最近は外出自粛のせいでほぼ何もしない日というのが多くなり、おのずとブログにも外出自粛関連の話題が多くなっていました。流石に似たようなものばかりになって書いている自分でさえ飽きてきましたので、久しぶりに「セミリタイア生活」に関する話を取り上げてみます。
独身のセミリタイア生活の食費ってどの位かかるの?
最近は「セミリタイア生活」というより、外出自粛関連の記事が多くなっていました。
今日は久しぶりに「セミリタイア生活」を検討している人に参考になるかもしれない記事を書くわね。
毎日家にいると食費はどうなる?
最近はテレワークや休業などで家にいる人も多いかもしれませんが、私のセミリタイア生活は元々ほとんどの日を家で過ごしています(外出しても食事は最低でも2食は家で取っています)。
そうした生活をした場合、食費ってどんな感じになるんでしょう?
セミリタイアの資金計画を作る時に疑問に思ったことの一つです。
まぁ食費は家賃なんかに比べれば絶対額は小さいし、多少変動しても計画に大きな影響はないんだけどね。
実際にかかった「食費」の推移
私はセミリタイアするに当たって、将来の資金計画を立てるために詳細な家計簿をつけ始めました。そしてそれは今でも続けています。
なので食費についても毎月どの位かかっているかは分かるのでグラフにしてみました。
この「食費」は食べ物の他にジュースやお酒など、口にするものをほとんど含んでいます(サプリメントのみ除外しています)。
月の食費が3万円~6万円って結構変動幅が大きいわね。。
この推移をみると、やはり金銭感覚というか、生活習慣というものはすぐには変わらないということが伺えますね。
実際セミリタイアした後もしばらくは働いていた時と同じ家に住んでいたのですが、その頃の食費って今と比べるとだいぶ高かったですね。
食事の内容を見ても焼肉やステーキが多かったりしています(筋トレしているのでたんぱく質を多くとる為でもありました)。
そして東京に住んでいた時は食品の価格がやたらと高かったというのも要因の一つですね。
それにしても毎月の変動幅が大きくない?
お米とか、まとめ買いするものがあるからかな?
食費を細分化してみた
食費をグラフにして推移を見たら結構毎月のばらつきが大きいことが気になってしまいました。
要因は恐らくまとめ買いしている「お米」とか「コーヒー生豆」なんかが原因なのだろうと思ったので家計簿の食費の項目を細分化することにしました。
家計簿には何を買ったかまで記載しているので後からでも項目を細分化することは出来ました(家計簿をつけ始めてから32カ月間で食費の項目は約5,000アイテム!)。
外出自粛で時間だけは無限にあるからね。
<家計簿の食費を細分化>
今回私は「食費」から以下の項目を分離させました。
①お米代
基本的に10kgまとめて買うので、家計簿上では買う月と買わない月があり、月々の比較がしにくくなるので項目を分離
②お茶・コーヒー代
私はコーヒー生豆を3kg程度(現在は10kg)まとめ買いして自分で焙煎しています。なのでお米同様、月々の比較がしにくくなるため項目を分離
③お酒代
当初家ではほとんどお酒は飲まなかった為、項目を分けていなかったのですが、最近よく飲むので分離
④お菓子・ジュース代
明らかに節約の対象となるため分離
あまり細かくし過ぎると普段家計簿を付けるのが大変になるからこの位にしといたわ
補正版「食費」の推移
食費の項目を細分化することで「お米」や「コーヒー生豆」などまとめ買いするモノのコストを分離することが出来ました。
お米やコーヒーは毎日飲み食いしますが、日によってそれ程量が変わらないので金額を平均してみました。
また、細かいことですが月毎の日数は違いますから、日割りして1日当たりの食費を算出してみました。
そうすることで平準化された食費が分かると思います。
その補正版の食費はこんな感じよ。
補正してもあんまり変わらないわね。
まぁなんとなく1日当たり1,500円位の食費が徐々に1,000円位に落ち着いてきているのは見て取れるね。
以上の通り、私の「食費」は現在1日当たり1,000円程度(月3万円)となっています。
まだちょっと高いかな?
減らせる余地はまだあるわよ。
嗜好品(お酒、お菓子など)はどれくらいかかってるのか?
本来「家計簿」って何を目的に付けるものでしょう?
第一の目的は「お金の使い道を把握する事」ですね。で、何のために把握するかといえば「無駄」を発見する為。節約のためですね。
そういう視点で今回食費に含まれる嗜好品であるお酒やお菓子などを分離しています。
そういったものにどの位使っているのでしょうか?上と同じように日割りで算出し、グラフにしてみました。
セミリタイア初期の頃はお酒はほとんど飲んでいなかったけど、お菓子をやたら食べていましたね。
最近は外出自粛などからくるストレスもあって両方とも増えてきてるわね。
他の記事で書いたのですが、昨年末辺りは株の含み損に喘いでいました。今年になってそれは解消したものの、外出自粛などにより相変わらずストレスがかかった生活が続いています。
そのせいだと思うのですが、家でお酒をよく飲むようになりました。また、お酒のおつまみ的な位置付けでお菓子の消費も増えていますね。
実際金額にするとお酒が日当たりで150円程度、お菓子が100円程度です。
お酒はともかく、お菓子なんて月に3,000円も買ってたんですね。集計してみて結構おどろしました(自分ではそれほど食べてる自覚が無かったもので・・・)。
気合を入れればこの部分は節約できるはずね。月当たりだと約4,500円よ。
お酒はゼロにはできないかな~?
食費の比率をみてみる
食費を分解してみたら結構お酒やお菓子に使っていることが分かったので、ちょっと比率を見てみることにしました。
構成比でみると結構変わってきてるね。
無駄が増えたのかも。
お菓子のようにあまり実感してないものもあったり、お酒のようにある程度自覚していたものもありますが、食費に占める構成比は結構変わっていますね。
ただ、構成比が変わってきているのは「食費」を抑えていることも要因の一つではあります。
食費を下げられた要因は別に記事にしてるわよ。
食費やその構成比は変わってくる!
食事は基本的に毎日取るものです。そして意識して贅沢をしなければほとんど変化が無いように思いがちです。
でも、少し長いスパンで見ると結構変わってくるものですね。
こと「食費」ということに注目すれば、変化はその金額の変動という形に現れます。
私の場合、セミリタイア生活に入って時間の経過と共に食費は低下していきました。考えられる理由は主に3点です。
<食費の減少要因>
- 住んでいる場所の物価が下がった(引っ越し、スーパー変更など)
- 自炊が板についてきた(無駄なく食材を使い切るなど)
- 意識の変化(あまり贅沢しなくなった)
ただ、「食費」の内容をよく見ると、全体としては減っているものの、増えているものがありました。それらを理由付きでご紹介します。
<食費の増加要因>
- ストレスでお酒が増えた
- お酒が増えたから、同時に食べるお菓子(ポテチなど)が増えた
- 筋トレ&ダイエットで高い意識を保っていたはずが、時と共に気が緩んで食べる量が増えた
ストレスってホント厄介なものよね。
これ、場合によっては食費の増加要因が勝って、食費が増加することもありそうですね。
しかも、私の場合、食費の増加要因って体にも悪いことが多いように思えます。
こうしてたまにでも食費とその内容を振り返るのは、節約のためにもなりそうですし、更に言えば健康のためにも良いような気がします。
皆さんもやってみてはいかがでしょうか?
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