ハンバーグって一般的に子供が好きな食べ物で大人はあまり食べないってイメージがありますよね。でも、大人になると食べなくなるのには具体的な理由がありそうです。そしてその理由は解消することができそうです。微々たる額ですがついでに節約も・・・
フードプロセッサーで化けた!?手作りハンバーグ
セミリタイアして外食が極端に減ったことも理由の一つですが、最近ハンバーグを食べた記憶がありません。
特別好物という訳でもないけど、先日買ったフードプロセッサーで簡単に作れるから作ってみたら・・・!!
私は独身で子供がいませんから肌感覚としては分かりませんが、一般的な子供の好物というとカレーや唐揚げ、ハンバーグなどが上位に入ってくると思います。
これらの食べ物は大人になっても食べることは多いですが、大抵は外食する時(特に昼食)に選ぶことが多いメニューです。
家で食べる夕食として考えると、私の場合唐揚げは今でもよく作りますが、カレーは年に1度くらい、ハンバーグに至っては10年以上ご無沙汰です。
このハンバーグがかなり御無沙汰になった理由について、今回久しぶりに作ってみてはっきり分かったことがあります。
今回は節約よりその辺が主題です。
フードプロセッサーでハンバーグ&メンチカツ
少し前にフードプロセッサーを購入したことをこのブログにも書きました。理由はおでんに入れる「さつま揚げ」を作りたかったからなのですが、おでんの季節が過ぎてしまったこともあり、せっかく買ったのに活躍の場がありませんでした。
とはいえ全く使わないのもな~ということで、ここ2カ月位の間ポチポチとひき肉料理を中心に使っていました。
フードプロセッサーを使っていて気が付いたことはいくつかあるのですが、今回はその中でも最大の発見について書いていきます。
ハンバーグ作り
いきなりですが今回の最大のポイントです。
肉は「ひき肉」を買ってくるのではなく、牛と豚の「細切れ」を買ってきます。
弱点は材料を使い切ろうとすると牛:豚の比率が調節出来ないこと位でしょうか?
「牛細切れ」と「豚小間切れ」を適当にフードプロセッサーに投入します。
別々でもいいですが、どうせ混ぜるのでこの段階で混ぜています。
ものの数秒でこの通りひき肉へ。
何度かやりましたが、見た目が「ひき肉になったな~」となっても肉の繊維が結構残っているので、そこから更に数秒余分に回すと滑らかな感じになると思います。
ひき肉に玉ねぎ、ニンニク、タマゴ、パン粉、塩・胡椒、ナツメグなどを適当に入れて混ぜるだけ。
この写真では玉ねぎは事前に炒めていますが、私は生の玉ねぎを入れる方がシャキシャキとした歯ごたえが残って好みですね(生の場合、入れすぎると水っぽくなるので注意)。
適当に整形して・・・
焼きます。
※写真を撮るためにこうしていますが、焼き目を付けた後は蓋をして蒸し焼きにしています。
この写真で何か気が付きませんか?
詳細は後程・・・
完成!
それにしても写真にすると細かい部分が汚く見えますね・・・
メンチカツ作り
ハンバーグのアレンジメニューは「メンチカツ」。
成型したハンバーグに小麦粉⇒溶き卵⇒パン粉と衣をつけて揚げるだけ。
完成!
※当然食べたのは別の日です。
これ作った時ちょうどアニメ「とんでもスキルで異世界放浪メシ」でメンチカツが出てきて食べたくなったのよね~
フードプロセッサーを使っていて気が付いた重大なこと!
フードプロセッサーを購入して以来、上記のハンバーグ以外にもいくつかひき肉料理をしたのですが、そこで結構重大なことに気が付きました。
それは「スーパーなどで売ってるひき肉には脂身が滅茶苦茶入ってる」ということです。
上の写真でも分かる通り、豚肉も牛肉も「細切れ」として売っているものにも結構脂身は含まれています。しかし、それを元にフードプロセッサーで作ったひき肉で料理をすると、調理したときに出てくる油が少ないんです(目で見て明らかに分かるほど違ってきます)。
上でハンバーグを焼いてる時の写真を載せましたが、フライパンに油が全然流れ出てないのが分かりますよね?
市販のひき肉を使うとこの段階でハンバーグが油に浸ってるような状態になるはずです。
市販のひき肉は割高!?
スーパーで売ってるひき肉と、フードプロセッサーで作ったひき肉を比べると、調理している時に出てくる油の量が全然違います(炒めると良く分かります)。
基本的に肉の脂身はただ同然です。ただ同然ということは引き取り手が無いことを意味します。ということでスーパーなどではひき肉のカサを増すために余った脂身を混ぜていると思われます(どこでもそうかは分かりませんが)。
私が利用しているスーパーの場合、「豚の細切れ」と「豚のひき肉」の100g当たりの単価は同じです。なので脂身でカサが増してることを考えるとひき肉の方が割高ということにもなります(合い挽きは牛:豚の比率が不明なので判然とはしませんが、同様の傾向があると思われます)。
ということは自分でひき肉を作った方がお得なのね。
まぁ節約って面で見ると微々たる額になると思うけど、摂取カロリーという面で見ればかなりの効果がありそうだよね(ダイエット的に)。
大人がハンバーグを食べなくなる理由は油?
歳を取ると脂っこいものをあまり食べなくなります。
大人があまりハンバーグを食べなくなるのはこの辺りに理由があるのかな~?というのが今回感じた最大のポイントですね。
・・・というのもフードプロセッサーで作ったハンバーグは50過ぎの感覚でも普通に「美味しい」んですよ(逆に子供は物足りないかもですが・・・)。
実はフードプロセッサーを買って2カ月弱で既に4回ほど作りました。
古い記憶を辿っていくと、大昔に市販のひき肉を使って油ギットギトのハンバーグを作ってからハンバーグが嫌になった気がします。
焼いた後のフライパンにソースとケチャップ入れてソース作ったりもするからなおさらよね。
せっかくの好物を減らしていくのはもったいない!?
と、まぁこんな感じで私の場合は10年以上に渡って避けてきた「ハンバーグ」が晴れて日々の献立のローテーションに復帰しました。今回は特にコストに関して細かく計算していませんが、それなりにお安く作ることも出来ているはずです。
考えてみれば子供の頃の好物が大人になると嫌になるってもったいないことですよね。
食べなくなったものの大半は恐らく「脂っこいから」という理由になるはずですから、脂を減らすことでまた食べるようになるものもあるはずです。
そんなものをまた発掘していきたいものですね。
そんなこんなでフードプロセッサーの購入は正解ってことになりそうね~
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