【セミリタイア生活】地方移住後の生活費の変化

セミリタイア生活

私が埼玉県から山口県に引っ越してきて4カ月程が経過しました。取り合えず生活環境も落ち着き、引っ越しに伴う一時的な支出もほぼ無くなりました。ということで、ある程度平均的な生活費が見えてきたので”地方移住”によってそれがどの程度変わったかをまとめてみました。

地方移住によって安くなった生活費、高くなった生活費

地方といっても私が暮らしているのは市街地なのでそこまで劇的な変化があった訳ではありません。

ただそれでも安くなったものがあったり、逆に高くなったものもあります。

比較対象は埼玉での生活費

地方移住後に安くなった生活費

まだ山口市には4カ月しか住んでいないので、生活費(年間の平均値)は季節性を考慮した上での概算値となります。

一時的に発生した大きなコスト(車の購入費用など)は4年償却といった処理をしています。

住居費(104,000⇒35,000円/月)

地方に引っ越した際、最もコストインパクトがあるのは誰しもが想像できる通り「住居費」です。

私の場合、新築のマンションから築30年のアパートへと建物自体をダウングレードさせました。しかし、広さは50㎡位で変わらずですし、駐車場も付きました。

それでコストが月に▲69,000円はやはり大きいですね。

山口市だと2部屋ある間取りなら家賃はこの辺が下限ってところね(1,2万円台は大抵が1ルームになります)。

家賃は都会から地方へ引っ越したらほとんどの人が安くなるコストだと思います。

光熱費(9,000⇒8,100円/月)

光熱費については結構微妙です。私の場合は安くなりましたが基本料金や単価は高くなっています。

使用量が変わらなければ、地方移住によって基本的に高くなるものだと思います。

電気(5,000⇒3,500円/月)

電気については以前記事にしましたが、夏場のエアコン稼働期にほとんど料金が上がらず不思議な思いをしました(家の構造が要因?)。

まだ暖房による変化は分かりませんが、恐らく山口での電気代は年間の平均値で3,500円位になるのではないかと見ています。

ガス(2,300⇒2,000円/月)

私が住んでいる地域は都市ガスが来ているので、ガス料金は極端には上昇しませんでした。ただ、ガスの㎥当たりの単価は高くなっています。

単価については人口が少ないのでどうしてもこういう傾向が出てくるのだと思います。

ちなみに単価が上昇しているのに私のガス料金が多少安くなっているのは単に使用量が減った為です(埼玉の家では冬場にガスの床暖房を使っていたが山口では暖房はエアコンのみ)。

基本的にインフラ整備に手間がかかるガス・水道は人口の少ない所に行くほど単価が上がりますよね。

使用条件が変わらなければガス代は多少増えていたと思います。プロパンの地域なら更に高くなってたはずね。

水道(1,700⇒2,600円/月)

私がひと月に使う水は多くて15㎥です。この量だと水道代は基本料金のみとなります(埼玉も山口も20㎥までは基本料金でした)。

そしてその基本料金が月間で約900円も上がりました。

この辺りは人口の少ない地方ならではのコスト上昇要因ですね(もっと地方になると井戸水になって安くなったりするのかも?)。

全国的に見れば月2,600円は安い方みたいですね(人の少ない自治体だとひと月6,000円台の地域もあったりします)。

ちなみに東京都(23区のみ?)は基本料金でカバーしてるのが10㎥(今は5㎥?)までだったので毎月の水道代が違いました。

食費合計(34,000⇒28,000円/月)

食費の場合、様々な要因が絡まり合ってるので一概に地方移住が要因とは言い難いのですが、それなりに影響を受けていると思われます。

新鮮な野菜がお安く手に入るから・・・なんて理由だったら嬉しいんだけど、そんなことはありません。

私は家計簿上、食料品関連の費用をいくつかに分類しています。

まず数カ月に1度しか買わない「お米」は別にしておかないと月々の食費の変動が分かりにくくなるので分離しています。

同様の理由で「お茶・コーヒー」も分離しています(私はコーヒーを自分で焙煎しているので、生豆を1年単位の量でまとめ買いしています)。

それから食事以外の「お菓子・清涼飲料水」と「お酒」も分けています。

それ以外の食べ物を「食費」としています。

お米(2,000⇒1,500円/月)

生活環境の変化によって多少の影響はあるのかもしれませんが、引っ越し前後で私のお米を食べる量は変わっていないはずです。

という訳でお米の単価の変動を考慮しました。

お米は以前はネット通販で10kg5,000円弱のものを購入していました。

山口に引っ越してからは、ちょっと車で郊外に行くとその土地の物を直売しています(地方では珍しく無いことだと思います)。時期的に新米でしたし、それをその場で精米して売ってくれるというシステムが私にとってとても新鮮だったので今回はそういったお米を10kg3,700円で購入してきました。

正直、同じ品種のお米で比べたらそこまで安いとも言えない単価だったかもしれません。

でもまぁネット通販に比べれば確実に送料分は安くなってるはずだし、高いのはその分品質が良いという事だと思っておきましょう。

お酒(5,000⇒2,500円/月)

お酒に関しては引っ越しの影響はほぼありませんが、引っ越してからビール等を自作するようになったので確実にコストダウンしています(作ってるお酒はアルコール度数1%未満ですよ)。

こちらは節約以外に、醸造に関する知識収集などがとても楽しく、趣味としてお勧めです。

菓子・清涼飲料水(3,000⇒3,000円/月)

菓子・清涼飲料水に関してはなるべく自粛しているつもりなのですが、集計すると月に3,000円分程度食べてるんですよね。

山口(西日本)に引っ越してから、東日本では既に売っていない「おやつのカール」を見つけ、懐かしさのあまり毎日のように食べていたのがいけなかったようです。

「おやつのカール」については地方移住に関係なくも無い・・・かもしれませんね。

引き続きこちらは減らす努力をしている所です。

お茶・コーヒー(1,000⇒1,000円)

こちらも引っ越し前後では特に変化の無い項目です。

コーヒー生豆については1年分程度(約10kg)まとめ買いしているので引っ越し後にはまだ買ってもいません。

コーヒー焙煎も趣味としてはお勧めですよ。

上記以外の「食費」(23,000⇒20,000円/月)

上記以外の食費(生鮮食料品や調味料、インスタント食品など)は引っ越し後に安くなっています。

これは地方移住に関係ある変動だと思っています。

というのも山口に引っ越してからは、それなりに近くにあるとはいえ、食品スーパーへの距離が遠くなり、買い物の頻度が減ったからです。

頻度が減るので日持ちのしない生鮮食料品を購入(料理)することが減り、インスタント食品や冷凍食品を食べることが増え、結果として食費が安くなっています。

ちょっと食事が寂しくなった感じもするのよね。

これから食べ物が美味しくなる季節・・・ちょっと贅沢しようかな?

地方移住後に高くなった生活費

安くなる費用もあれば高くなるものもあります。

地方で高くなるコストといえばアレよね・・・

交通費(200⇒27,000円/月)

こちらは電車賃の他、引っ越し後に導入した車に関する費用です。

引っ越し以前はコロナの外出自粛もあり、ほぼ発生していなかった費用ですが、引っ越し後は車を買いましたからコストが跳ね上がっています。

こちらは一般的にも言われるように、地方に引っ越したらほぼ付いてくるコストという事になりますね。都会に住んでいても車を保有している人には変化の無い項目ですが、私の場合大幅増になりました。

ちなみに27,000円/月の内訳は以下の通りです。

  • ガソリン代・・・7,000円(ここ3カ月の実績値)
  • 自動車維持費用(税金、車検、タイヤなどのパーツ代、保険料など)・・・10,000円
  • 自動車購入費用・・・10,000円(50万円で購入し4年間使用する前提)

軽自動車だと税金や車検、保険料など一切合切の維持費合計は月平均で1万円程度になります。

駐車場代は家賃に含まれるからここには入っていません。

社会保険料(17,600⇒18,000円/月)

社会保険料は僅かながら増えました。

国民年金は当然ながら引っ越しても額は変わらないのですが、国民健康保険は住んでいる自治体によって保険料が変わります(住民税は無収入なのでゼロ)。

山口県では健康保険料は年間16,410円(収入ゼロ前提)でした。こちらはやはり人口の少ない自治体の方が高くなる傾向があると思います。

健康保険料については別に詳しく記事を書いていますので興味のある方は是非ご覧下さい。

地方移住に関係なく変動した生活費

地方移住とはほとんど関係ないけど、変動幅が大きかった項目をあげておきます。

どちらかといえば「節約」的なお話です。

放送通信費(12,500⇒7,900円/月)

私の家計簿上では、「携帯電話」、「インターネットの固定回線」、「モバイルWi-Fi」、「NHK」、「VOD(ビデオ・オン・デマンド)」の料金を放送通信費としてまとめています。

こちらは特に地方移住(引っ越し)にあまり関係ない所で変動しました。

変動の中心は「インターネットの固定回線」(4,400円/月)を止めたことです。

モバイルWi-Fiがあるから止めたというのが主因ですが、引っ越し後に回線を引く工事をするのが面倒くさいということもあったので、引っ越しが全く関係無いということでもないかもしれません。

ちなみに月額7,900円の内訳は以下の通りです。

携帯電話(OCNモバイルONE)・・・600円(0.5GB、通話10分)

モバイルWi-Fi(GMO)・・・5,100円

VOD(U-NEXT)・・・2,200円

NHKは今年の初めに解約しました(そういえば引っ越してからすぐに料金徴収に来たわね。あの人達はどうやって引っ越しの情報を入手してるのかしら?)。

趣味関連の費用(13,500⇒4,600円/月)

こちらは現時点でのお話になりますが、山口に引っ越してきてからスポーツクラブに通うのを止めています。この辺についてはその内また別に記事を書く予定ですが、それに伴ってスポーツクラブの会費やサプリメント代が大きく減りました。

逆に増えたのは釣りの道具に係る費用ですが、こちらは初期投資を除くと普段はほぼコストがかかりませんので大きな費用増加要因とはなりませんでした。

スポーツクラブはその内また通うようになるかもしれませんね~

まとめ:地方移住した時に変化する生活費

私のケースをベースに一般論としてまとめると、都会から地方に移住することで安くなる生活費は極論すると「住居費」のみとなりそうです。

食費はモノによって産地直送の安いものが手に入りますが、スーパーで購入するようなものは都会より高いものが多いので一概に安くなるとは言い難いです(私の場合は食べるものが変わってきて安くなっていますが一般的な話ではないでしょう)。

逆に光熱費は基本料金や単価が上がりますし、車の維持費が新たに加わるのでコスト増加要因もあります。

ただ、全てをひっくるめると「住居費」の減少幅がかなり大きいので生活費トータルはやはり安くなると言えそうです。

私の場合、上記に示したコスト以外も含め、ひと月の生活費は約63,000円程安くなりました。

家賃だけで69,000安くなってるから、その他は高くなったともいえるわね。

コメント

  1. ふなむし より:

    こんにちは。
    私も首都圏から地方に引っ越した時は家賃が減って生活費が高くなりました。
    正直、首都圏の家賃が飛び抜けて高いだけで、他の地方都市はそこまで高くなく、逆にド田舎でも物件が少ない分あまり家賃は変わりませんでした。
    また、東京で働いていた時は通勤の定期券があったので、休日に電車に乗っても交通費がかからなかった事も生活費が安い要因だったと思います。
    そう考えると、セミリタイアしたら車に乗らず交通費が安い地方都市に住むのが良さそうです。

    • 東郷 潤東郷 潤 より:

      ふなむしさんコメントありがとうございます。

      そうですね~私の場合いくつかの例外がありましたが、地方に引っ越すと家賃以外の生活費は高くなる感じですね。
      その中でも最大の上昇要因は車関連。逆に言えば車が必要ない地方都市であれば家賃が減る分生活費は安くなりそうです。
      実際今私が住んでいる山口市の市街地なら車は必須ではありません。
      今私が車を使うのは、ほとんどが旅行や釣りの時だけなので言ってみれば嗜好品としての位置付けです。

      こちらに引っ越してきた時は、最終的にはもっと不便な田舎で暮らすのが最終目標だったのですが、今の所が快適すぎて軌道修正するか迷っている所です。