自炊をしていると、どんどん手作りの範囲を広げたくなってきます。ミートソースの場合、以前は味のベースをレトルトに頼っていたのですが、最近はそれをトマト缶+調味料に切り替えました。その結果、味も変わってコスパも良くなったかな~なんて感じています。
トマトの缶詰から作るミートソース
ちょっと前までミートソースはレトルトのソースをベースに作っていましたが、最近はトマトの缶詰から作るようになりました。
トマトの缶詰から作った方がよりトマトの味が濃くなって美味しくなるわよ。
最初にコストのお話
料理のコスパは「何と比較するか?」で話は変わってきます。外食に比べれば自炊は安くなるのは当たり前ですが、味の方はプロにはかないません。
ただ自炊だと自分好みの味付けができますし、量も自分が食べたい分だけ作れます。また気にする人にとっては添加物や化学調味料の有無を把握できるところも良い所かもしれません。
この辺を考慮の上でのコスパのお話だと思って読んで下さい。
<ミートソースのコスト(4人前位)>
- 豚肉(細切れ)400g・・・559円
- 玉ねぎ1玉・・・66円
- ニンニク1欠片・・・40円
- トマト缶・・・149円
- 各種調味料・・・20円
合計834円(209円/1人前)
スパゲッティにするとしたら更にスパゲッティ200g(125円)が加わり、1人前334円といったところです(ちなみにスパゲッティの乾麺200gだと女性では食べきれないほどの超大盛になります)。
豚肉の重量はメモしていなかったので大体の重量です。調味料は使った量から超概算で出しています。
私の自炊メニューの中ではコスパはかなり良い方の料理だと思っています。
ミートソースの作り方
ミートソースの作り方は極めてシンプルで、わざわざこうしてブログに書くまでもないかもしれません。
ただ私はこれまでずっとレトルトのソースをベースに作っていて、トマトの缶詰で作るのに若干ハードルの高さを感じていたのですが、やってみたら簡単だったのでそれをご紹介するという意味合いもあります。
材料
材料は豚肉と玉ねぎ、ニンニクとトマト缶といたってシンプル。
トマト缶はいつもはホールを買ってくるのですが、今回は無かったのでカットトマトになりました。
ニンニクで香り付け
刻んだニンニクを炒めていきます。
ニンニクはあるのとないのでは風味にかなりの差がつくので自分的には必須の工程です。
フードプロセッサーでひき肉へ
導入以来大活躍のフードプロセッサーで豚肉をひき肉にします。
こうした方が肉の脂身が遥かに減るのでヘルシーなソースに仕上がります。
ひき肉投下
玉ねぎを先に炒めると書いているものも多いのですが、私は肉を焼いた香ばしい香りがある方が好きなので先に肉を炒めます。
肉には塩・コショウを振って下味をつけておきます。
鉄の中華鍋だと容赦のない強火で一気に肉に焦げ目が入れられるのが良い所よね。
玉ねぎをみじん切りに
フードプロセッサー購入前はこんなの包丁でやるのが「当たり前」と思っていましたが、あると使っちゃいますね。
一瞬でみじん切りの出来上がりです。
ひき肉もそうですが、鍋を火にかけた状態でこの作業は行っています。
玉ねぎ投入
通常「ひき肉」を買ってきてこうして炒めると脂がたくさん出てくると思います。
でも、細切れからひき肉を作ると殆ど油は出てきません(年寄りの胃腸にとっては大きなメリット!)。
フードプロセッサーでひき肉を作った時のメリットについてはハンバーグの時に書きましたのでよろしければご覧ください。
トマト缶投入
玉ねぎがしんなりしてきたらトマト缶投入です。
空き缶にはトマトのペーストが残るので、水を足して残りを洗い流すようにして更に鍋に投入します(水の量は缶の半分程度)。
水はこんなに少なくても大丈夫かな?位の方が良いわよ。
以前はこの段階でレトルトのミートソース(2袋)を加えて完成!としていました。
最初は真っ赤!?
写真の発色が悪いせいで分かりにくいと思いますが、トマト缶を投入した直後の色は普通にトマトの赤が強く、ミートソースのイメージからはちょっと外れた色をしています。
味の方は普通にトマト味だけなので、色々な調味料で味を調えてやる必要があります。
ネットで調べると加える調味料は、ウスターソースやケチャップ、醤油、砂糖、ワイン、コンソメスープの素などが出てきますね。
私は塩・胡椒以外はコンソメスープの素しか入れないわね。
すぐに見慣れた色に
5~10分も煮込めばイメージ通りの色に変わってきます。
冷まして保存
冬場は鍋に蓋をするだけで保管していますが、この時期はやや心配なので小分けして冷蔵庫で保管しています。
ちなみにそういったのに向いた容器が2つしかないので3等分にしましたが、量はかなり多めです(4~5等分でちょうどいい感じかな?)。
スパゲッティにかけた写真は撮り忘れたわ(食べるのに夢中で)。
お味について(レトルトソースとの比較感)
レトルトソースを使ったものに比べると、トマト缶を使ったミートソースの味は正に「トマト味」という感じになります。
酸味も残りますし、コンソメだけで味を調えるとかなり素朴な味わいになります(時間をかけて煮込むと変わってくると思います)。
ちょっと極端な例えになりますが、レトルトのソースを使うと子供の頃に給食で食べたソフトメンの様な味に近く、トマト缶を使うとレストランとかで出てくるトマトソースの味に近いって感じですかね。
やったことはありませんが、恐らくレトルトの味に近づけようとするなら結構な量の砂糖を入れる必要があるのかな?と想像します。
ちなみに材料的にはトマト缶1つ(149円)とレトルトソース2袋(169円×2)が等価だからトマト缶で作った方がちょっと安上がりになります。
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