セミリタイア生活と節約(ロボット掃除機編)

セミリタイア生活
スポンサーリンク

既にメジャーになっていると思いますが、皆さんはロボット掃除機って使っていますか?私は新しい物好きということもあり、10年以上前に購入しました。このロボット掃除機、私が買った電化製品の中で最も買ってよかったと思っているものです。ただ、今でもちょっと高いものですからなるべく長持ちさせたいところです。

ロボット掃除機は便利だし、コストパフォーマンスが良い

私は10年以上前にロボット掃除機を購入したのですが、これまで買ったどの家電より買ってよかったと思っています。

とにかく便利です。そして本体価格は高いですがコストパフォーマンスは良いですし、バッテリーや部品を交換することで寿命を延ばすことが出来ます。

なのでちょっと手を入れるだけで買い替えコストを節約することもできます。

今回はたまたまバッテリーを交換したのでそれに合わせて記事にしてみました。

ロボット掃除機を導入することのメリット、デメリット

ロボット掃除機は私にとって非常に便利な家電です。ただ使用環境によっては不便な所もあると思いますので導入のメリット・デメリットについて書いていおこうと思います。

ロボット掃除機のメリット

外出中に勝手に掃除してくれる

なんといっても最大のメリットは「勝手に掃除してくれる」ですよね。

外出する直前にボタンを押してやれば、帰ってくる頃には掃除が終わっています。ルンバだと製品のグレードにもよりますが、プログラムしてやれば毎日〇時から掃除開始という感じで、ボタンすら押さずに掃除が完了されるものもあります。

家具を動かさずにその下を掃除できる

ロボット掃除機は自走して掃除してくれるので、ソファーやベッドの下など、普段掃除しないような所も掃除してくれます。

ソファーの下を掃除するルンバ

ただし、当然ですがロボット掃除機本体の大きさより狭い所には入っていけませんので、足の間隔が短かったり、床との隙間が狭い所の掃除は出来ません。

ちなみにルンバの場合、横幅は34cm、高さは8cm程です(もしかしたらモデルで異なるかもしれませんのでご購入の際は製品情報をご確認ください)。

こういう所も掃除しておかないと、部屋に風を通した時にほこりの塊がコロコロ転がってきたりするのよね。

かなり綺麗になる

私が10年以上前にロボット掃除機を購入したときは、あくまでも補助的な役割で、やはり週末には普通の掃除機での掃除は必須だと思っていました。

でも、この認識は誤りで、床に関しては髪の毛や埃も含め、気になる汚れが残っているようなことはありませんでした。

ロボット掃除機の構造上、部屋の角の2cm程度の部分は綺麗になりません。

毎日掃除できる

働いていても、私のようにセミリタイア生活を送っていても、毎日掃除をするのはとても面倒くさいものです。でも、ロボット掃除機なら毎日掃除することが可能です。

毎日掃除させてるから綺麗になるのかもしれませんね。

ロボット掃除機のデメリット

値段がお高め

一番有名なルンバだと、一番安いグレードで3万円程度、高いものだと10万円オーバーと、普通の掃除機に比べるとやはり割高ですよね。

最近は他のメーカーも参入しているのでもっと安いものもありますが、交換部品の事なんかも考えると一番売れているものを選ぶのが良いのではないかと思います。

後で書きますが、バッテリーなど交換部品は製品本体がメジャーな方が色々なメーカーが作りますから安くなります。

結構うるさい

ルンバは米国製だからでしょうか?掃除している時の動作音が結構うるさいです。

私は外出している時にしか使わないので気になることは無いのですが、例えば小さな子供がいて「家にはいるけど手が回らないので掃除はロボット掃除機で・・・」というニーズには向かないかもしれませんね。

あと、私は飼っていませんが、ペットがいる場合は音を怖がったり、逆に遊び相手にして掃除を邪魔したりするかもしれません。

床に配線やカーペットがあると止まることがある

ロボット掃除機が掃除するエリアに電源ケーブルのようなものが這っている場合、ロボット掃除機がそれを巻き込んで止まってしまうことがあります。

同様にキッチンなどにマットが敷いてあると、それを巻き込んだりもします。

なので、ロボット掃除機を導入するためには配線の類が床につかないように整理する必要があります。また、掃除のたびにキッチンのマットなんかは一時的にどこかに上げておく必要があります。

ロボット掃除機は毛足の長いカーペットだと、その毛をむしり取るように掃除してしまいます。あくまでもフローリングの床用と考えたほうが良いと思います。

巾木が汚れる

最近のロボット掃除機はセンサー機能が良くなっていて、壁に勢いよくぶつかることは無いのかもしれません。それでも毎日使っていると掃除機が接触する家具の下の方や、壁の巾木部分が黒ずんできます。

大抵は濡れ雑巾で拭けば綺麗になる程度のものですが、普通の掃除機では起こらない事なので、一応デメリットといえるかもしれません。

ルンバ前部

ちなみに、こんな感じでロボット掃除機が接触する部分に柔らかい布のテープを貼っておくとある程度の予防にはなりますよ。

床以外は掃除できない

当たり前ですが、ロボット掃除機は床以外の掃除は出来ません。

なので、家具の上の埃なんかは自分ではたいて少なくとも床に落としておかなければいけません。

私はメリットがデメリットをはるかに上回ると考えていますが、皆さんはどうでしょうか?

ロボット掃除機のコストパフォーマンスは?

ロボット掃除機は人が掃除する手間を省略してくれます。なのでどれだけ手間を省いてくれたかがその価値になりますね。

主観になりますが、私はかなりコストパフォーマンスが良いと感じています。

ざっくりコスパ試算

ロボット掃除機の仕事を人にやらせたら?

仮にロボット掃除機と同じことを人にやってもらったとします。

例えるなら、乾拭きモップで部屋を一通り掃除するといった所でしょうか。部屋の大きさにもよりますが、特に家具を移動させないでさっとモップ掛けをするだけなら30分程度だと思います。

これを全ての平日にするとすれば、1年(約244日)でかかる手間は122時間分です。日本の最低賃金(全国加重平均)は時給901円ですので、人にやってもらえば最低で年間11万円かかる仕事をロボット掃除機はやっているという事になりますね。

ロボット掃除機の一回当たりの費用として考えると

角度を変えて、ロボット掃除機が一回掃除するのにいくらかかっているかを考えてみます。

ロボット掃除機の値段はルンバで1番安いグレードの3万円とします。

私の経験上、平日ほぼ毎日稼働させて問題なく掃除ができるのは3年程度です。なので、1回あたりの掃除にかかる費用は3万円÷244日÷3年=41円

毎日41円(1カ月で800円)程度で部屋(床)がいつも綺麗になるという事ですね。

ちなみに、ロボット掃除機が3年程で動かなくなるのは単にバッテリーがダメになるからで、交換するだけで元通り動きます。

バッテリー交換するだけで更に1回あたりのお値段がお安くなるのね!

私はロボット掃除機のコストパフォーマンスは非常に良いように感じています。

更にコストパフォーマンスを上げる為に

上に書いた通り、ロボット掃除機は3年程でバッテリーがダメになってしまいます。他にも壊れる部分があったりしますので、それらを適時交換することで本体の寿命を延ばすことが出来ます。

最近のものはリチウムイオン電池を使っていて、もっと寿命が長いものもあるようです。

ちなみに家のやつは10年以上元気に動いています。

バッテリー交換で元通りへ

ここからは私が実際に使っているルンバの話になります。

ルンバはグレードによりますが、掃除が終わったら充電器に戻って勝手に充電してくれるものがあります。

バッテリーが弱ってくると途中で力尽きるせいか、この充電器に戻るということが出来なくなってきます。帰ってきてルンバがその辺で力尽きていると、そろそろ変え時かな?という事になる訳です。

まずはバッテリーの購入

実はルンバのバッテリーは非常に高価で1万円程度します。

ただ、それは純正品の場合の話です。当然メーカーは純正品じゃないと故障したときの補償対象外といってくるでしょう。それでもたかがバッテリーに1万円は馬鹿らしすぎます。

非常に価格の高いグレードのモデルを購入された場合は保証の事を考えて純正品の購入を考慮するのもありかも知れませんが、基本的にサードパーティの安いものを選んで問題ないと思います。

安いものは2~3,000円程度よ。

バッテリー交換はとても簡単です

実はつい最近2度目のバッテリー交換をしたのでこの記事を書いています。

ルンバ裏側

ルンバのバッテリー交換はとても簡単です。

写真に赤い〇を付けている5カ所のネジを外します。

ルンバのバッテリー交換

そうすると蓋が外れ、バッテリー(赤く囲んでいる部分)が見えます。

これを引っ張り出して、購入した新品を差し込めばバッテリー交換完了です。

バッテリーには出っ張りが付いているので、方向を間違えることは無いわよ。

今回は交換しませんでしたが・・・

実は以前、使っていたルンバのブラシが回っていないことがありました(部屋の端が綺麗になっていないことで気付きました)。

ルンバのサイドブラシモジュール

実はこの部分はモジュールになっているので壊れたら交換出来ます。

この黄色で囲った青い部品が「サイドブラシモジュール」です。

ネジを2本外すだけで交換できます。

一番壊れるのはサイドブラシ

機械的なものではありませんが、サイドブラシは何カ月も使っていると3本の内1本がもげたりします。これも純正部品はびっくりするほど高いです。

純正品は1個1,800円とかします。サードパーティのものだと3個で500円とかです。

これだけは断言できます。これは純正品である必要は無いです。ちなみに大きな店舗だと純正品しか置いてないので、通販で買うしかないわよ。

こうしてバッテリーや部品を交換することでルンバは寿命を延ばすことが出来ます。

そうすれば買い換えずに済むから節約にもなるわね。

コメント