私は元々やっていたのでセミリタイア後は当然のように自炊生活になりましたが、どの位なのか割合は分からないものの「全く料理をしない」という人もいるようです。でも、料理をしないと精神的にも肉体的にもダメージがありそうですし、思わぬところで行動に制約がかかってしまうこともあるかもしれません。
自炊しないとどんな生活になるの?
私は子供の頃から料理は好きだったので今でも苦になりませんが、全く出来なかったらどうなっていたのでしょうか?
気にして見ていると、やらない人は結構いるみたいよね。
たまたま気になったおじさん
いつもは全く気にならない・・・というか視界に入っていても意識の中にまでは入ってこない風景ってありますよね。
そして何かのきっかけで「ん?」と気になってしまう事もまたあるものです。
そんな何でもないような事の一つなのですが、今日スーパーに食材を買い出しに行った時、前に並んでいるおじさん(60代位かな?)の買い物かごに入っているものが無性に気になりました。
というのもその中身はインスタント・レトルト食品と総菜(揚げ物)オンリー。調理を前提としたような食材は一切無かったのです。
え・・・毎日それなの?
自分が自炊中心だから余計気になったのかも知れないわね(しかもよくよく考えると結構見ますよね。こういう人)。
同じような食事が続くと色々なダメージが・・・
前にこのブログでも書いたのですが、食事って毎日同じ様なものが続くと飽きますよね。
飽きるというか、同じようなメニューがローテーションすると「こんな食生活で良いのだろうか?」と不安になってきます。この「不安」は深層意識の中で健康を気にしているから感じるのかもしれませんが、表面上はただ漠然としたもの・・・いわば本能のようにも思えます。
そんな感覚を無視して同じようなものを食べ続けると(少なくとも私は)ストレスを感じます。
それがインスタント・レトルト食品やスーパーの総菜となってくるとストレスに加えて体にも悪そうです。
細かく見れば種類は色々あるものの「インスタント食品」と一括りにできるものを食べ続けるとストレスの元です(少なくとも私はそう感じます)。
歳を取るとインスタント食品とかスーパーの総菜(特に揚げ物)を食べた時に胸焼けする確率は上がってくるわよね(恐らく油のせい)。なので自炊しないと精神・肉体両方にダメージがありそうよね。
自炊の必要性は結構高い?
私はセミリタイア後はほぼ100%自炊です。自炊といっても朝はパン(ホームベーカリー)ですし、昼にはインスタントラーメンなんかもチラホラ混じります。まぁちゃんと作るのは夕飯だけですね。
基本的に料理は子供の頃からやっているので苦にはなりません。逆に今は有り余る時間の良い使い道ですし、その結果節約も出来るので一石二鳥です(たまにブログのネタにもできるので2.5鳥位でしょうか)。
ただ、全く料理が出来なかったらどうなっていたのでしょう?
私も何かのきっかけでたまたまするようになっただけで、一歩間違えば一切やらない側の人間になっていたかもしれません。
料理が出来なかったらどうなっていたか?
私が全く料理が出来なかったら・・・ちょっと想像すると怖いですが冒頭で出てきたおじさんのようにインスタント・レトルト食品やスーパーの総菜を買ってきて毎日食べるという生活になっていたかもしれません。
50代前半とまだ年寄りとは言えない年齢の今でも、出来合いの総菜を食べると結構な確率で胸焼けがして苦しい時があります。それが更に胃腸が衰える60代、70代もそんなものを食べ続ける・・・想像するのも恐ろしいですね。
本来食事は楽しいモノ・・・なのに苦痛を伴うものに変わってしまったら不幸よね。
逆説的にそういったものを食べ続けることによって胃腸がそれに順応する(丈夫になる?)という事があるのかも知れませんが、あまり歓迎されるようなことではないでしょう。
他には外食という手もありますが、地方だとあまりお店が無いんですよね・・・逆に考えるとそこがネックになって地方移住できなかったかもしれません。
料理が出来ないとスーパーや食べ物屋さんがそこそこあるような場所に住む必要が出てきます。それがネックで地方移住なんかは難しくなるかもですね。
外食が中心になるなら食費もかかるし、場合によってはセミリタイア自体が出来なくなってたかもね。
料理のハードルは高い?
実際やる人間からすると料理って何も難しい事はありません(人様に振舞うとなると話は別ですが)。
全く作ったことが無い料理でも今ならネット検索すればレシピは分かるので気楽にチャレンジできますし、初めて作ったものでも大きく外すなんてことはありません。
そんな感じなので「料理が出来ない」という人の感覚は私には理解できないのですが、世の中にはどの位の割合かは分かりませんがいるみたいです。
ふと今日スーパーで冒頭のおじさんを見かけた後の帰り道で大学の同級生のことを思い出しました。
その同級生は大学・大学院の6年間一人暮らしをしていたにもかかわらず、ヤカンも鍋を持っていなかったそうです。しかもその人・・・女性でした(料理は全くできないとか言っていたかな?)。
まぁ女性なら料理くらい・・・なんて考え方は今は怒られそうですが、男性だったとしてもホントに?って感じですよね。
ちょっと極端かもしれないけど、やらない人はトコトンやらないのが料理なのかもしれません。
歳を取ると「始める」ことが億劫になる
私もそうですが、歳を取るとどんどん新しいことに取り組むことが億劫になってきます(年寄りが保守的になっていく理由)。
今はやらないけど、セミリタイアしたら時間も出来るからその時にでも料理を始めよう・・・なんて考えていると意外に始められないかもしれません。
そんなことを何となく考えていたら、セミリタイアするにあたって準備するものの一つとして「料理」は結構重要なものだったのかも知れません。
私は元々料理は出来たのでセミリタイアを考えていた時にこの辺りを意識することは全くありませんでした。
まぁセミリタイアをする、しないの判断に一番大きな影響を与えるのは勿論お金だけど、料理も結構大きなウェイトを占めるかもしれないわね。
コメント
料理できなくても焼くくらいはできるんで、まあ大丈夫ですよ。
もヴぃさんコメントありがとうございます。
焼くのも立派な「料理」ですよ~