます。
「西新井」の由来は弘法大師によってもたらされたとされる(新しい)井戸が本堂の西側にあることに拠るようです。
無知を晒すようで恥ずかしいんですが、「大師」って弘法大師の事だったんですね。知りませんでした。
関東厄除け3大師の内の一つね。他の2つは「川崎大師」と「 観福寺大師堂」ね。
行き方
私は散歩も兼ねて東武スカイツリーラインの西新井駅から徒歩で行きました。経路は地図に示してありますが、西新井駅(西口)から環七通りに出てそのまま西に向かいます。
そのまま10分程歩くと「西新井大師参道」という交差点がありますから、そこを右に曲がると、こんな感じの所に出ます。
写真では見ずらいかもしれませんが、この交差点を曲がったところから西新井大師の山門が見えますので曲がる場所を間違えることは無いと思います。
山門まで商店街?土産物屋さん?のようなお店が並んでいました。流行りのタピオカミルクティまで売ってましたよ。
この写真の最初の十字路を右に行くとすぐに「大師前」駅よ。徒歩なら3分くらいかしら?
西新井大師を散策!
ちなみに、西新井大師のHPにて「写真は護摩祈願等の法要の最中でなければ撮影は大丈夫です」とありましたので撮影してきました(本堂ではちょうど法要の最中でしたので本堂の中は撮影せず)。
山門
ちょっと大胆なカメラアングル!
というか、山門の目の前に車が止まっていて車をフレームから外そうとしたらこんなアングルになってしまいました。
何故車が止まっていたかというと・・・
山門~本堂
お祭り準備中でした。
事前にお祭りなんかに被らないよう調べたはずなんですが、見逃してしまったようです。
この山門から本堂に至るまでの道の両サイドには「六角観音堂」とか「大日如来像」なんかの見どころもあったのですが、近寄ることすらできませんでした。ちょっと残念です。
と、いうより、趣が・・・
本堂
本堂にも盆踊りの櫓から提灯が(笑)
この本堂は火災により焼失したものを昭和46年に再建したものなので「歴史を感じさせる」という感じではなかったです。
本堂に向かって左手
池がありました。
私の中で散歩といえば水辺なので、丁度いい感じです。
弘法大師立像
西新井「大師」が弘法「大師」と知ったからには押さえておかないといけませんね。
池のほとりに佇んでおられます。
池の奥には滝もあります
今日も暑かったですから水が流れる音は涼しげでとても良いですね~
この池から更に本堂の裏側に回っていけます。
本堂裏手(権現堂)
これまた知りませんでした。
「権現様」とは、神仏習合の思想から生まれた「神様と仏様が結び付けられたもの」なんですね。
本堂裏手(奥の院)
高野山の奥の院を関東に奉迎してここにまつってあるもののようです。
これまた知りませんでしたが、高野山は弘法大師が修禅の道場として開創した真言密教の聖地なので、西新井大師とも密接な関係があるんですね。
山門から本堂までがそのお寺のメインだと思ってましたが、西新井大師は本堂裏手の方が静寂な空間が広がっていて、「お寺!」という雰囲気がありました。
まぁ表はお祭りの準備で騒がしかったしね。
行ってみた感想
厄除け大師としてかなり有名な所ですし、専用の電車まで引かれているのでかなり大きなお寺だと思っていましたが、それ程大きなお寺ではないですね。
色々みて、写真を取りながらでも、一周するのに30分はかからないかな?
山門から本堂辺りも見て回ればもう少しかかるかもしれないわ。
ただ、今日も感じましたよ。お寺特有の静寂感。
最初はお祭り準備であわただしい感じを受けていたんですが、本堂裏手を見て回る頃には周りに人もおらず、静かで涼しげな雰囲気がありました。
前回の本門寺の時にも書きましたが、実際は暑いんですよ。でも、何故か涼しく感じるんです。この不思議な感覚が病みつきになりそうです。
神社仏閣巡りについてはカテゴリー(神社仏閣巡り、散歩)を作ってまとめています。よろしければ他の記事もご覧ください。
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