いつ頃からセミリタイアを意識していたのか?

セミリタイア生活

以前に私がセミリタイアした理由について書きました。今回はいつ頃からセミリタイアを意識していたのかについて書いてみたいと思います。

いつ頃からセミリタイアを意識していたのか?

私の場合、結構若い時に「終身雇用制度って崩壊してるんだな」と認識したときに何となくセミリタイアを意識し始めたんだと思います。

改めて考えると、終身雇用制度がなくなりつつある今、何歳を定年とするかは自分で決めることになったということを何となく感じたんだと思います。私の場合、最終的に自分が決めた定年が40後半だったということで、一般に言われている定年の65歳より早かったからセミリタイア(アーリーリタイア)ということになったのでしょう。

最近セミリタイアを目指す人が多い(昔はあまりいなかったと思います)のは、更に終身雇用制度が崩壊しつつあることの現れなのではないかと私は感じています。

今セミリタイアを目指している方は、「自分は何歳で定年を迎えるべきか?」という風に考えると視点が変わって新しい発見があるかもしれません。

仕事へのスタンスの移り変わりの中でセミリタイアを意識し始めた

新卒時点では全く考えていませんでした

そもそも私は新卒で就職したときから、”仕事”は生活するための手段であって目的ではないと考えていました。要するにお金を得る(生活する)ために仕事をするのであって、仕事を生きがいにするような人生を送るつもりはありませんでした。

こういう考え方ってそれほど珍しいものではないですよね?何となくそれまで生きてきて形成された価値観で、誰かに感化されたという記憶はありません。

しいて言うなら故大橋巨泉氏がテレビでそんなことを言っていたような気がしますね。

あの人は仕事も楽しんでたように見えますけどね

新卒の時からこのような考え方だったのですが、ではその頃からアーリーリタイアを目指していたかというとそんなことは全くありません。「普通に結婚して家庭を持って定年まで働くという一般的な人生を自分も送るのだろう」というくらいのぼやっとしたイメージを持っていました。

そもそもその頃は終身雇用制度という概念がまだ明確に残っていました。

正直、新卒で入った会社(最初の会社は金融業ではありません)ではこんな考えでしたし、今振り返るとかなり甘ったれた勤務姿勢でしたね。上司から「やれやれ最近の若者は・・・」なんて言われていたのかもしれません。

終身雇用制度の崩壊が始まる

そういった考え方が「甘い」と自覚したのはその会社の経営危機がきっかけでした。私が入社したのはバブル経済が崩壊したちょっと後でしたので、入社した時から会社の業績は急降下していました。

そもそも入社1年目とかって会社の業績が良いのか悪いのかすら意識してませんよね?

入社2年目では人員削減(リストラ)が実施されました。その時は50歳以上の社員が対象でしたが、当時転職なんてそれほどする人もおらず、かつ50歳以上で会社を辞めたら雇ってくれるところなんてほとんどなかったのではないかと思います。

その時辞めた(辞めさせられた)人達が送別会(飲み会)で入社2年目の私に愚痴をこぼして去っていったのが非常に印象的でした

こんなに会社に尽くしたのに最後はこれだよ。お前も気を付けろよ!

この件で、「なんとなくこの会社で定年まで働く」というイメージは無くなりました。入りさえしてしまえば後は何とでもなる。会社は親のように自分を育て、養ってくれるという甘い考えが完全になくなった時でもあります。

これ、今では当たり前だって聞こえてきそうですけど、昔はこんな考え方の人って多かったんですよ。

仕事へのスタンスの変化、セミリタイア意識の芽生え

こんな状況でしたから、自分の会社の業績が気になるようになり、株価が気になるようになりました。そして株価を見ている内に同業他社の動向を見るようになり、他の業界も気にするようになりました(この頃株の取り引きを始めました。ちなみにネット証券なんかない時代です)。

そうこうする内に、「そもそもリストラなんかされない業績の安定した会社、もしくはこれから伸びそうな会社に転職しよう。できれば武器を身に着けられるような職種が良い」などと考えるようになりました。

この辺り、若かったからかいつの間にか仕事へのスタンスがかなり積極的になってきています。

入社4年目。ついに待っていたものが到来しました。「早期退職制度の適用年次を入社2年目以降に拡大する」というアナウンス(それまでにリストラ対象は40台まで順次低下していた)。

私は理系(推薦)就職だったので、すぐに会社を自己都合で辞めると大学の後輩に迷惑がかかると思って転職できずにいました。

この辺りで自分の他業種分析も多少進み、証券会社で株の分析をする仕事につきたいと考えるようになっていました(株の分析のプロになれば、職を失ってもそれで食っていけると考えていました)。

ここで明確にセミリタイア(アーリーリタイア)を意識しました。最初は自分もリストラされるかもという考えから始まっています。

終身雇用制度の崩壊が会社への依存体質を変えたということ

こうしていつまでも会社に守ってもらえるという考えが打ち砕かれ、自分で生きる術を持たなければいけないという危機意識が生まれたことによって、会社への依存度が低下しました。そしてそれがセミリタイア意識を生んだという感じでした。

意識が生まれただけではセミリタイアは実行できませんが・・・

ただ、意識が生まれただけではセミリタイアは実行できません。私の場合、その後証券会社へ転職し、たまたま仕事が面白くなって仕事に没頭することができました(業界内で何回か転職もしました)。そんなこんなで、お金が貯まったことからセミリタイアが可能となりました(その辺りは機会があれば別の所で書くことにします)。

セミリタイアした理由なんかは別の記事( 「セミリタイアした理由」 )で書いていますのでそちらもご覧ください。

今後セミリタイア希望の人はさらに増えるんでしょうね

ちょっと前にトヨタの社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と発言して物議をかもしました。これ、あえてメディアで発表したということは、今後法改正なんかで「今より正社員の首切りがしやすくなる」ということを言いたかったのではないかと思います。

なので、今後は更に雇用制度は流動的になっていき、危機意識を持った人が増えていくと思います。そうなれば私と同じように早めに定年を自主的に迎える人も増えていくのかな?と考えています。

そういう人向けに今後も情報発信できれば良いな~ということで今回は〆ておきます。

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