【数十年振りの再会】Gの衝撃！

アイキャッチでGが何を指しているかはお判りいただけると思いますが、久し振りに対面してしまいました。歳を取ると何事にも「動じなくなる」というのは確かにあるのですが、久し振りに動じてしまいました。

数十年振りのご対面！

私が一人暮らしを始めてから既に20年位が経過しているでしょうか。

新築だったからか、はたまた東京のど真ん中だったからかは分かりませんが、虫とは縁のない生活を過ごしてきました（東京都中央区に住んでいた時は蚊に刺されたことすらなかった）。

セミリタイア後に埼玉県草加市に引っ越してからは外で虫を見かけることも増えました。なので一応殺虫剤は購入したのですが使うことはほぼありませんでした。

そんな平穏な日々のお陰で、私の頭の中の「アイツの記憶」はかなり薄れていました。

歳を取ると物事に「動じなく」なる！？

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」なんて言葉がありますが、人間の基本的な行動様式は自分の経験によるところが大きいでしょう。

例えば「お化け」。子供の頃は夜一人で寝る時「お化け」が出てくるんじゃないか？なんてことが怖くて頭まで布団に入って寝たなんてことがありました。

でも、長く生きている間に「そんなのいないんだな」と分かり怖くなくなります。

怖いついでにもう一ついくと、私が最初に就職したのは（広義の）建設業でした。設計もしますが、設計者が責任をもって現場での施工の面倒も見るという社風のため、気が荒い上司が沢山いました。当然そんな上司に怒られるときは物凄い大きな声でこれでもかって位の罵声を浴びせられます。

そんな経験をしたためでしょうか、金融業界に転職して（建設業に比べると全然おとなしい）上司に怒られる時には全く動じることがありませんでした。

いくつになっても衝撃的なことはある！

うぉっ！！！

滅多なことでは動じないはずの自分が、一人で部屋にいる時に大きな声を上げてしまいました。

家でソファーに寝そべり動画を見ている時です。視界の端の方で何か黒っぽいものがサササッっと横切るのが見えたような気がしました。

20年以上遭遇したこともなく、記憶からも消えかけていたはずなのに一瞬で悪寒と共に記憶がフラッシュバックしました。

Gだっ！

実際自分でも感心してしまう程、ちらっと見えたか見えないかの一瞬でその存在が何だか分かったのです。

奴らはどこからやってくるのか？

ちなみに今住んでいる家は古いアパートなので、夏にGが出ること位は覚悟していました。

でも、去年は一度も出なかったんですよね。

引っ越し前にもGが出入り出来るような隙間があるかどうかはチェック済みで、隙間があるところは塞いでいました。それが功を奏したと安心しきっていたことも今回の遭遇でびっくりした一因ではあります。

ちなみに今回の件が一段落した後でGの侵入経路を探ってみたのですが、それっぽい隙間は無いんですよね。

いい加減学習してくれないのでしょうか？

恐らく大多数の人はGが嫌い・・・いや嫌悪しているといって良いでしょう。

見かけたら大抵の人は不快ですし、また出てくることが無いよう駆除しようとするはずです。

G側から見れば「人に遭遇したらかなり高い確率でやられる！」ということになります。

そんな歴史を何世代も繰り返しているわけですから、そろそろGのDNAに「人間のいる所に出るのは危険」と刻み込まれてもいいはずなのに・・・彼らは平然と出てきます。

記憶違い？Gの生命力が・・・

ちなみにそのGとの衝撃的な再開を果した後に私が取った行動は極めてシンプルで、見えたと思った場所の方に殺虫剤を1～2秒噴射しただけです。

「この位じゃ絶対仕留められてないな・・・明日以降も出てくるのは嫌だな～」なんて思って動画の続きを見ていたら・・・

うぉぉぉぉっ！！！（2回目）

私の背後の壁から私の上を飛行し、目の前に落ちてきました。

彼らは何故か瀕死になると壁を登っていって、最後に飛びますよね。

人側から見たらG最大の攻撃技だと思います。

もし最後の嫌がらせとしてその技を繰り出しているのだとしたら、その技を学習する前に「人の前に出ない」ということを是非学習して欲しい所です。

Gにも慣れる日が・・・多分来ない

今のところGとの遭遇は今回の1回のみです。

これも経験（慣れ）で、何度も遭遇すると何とも思わなくなるものなんですかね？

といっても慣れるほど遭遇したら引っ越しを考えてしまいそうではあります。とにかく去年のように平穏な夏を過ごせるよう今は祈るのみです。