【地方移住】山口市で暮らしていて気が付いたこと (その9 新聞編)

セミリタイア生活
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特に山口市だからとか、地方だからという訳では無いかもしれませんが、最近ふと身近にアレが無い事に気が付きました。

そういえば新聞見かけなくなったな~

私は元々新聞を読まないからしばらく気付きませんでしたが、山口に引っ越してきてから新聞の気配を感じたことがありませんね。

そう言えば新聞紙の一番の活躍の場だった引っ越しでも、新聞紙じゃなくて専用の紙をもらったわね。

減っているとはいえ「新聞」を取ってる家はまだ多数派?

数日前のことですが、2021年の新聞の発行部数は前年比5.5%減(180万部減)の3,065万部だったというニュースがありました(媒体によって多少数値が異なります)。

ニュースは文字通り”新しさ”が命な訳ですから、即時性の面からネットに取って代わられるのは自然の流れだと思うので、正直「そんなに減ったんだ!」という驚きはありませんでした。

むしろ「まだ3,000万部発行されてるんだ!?」というのが素直な感想ですね。

統計の詳細が出ていないのでその内どれだけが一般家庭向けなのか分かりませんが、無理やり日本の世帯数で割った数値というのを出しているニュースもありました。

それによると新聞は1世帯当たり0.57部発行されているそうです。

減ったとはいえ、5世帯の内3世帯は新聞を取ってるという数値になります。

という事はまだ新聞を取ってる家って多数派なの?

山口に引っ越してきてから新聞の気配がない!?

私自身は何年も前から新聞を読んでいないので、普段新聞を意識するようなことは無いのですが、上記の様なニュースに触れ、ふと新聞のことを考えた時にあることに気が付きました。

「そういえば最近新聞紙を全く見ないな」

半年前に埼玉に住んでいた頃も、その前の東京に住んでいた時も、近所のポストに新聞が刺さっている所や、資源ゴミや普通ゴミとして新聞が捨てられている所をよく見かけました。当然新聞配達の拠点のお店も街中で普通に見かけました(店舗の前にカブが並んでいるからすぐ分かりますよね)。

でも、山口市に引っ越してきてからは全くといって良い程「新聞紙」の気配を感じません(流石に資源ごみの集積所に行くと見かけますけどね)。

思い返せば引っ越してきてから一度も新聞の勧誘は来ていません(NHKは来ましたが・・・)。

これは地方だからなんでしょうか?それとも全国的に新聞が減ったからなのでしょうか?

でも、普通に考えれば元々人が少ない所で、読む人の比率も減ったら商売は成り立たなくなるわよね。

<ところで何で新聞屋とNHKは引っ越し宅が分かるの?>

今の我が家には新聞の勧誘は来ていませんが、よくよく考えるとこれまで引っ越しをした直後って新聞などの勧誘が集中して来たような記憶があります。

これってどんなルートで情報を得てるんですかね?

新聞屋もそうですが、NHKはもっと不気味で契約してると来ないんですよね。

明らかに住所変更の情報をつかんでいるはずなんですよね(私はNHKは解約しているから、自らNHKに住所変更の申請などはしていません)。

ちゃんと合法的に個人情報を得ているのかしらね?

進むメディアリテラシー

(数値上)全国的にはまだまだ新聞を取ってる世帯が多いようですが、情報取得のルートが多様化することは良い事だと思います。

ちょっと前までは新聞とテレビしかありませんでしたし、それらの媒体が間違っていたら、その誤りに気付けなかったんですからね~今考えると怖い世の中でした(誤ってるだけならまだいいんですけどね・・・)。

今はニュースの記事に対してネット上で意見を言う場があるので、内容が真実なのか昔よりは分かるようになってきました(ネット上もいい加減な意見は多いですけどね)。

まぁ一つの記事に対する意見が多ければ多い程、真実(らしきもの)は見えてきます。

そういう意味では新聞の影響力が相対的に低い(と思われる)地方の方がメディアリテラシーの高い人が多いのかも知れませんね~

<必ずしも正確じゃない!?新聞の内容>

ちなみに私が新聞って必ずしも客観的で正確な内容を伝えている訳じゃないんだな~と気付いたのは20年位前です。

その頃は仕事上、新聞記者から取材を受けることがありました。

内容を分かりやすくする為に天気の話に置き換えると・・・

新聞記者・・・明日は雨が降りますよね?

気象予報士A・・・明日の天気は晴れの確率が80%となっています。

新聞記者・・・でも、雨の可能性が全く無いとは言えませんよね。

気象予報士A・・・可能性の話をすれば雨の可能性は当然ゼロではありませんね。

翌日の新聞記事・・・気象予報士のAさんによると、明日は雨が降るということです。

その新聞を読んだ気象予報士・・・おいおい、そんなこと言った覚えないぞ!

ちなみに新聞紙面では実名を使われました。ちなみにこれ、誰もが知ってる日本経〇新聞でのことですよ。

要するに記者の言いたいことに説得力を付ける為に専門家が利用されるのよね。ちなみにこんなことが2,3回続いた後、私は一切の取材をお断りするようにしました。

コメント

  1. deds より:

    昔は嘘を言ってもばれなかったけど、今嘘言ったらネットで一発でされされてしまうからなあ
    マスコミはやりづらいだろうw

    • 東郷 潤 東郷 潤 より:

      dedsさんコメントありがとうございます。

      確かにやりずらいでしょうね~(笑)
      昔は権威ある花形の職業だったんでしょうけど、今は成り手すらいなさそうですよね。
      でも、叩き台としての役割は今後も残りそうな気がします。

  2. ふなむし より:

    田舎は読売や朝日とかではなく地方紙ですのでネットで取れない情報も多く、特に「お悔み」は、知り合いの訃報を知るためにお年寄りなどには重要です。
    私みたいな引きこもり一人暮らしだと新聞は必要ないですが、家族連れ世帯はほとんど新聞を取っているように思います。

    確かに昔はマスメディアしか無かったので、多くの意見が見れるネットの方が真実に近いというのは分かりますが、ネットの情報は自分の興味がある事だけを見てしまうので、よほど自分と違う意見や情報を広く取り入れる気持ちがないと、逆にフェイクに流されやすくなると思います。
    SNSだけで情報を得ている若者などは、ネットに長けていてもメディアリテラシーが高いとは言えない気がします。

    • 東郷 潤 東郷 潤 より:

      ふなむしさんコメントありがとうございます。

      確かに地方といってもホントの田舎の方は貴重な情報源として新聞を取ってる人は多いのかも知れませんね。
      ただ、そういう地域に新聞を供給している販売店って今後も商売が成り立つものなんですかね?ちょっと不思議ではあります。
      ちなみに現在SNSだけで情報を得ているような人はネットが無かったとしても新聞は読んで無いと思いますから、やはりネットの出現で平均値としてはメディアリテラシーは上がってるんじゃないかと思いますね~
      というか上がっていってほしいものですね~(そうなれば出鱈目、嘘の情報を流す人が減りますからね)