皆さん、特に賃貸住宅にお住まいの方は気合を入れた掃除をするときってどこまでやりますか?私はたまにですが、フローリングの部屋全てにワックスをかけるところまでやっています。これ、大変なのでサラリーマンの時は数年に1度位しかしませんでしたが、今回は1年振りにやってみました。
部屋のワックスがけ
歳を取ってきたせいか、最近は和室も良いな~なんて思うこともありますが、やはり機能面でいうとフローリングが圧倒的に便利ですよね。
そのフローリングがピカピカだと気分も良いわよ。
今回、2日程かけて全ての部屋にワックスをかけました。まぁ大掃除といった感じなんですが、ブログのネタもありませんし、そこに至った理由や実際の工程なんかを書いてみようと思います。
ワックスがけをしたことが無い人にはもしかしたら参考になるかもしれませんね(ちなみに大昔ですが、学生の時掃除のバイトをしていてワックスがけもしていました)。
便利なルンバ・・・思わぬ盲点
皆さんは部屋の掃除ってどの程度の頻度で行っていますか?
私は自分で掃除するのは1,2週間に1度といった感じです。
といってもそれはあくまでも自分の手足を動かしてする掃除のお話。床に関してはほぼ毎日ロボット掃除機(ルンバ)が掃除をしてくれています。
このルンバ、私はこの十数年かなり重宝しているのですが、思わぬ弱点もあります。
実は最近気づいたものもあるのよね。
ワックスが剥げる!
使用している人にはわかっていただけると思いますが、ルンバって床をかなり綺麗にしてくれます。
秘密はルンバ下部にラバー製のローラーとブラシが付いていて、ちょっとした汚れは削るように掃除してくれるからなのですが、その強力な掃除能力のせいでワックスも剥がしていってしまうんです。
剥がすといっても一回の掃除で剥がすのではなく、徐々に削り取っていくといった感じです。
実際ピカピカにワックスをかけても数カ月後にはフローリングは曇ってきます。
後の写真と比べてもらえれば分かり易いのですが、これがほとんどワックスが剥がれたフローリングです(光沢が無い)。
撮るのを忘れてしまったのですが、ルンバの下部ブラシがかからない壁際の10cm程はワックスがまだ残ってピカピカしていました。
黒い汚れが付着する!
スマホで見ると小さくて分からないかもしれませんが、上の写真では床の所々に黒い染みみたいな汚れもついています。
前に住んでいた家の床は濃い茶色だったので気付かなかったのですが、ルンバのタイヤってこういった汚れを付けることがあるんですよね。
何故ルンバのタイヤを犯人にしているかというと、これを見たからです。
これはルンバを充電する機器です。
私のルンバは掃除が終わるとここに勝手に戻ってきて充電するのですが、ちょうどタイヤが接地している部分(2か所)が汚れています。
実はこれに気付いたのはちょっと前で、タイヤを綺麗にすれば解決すると思ったのですが、綺麗なんですよね。タイヤ。
ゴム製ですから、ルンバがターンする時などに摩擦で床にタイヤ痕を付けてしまうみたいです。
ちなみにこの汚れ、ワックスが効いている内は簡単に落ちるのですが、剥げてくると軽い水拭きでは落ちなくなってきます。
だからワックスをかけてから時間が経つと床の黒い汚れが目立ってきます。
白い床は汚れが目立って面倒ね。
という訳でワックスがけ
ワックスがけはこれから工程を書いていきますが、何と言っても面倒くさいです。
時間が有り余ってる私ですら腰を上げるのに覚悟が要ります(笑)
工程① 気になる汚れ落とし
今回私がワックスがけしようと思ったのは上記の黒い汚れが目立ってきたからなので、最初の工程はこうなります。
まず、動かせる家具は全て他の部屋へ移動させ、その後に黒い汚れをメラニンスポンジでこすっていきます。この作業で前にかけたワックスは完全に剥がれることになります(それにしてもメラニンスポンジってなんであんなに綺麗になるんですかね?)。
流石にこの作業を床全面に行うことは出来ませんが、これで元の真っ白な床に戻っていきます。
ちなみにルンバでは掃除が出来ない部屋の角もこの作業で綺麗にしておきます。
工程② 掃除機掛け、乾拭き
メラニンスポンジで掃除すると、そのカスがでます。
これを掃除機で綺麗にしておきます。メラニンスポンジのカス以外にも出来うる限りゴミや埃は掃除しておきます(風が入ってくると埃が舞う可能性があるので窓は閉め切ってやります)。
その後さっと乾拭き。
ちなみに残っていると最悪なゴミは「髪の毛」です。ワックスをかけた時、その中に髪の毛を巻き込むと目立ちますし、後から取ると髪の毛の跡が綺麗に残ってしまいます。
後にワックスをかけますが、クーラーを効かせたほうが早く乾くので、この時期はエアコン全開でやります。
工程③ 水拭き
ワックスをかける際にはなるべく細かい埃も取り除いた方が仕上がりが綺麗になります。なので乾拭きの跡に水拭きもしておきます。
私の場合、乾拭きも水拭きもシートを取り換えるタイプのモップを使っています。
ワックスは水分が残ってると乾きが悪くなるから、水拭き後は十分乾燥させてね。
工程④ いよいよワックスがけ
床が綺麗になって、十分乾燥したら一気にワックスをかけていきます。
コツみたいなことはワックスメーカーのHP等にも載っていますが、何と言っても手早くかけるのが重要ですね。ワックスは乾き始めるとネバネバしてきますから、時間をかけるとムラになりやすいです。
ちょっとムラになったところや、ワックスがかかってない部分を発見しても割り切って無視した方が良いです(塗り直そうとするとムラが酷くなることが多いです)。
そういう部分は2度目をかける時にフォローする方が綺麗になります。
という訳で、この工程を2回やります。
これがワックスをかけた直後です。
外の景色とか、家具が床に写ってるのが分かりますでしょうか?
工程⑤ 乾燥
私は上の写真のようにピカピカに仕上げるのが好きなので、ワックスはかなり厚めに塗ります。
なので、乾燥には十分時間をかけます(といっても1時間位ですが)。
注意点は、さっと手で触ると乾いているような状態でも半乾きで、家具を元に戻そうと移動させるとがっつり剥がれてしまうことがあることですね。
1日で全部屋やろうとすると焦って失敗することもあります。今回私は2部屋+キッチン+廊下を2日に分けてやりました。
無職ならではの時間の使い方ね。
やはり部屋が綺麗だと清々しい!
当然頻繁には出来ませんが、こんな「大掃除」をすると見違えるほど部屋が綺麗になります。
私の家の場合、上記の様にフローリングが白いので掃除前と後での違いが特に大きく感じられ、やって良かったとしみじみ思います(やってる間は苦痛ですけどね)。
今の悩みは、何時からルンバを稼働させるかですね。しばらくはこのピカピカの床を見ていたいので、しばらくは自分でモップ掛けをしようかと考えています。
面倒くさくて1週間後にはルンバを動かしていると思うますけど・・・
ちなみに上記工程①ですっとしゃがんでましたから、今は腰が痛いです。
労力に見合った成果はあったんじゃない?
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