【独学ピアノ】新しい趣味始動!

趣味
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前々からやってみたいと思っていたピアノに挑戦することにしました。以前ギターに挑戦した時はあっさり挫折してしまったので最初の一歩を踏み出すのには時間がかかりましたが、3週間ほどでうっすらと光明が見えてきた感じです。

今度は続けられるか!?ピアノに挑戦

このブログにも度々書いていますが、私は筋トレなど体を動かす趣味はあります。

でも、頭を使う方の趣味は無いのよね・・・

必要に迫られて!? 新しい趣味の模索

あれっ?ないっ!

スポーツクラブに到着して着替えようとしたらタオルを持ってくるのを忘れていました。その他にも水泳用具をまるっと忘れていたり、はたまたトレーニング用のシャツやパンツを忘れた日があったり・・・

スポーツクラブ再開後しばらくの間はこんなことが頻発しました。

以前から食材の買い物に行っても必要なものを買い忘れることが結構な頻度であったりして「歳のせいかな~」なんて思うことが増えていたのですが、よくよく考えると私はまだ五十代前半。

世間一般的にはボケてくるような歳では無いはずです。

・・・となると他に原因があるのかも???

と考えると思い当たることがあります。

普段の生活で全く頭を使ってませんね・・・

セミリタイア生活の闇の部分よね。

ボケ防止には何が良い?

ネットで「認知症 予防」等といったキーワードで検索をかけると大体こんな感じの回答が出てきます。

  1. 食事
  2. 運動
  3. 睡眠
  4. 頭や指先を使う

1~3については「健康」全般にいえることですね。

そして4につては所謂「脳トレ」というものでしょうか。まぁ筋肉を筆頭に体というものは使わない部分から衰えていってしまいます。脳も同様ということなのでしょう。

頭だけではなく「指先」まで含まれているのは指先には神経が集中していて、指先を動かすという事が脳をかなり刺激するからという事のようです。

そういえば昔からパチンコがボケ防止に良いなんてことを言いますよね(今は玉を一切触ることが無い機械も増えているようですが・・・)。

筋トレをしてると食事、運動、睡眠には気を遣うようになるのでこの辺は元々ばっちりです。

でも頭と指先はほとんど使ってないわね。

前々から興味があった趣味・・・ピアノ

指先や脳を使うこと・・・毎日継続的にそれをするとなれば、そういった趣味を持つという事が近道になりそうです。

実はこんなことを考えながら頭の片隅にはある「趣味」がずっと燻ぶっていました。

「脳トレ」云々は逆にその「趣味」を始動するに当たっての理由付けだったのかもしれません。

その趣味とは「ピアノ」です。

前から弾いてみたかったんですよね~

ピアノとか弾けるのかっこよくないですか?

ちなみにこれまでピアノを習ったことも、弾いたことも全くありません・・・というか音楽とは全く無縁でした。

<ブログは?>

色々考えたことを整理して文章にする・・・これって結構頭を使います。文章にする際はそれをタイピングするので指先も使います。なので「ブログを書く」という趣味も「脳トレ」として十分成立しそうです・・・

しかし私の場合「毎日する」趣味としてブログはきついんですよね。

世の中には毎日色々なことを書いている人もいます。正直感心しますが、私にはとてもマネできません。やはり日記と違って人に見せるのが前提の文章って難しいですよね。何がしかの為になったり、面白かったりといったネタがそもそもこの変化の少ないセミリタイア生活では少なすぎるんです。

新しい趣味はいいけれど・・・

ピアノを始めてみたいけど・・・続けられるのかな?

正直相当難しそうだけど・・・

「ピアノを始めてみようっ!」と思うことはこれまでも何度かありました。

でもなかなか始められません。何と言っても難しそうですし、難しくて挫折すればすぐ止めてしまいそうでもあります。

そしてそう思うのに十分な「実績」もあったりします。

というのも、10年くらい前に何となく「ギター」を弾いてみたいと思ってチャレンジしたことがありました。働いていた時期でもあり、毎日練習することが出来なかったというのが一つの原因ではあるものの、全く上達せず飽きて止めてしまいました。

実際歳を取ってから独学で楽器をマスターするなんてことが出来るんだろうか?

この疑問を払しょくするだけの材料を集めるのに1カ月ほど時間をかけました。

ピアノを始める際の問題点① 置き場

ピアノを「続けられる」のか?という問題を解決する前に、ピアノを「始められる」のか?をまずは考えなければなりません。

具体的には部屋の何処に置くかを考える必要があります。

当然想定はアコースティックピアノではなく、電子ピアノです。

電子ピアノの方がコンパクトとはいえ、鍵盤が88ある電子ピアノは結構大きいです。製品によって多少違いますが横幅は大体1.3m位あります。

一人暮らしで結構物が少ない自分の部屋でもこの家具をこう移動したらこの辺にスペースが出来るかな?みたいなことをあれこれ考えましたが意外に難しいものでした。

最終的には無理くりスペースを作ることに成功しました。

実は無理がたたって「理想」とされるポジションを取ることが今は難しいんだけどね。

ピアノを始める際の問題点② 音

ピアノを弾けば「音」が出ます。しかも下手くそが弾けば「騒音」が出ることになります。

私が聞かされる立場であれば(程度にもよりますが)きっとクレームを入れるに違いありません。そんなものを自分が出すわけにはいきません。

・・・と思ったらこの辺は全く心配いりませんでした。電子ピアノはイヤホンを使えば外部に音は出ない仕様のようです。

流石に鍵盤をたたく音でクレームはこないわよね。

そういえば外部に音を全く出さずに練習できる楽器って珍しいよね?

ピアノを始める際の問題点③ 歳を取ってから始めても弾けるようになる?

上の二つに比べると遥かに大きい問題点です。しかも簡単に答えは見つかりません。

ネット検索すると歳を取ってから独学で始めても十分弾けるようになるとあります(当然プロレベルではなくあくまでも楽しく弾けるようになるってイメージみたいです)。

とはいえ、ギターの件もありますからそんなフワッとした記載を安易に飲み込む訳にもいきません。

もっと具体的に弾けるようになるイメージができないとやはり踏み切れません。

ギターと大きく異なる点・・・電子ピアノはPC等と連携が出来る

電子ピアノはUSBケーブル等でPCやタブレット、スマホと接続することが出来ます(機種によっては無線接続も出来ます)。

そしてPCやタブレット上でピアノ練習アプリを動かし、それと連動して練習することが出来るようです。

具体的にはこんなやつで、画面上に次に弾く音階が降ってきて、それにタイミングを合わせて鍵盤を弾くという感じのやつです。アプリによってはちゃんと弾けたかを採点してくれる機能もあったりします。

何となくゲーム感覚でやれそうな気がする・・・

お手本動画か楽譜を見ながら練習するしかないギターとはこの辺が大きく違うわね。

パソコンのキーボードも最初はブラインドタッチなんかできなかった・・・

後々大きな間違いだと判明することではありますが、ピアノを始めるに際して自分に言い聞かせたことの一つです。

学生の時、初めてPCを触った時はキーボードを右手の人差し指のみで押してました。その後にタイピングアプリ(最近見ませんが、昔はいろんなのがありましたよね)で遊んでるうちにタイピングは全く苦にならなくなりました(というかかなり早くなりました)。

普段ブラインドタッチしてるキーボードの数はピアノの88鍵に比べるといくらか少ないかもしれませんが、同じようなもんでしょ?

・・・という安易な考えもあったりしました。

実際車の運転だってATしか乗らない人にとってはかなり難しいとされるMT車の運転を楽にこなせてるし、やってれば出来るようになるんじゃない?って事例は沢山あったりします。

ある意味真理なのかもしれないけど乗り越える山は沢山ありそうよね。

ピアノ始めてみました

なんだかんだでピアノやってみようかな?と今回思いついてから実行に移すまでは上記のようなことを1カ月位考えてました。

一番時間がかかったのがピアノ練習アプリの調査ね。具体的にこれならやれそうかな?みたいなものを見つけるのに時間がかかりました(Youtubeなんかだと弾ける人が評価してるからピントがズレてるのよね)。

電子ピアノを購入

という訳で最終的に電子ピアノを購入しました(サイズは承知していたものの、やはり実物は大きい)。

手持ちのタブレットが古くてアプリが動かなかったのでタブレットも新調しました。

何からすればいいの?

Youtubeで「ピアノ 独学」辺りのキーワードで検索すると山のように動画がヒットします。

最初にやるべき練習なんかも色々出てくるのですが、やはり動画のアップ主は音大とかを出た人が多く、どうしても「ホントに上手くなるための基礎」みたいなものに重点を置きがちです。

いくつかやってはみたモノの・・・つまらないんですよね(重要なことなのでしょうが)。

こんなのを続けてたらすぐ飽きてしまいそう・・・ということで最初からアプリを使って実際の曲を弾いてみることにしました。

アプリは「CASIO MUSIC SPACE」という無料のものをチョイス(これを使うために電子ピアノはカシオのものにしました)。 

どの指で弾けばいいの?

最初にやってきた壁は「指使い」(運指というそうです)でした。

私は単純にPCのキーボードがブラインドでタイピングできるなら・・・なんて安易なことを考えていましたが、PCのキーボードは縦に4段あって左右にはそれほど広くありません。なので手をホームポジションに置いたらそこから手そのものはほぼ動かさずに指だけを動かすことになります。具体的にはどのキーはどの指で押すかという事が決まっています。

対してピアノの鍵盤は横に長い訳です。なのでどの鍵盤はどの指で弾くかを固定することは不可能です。曲によって、その曲の中でも「ド」を弾くのはあるときは「親指」であり、「人差し指」であり、「小指」であったりもするのです(前後に弾く音で変わってくる)。

じゃあこの曲はどの指で弾けばいいの?

となってしまう訳です(かなりゆっくりな曲であれば適当でもなんとかなるのですが、早くなってくると効率的な指使いが必要になってきます)。

使い始めたアプリ「CASIO MUSIC SPACE」は一部の曲でその指の指示が出てきます。

画面の端に手の絵が出てきて、該当する指の色が変わるって感じね(ただこれは直感的にはかなり分かりにくい)。

左右同時の壁

恐らく誰しもがぶつかる最初にして最大の壁なんだと思いますが、ピアノは右手と左手を「同時」に使います。

しかも左右で同じテンポを刻むだけではなく違ったりもします。これがどうしても出来ないんです。

初心者用の曲であれば基本的に右手も左手も同時に弾くのは1音づつだったりします(上の画像は適当なものを引っ張ってきたので複数の音を同時に弾く曲になっています)。

集中すれば右手だけ、左手だけであれば難なく弾くことが出来るのですが・・・

しかし同時となると全くダメです。右手に集中すれば左手がダメに、その逆もしかりです。

1週間ほど続けてみましたが全く弾けるようになる気がしません。

ゲームのように画面上に降ってきた音の部分を弾くだけでは限界があるような気がしてきました(単なる反射神経の訓練みたいです)。

ちなみにこの時は弾きながら「ドレミ」といった音階は頭の中に全くありませんでした。

使用アプリを変更

1週間ほどピアノをいじってみて強く感じたのは「このままゲーム感覚でやっていても進歩しなさそう」ということでした。今のままでは単なる反射神経のトレーニングに終わってしまいそうだという感じですね。

少なくとも今弾いてる音階を理解しながら引いたほうが良さそうな気がしてきました。

88鍵あるとはいえ「ド~シ」の塊が7個あるだけです。音階が頭の中にあればそれに該当する鍵盤を反射的に見つけて弾くのはそれほど難しくは無いはずです。

となると楽譜が出てこない今のアプリより他の物を使った方が良いかな?という考えに至りました。

で選んだのが有料ですがFlowkeyというアプリです(下調べで候補になっていたけど有料だったので後回しにしていた)。

このアプリの特徴は弾いている実写があるという点(指使いが分かる)と「待機モード」と言われる練習モードがある点です。

これまで使っていたアプリはスタートさせると問答無用で曲が流れていき、途中で間違えようが最後まで曲は流れていってしまいます。ところがFlowkeyの「待機モード」は間違えるとそこで曲がいったん止まり、正解の鍵盤を弾かない限り先に進まなくなります(実写の手も止まります)。

初心者ですから当然ミスは多いのですが、曲が流れてしまうと「ミスをした」ことは覚えていても、何処で何を間違えたかは分からなくなってしまうものです。

また楽譜があるので次に弾くべき音階が分かりやすくもあります。

楽譜はどの位置にオタマジャクシがいればどの音階かというのを直感で分かるようになるまでアプリで訓練しました(「音符カード アプリ」などで検索すると出てきます)。

2、3日で簡単な曲の右手部分だけなら楽譜を見ながら弾くことが出来るようになりました(現時点ではまだ「ヘ音記号」の方はパッと見て瞬時に音階が分かりません)。

ようやく一曲制覇!

私が現時点で利用しているピアノアプリ「Flowkey」に収められてる曲は同じ曲でも「初心者」、「中級者」、「上級者」、「プロ」と別れているものがあります。

「初心者」の場合、その曲の簡単な部分が切り出されていたり、同時に弾く音階が少なくなるようにアレンジされていたりします。

で、最初に取り組んだのが「カノン」でした。

「初心者」向けだと曲の冒頭20小節分くらいで、右手、左手共に同時に弾くのは1音階にアレンジされています(右手、左手は同時に弾くので2音階は同時に弾くことになります)。

これを「待機モード」で弾くこと約2週間(ピアノ購入からは3週間ほど)、ついに右手、左手合わせて弾けるようになりました。

始めた頃は「左右同時なんて絶対無理っ!」と感じていたのに、何となくできるようになるのですから不思議なものです。

取り敢えずしばらくは続けられそうです(今後はしばらく大きな進歩は無いでしょうから続きは結構後で書くことになりそうです)。

★★★最後まで読んで頂き、ありがとうございます。★★★

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