山口市に引っ越してきてそろそろ3カ月が経過しようとしていますが、まだまだ意識は東京人であるのか、未だに生活感の違いに気が付くことは多いです。そのお陰でこうしてブログに書くネタが尽きず助かっている訳です。今回も地方ならではという普遍的なものではないかもしれませんが、気付いたことをつらつら書いていきます。
地方(山口)ならでは!?都会と違う所
一応ブログの為に、地方ならでは?といったことに気付いた時はメモを取るようにしています。
まだ都会暮らし気分が抜けてないからか、結構短期間でネタはたまっていくわ。
冷蔵庫の中身が変わった!?
いつもの一日が終わり、夕食も済ませ、しばらくTVなんかを眺めていたら、ふと「小腹が減った」もしくは「ちょっとだけお酒でも飲もうかな?」なんて気分になることは誰にでもあることではないかと思います。
そんな時、あなたはどうしていますか?
都会暮らしの時、冷蔵庫はスカスカだった
私は普段食べ過ぎないように家にはなるべく食品を置かないようにしていました。特に健康に悪そうなイメージのある冷凍食品の類はほぼ買わないようにしていました。
なので基本的に冷蔵庫には1,2日分位の生鮮食料品が入っていることがある位で冷凍庫などはいつもスカスカでした。
夜中にどうしても我慢できない程お腹が減った時は「非常事態」と自分に言い聞かせてコンビニに食品(メインはお酒とポテチ)を買いに行っていました。
冷蔵庫をスカスカに出来るって、裏返せばその気になればいつでも食料が調達できる環境にいるってことでもあるわよね。
食料調達の自由度が落ちると人はどう行動するか?
ところがっ!
こちらでは夜中に「気軽にコンビニへ」という訳にはいきません(普通のスーパーなどは閉店時間が物凄く早かったりします)。
当然コンビニはありますし、24時間営業しています。しかし気軽にちょっと行ってくるって感じの距離ではありません。しかも道中は真っ暗な道もあったりします。車を使えば良いだけの話ですが、未だにちょっとした買い物に車を出すのには抵抗があります。
この環境が「無駄な間食が無くなってダイエットがはかどりました」となれば良かったのですが、私の場合「食料を買い溜めするようになりました」となってしまいました。
当然生鮮食料品を買い溜めすることは出来ませんから、その対象はこれまで避けてきた「冷凍食品」になります。
という訳で我が家の冷蔵庫(特に冷凍庫)には常に冷凍食品が入っている様になりました。
非常用のはずなのに、普通に夕食のおかずにしちゃうことも増えたわね(結果、食費が安くなってきています)。
土日のスーパーが激混み
私が「食品を買い溜めするようになった」ことに関係することですが、それはある意味当たり前のことだったのかも知れません。それを最近知りました。
祝日のスーパーに行ってびっくり!?
私は元々人混みが苦手だったので、セミリタイアしてからは何をするにも人が多そうな時間帯を避けるように行動しています。
食品の買い出しについても、恐らく混んでいるであろう夕方や休日を避け、平日のお昼頃にするようにしていました(実際行ったことが無いのでホントに混んでいるのかは知りませんでした)。
一方、セミリタイア生活をしていると曜日の感覚が無くなってきます。特に祝日については認識が無くなってきます。
そんなこんなで先日(秋分の日)、祝日と気付かずにお昼ちょっと前のスーパーに買い物に行ってびっくりしました。
ほとんどの通路がレジ待ちのお客で一杯に!(7つ位あるレジに平均20名前後の人が並んでいました)
大災害の予報でも出てるの!?
地方ではみんな食品を買い溜めしてる!?
私自身が経験していることですが、やはり食品の調達について自由度が低くなれば低くなる程、人は食品を買い溜めするようになるみたいですね。
観察していると、多くの人が家族連れで、買い物かご2,3個山盛りで買い物をしていました。中身はやはり生鮮食料品より保存のきくものが多くを占めています。
そして、一組の家族が買うものの量が多いので、レジが全く進まずどんどん列が増えていきます。途中あきらめて帰ろうとしても帰れないという悪夢のような状態が小一時間続きました。
これからは曜日と祝日をちゃんとチェックしてから買い物に行くことにします。
鶏肉がブランド肉ばかりで高い
こちらはかなり地域が限定されるお話なのかもしれません(まぁ他の話もそうなんですが)。
私は肉は何だかんだで鶏肉を多く食べます。特にダイエットにも向いていて、安い「胸肉」はよく食べるのですが何故か山口市内のスーパーで売ってる「胸肉」はやたらと高いんです。よくよく見ると山口産のブランド地鶏の様です。
東京でも埼玉でもそういったブランド肉は牛肉に限らず、豚肉も鶏肉も売っていました。でも、同時に安いノーブランドの肉や輸入肉も売っているのが普通です。
でも、何故か私の生活圏内のスーパーでは鶏肉に関しては地元産の鶏肉しか売ってないんです(マイナー部位は安いものも売っている)。
なので鶏肉のアドバンテージである「安さ」が薄れるんですよね。あまり胸肉料理はしなくなりました。
「地産地消」は沢山のメリットがあるとは言っても、選択肢が無いってのはダメなんじゃないかな?
自転車は要注意!
上記まで、買い物関連の話でしたがこちらもそうです。
こちら(地方)ではスーパーへの買い物は多くの人が車を使います。そのスーパーへの出入りはほとんどの場合、歩道を横切る訳ですが、その際歩行者や自転車を全く見てないドライバーがかなり多いと感じました。
私はちょっとした買い物にはなるべく自転車を使うようにしています。ただ、こちらでは自転車で移動している人がかなり少ないせいか、自転車を意識してない人が多いようです。
スーパーの駐車場から車道に出ていく車の前を自転車で横切る時などは要注意です。こっちを見ていたし気付いてるだろうな?と思って前を横切ろうとしたら「車が動き出してびっくりした」といったことはこちらに引っ越してきてから1度や2度ではありません。
こちらでは(取り締まりが多いため)信号が無い横断歩道に歩行者がいた時、ちゃんと止まる車は多いのに、スーパーの出入口で自転車の為に止まる車が少ないという不思議な現象があります。
ちなみに信号の無い横断歩道については結構な急ブレーキをかけて止まる車がいるから、それも気を付けないと危ないのよね。
親ガチャについて考えさせられる・・・
ちょっと前にチラホラネットニュースなんかで話題になった「親ガチャ」(どのような親のもとに生まれてくるかによって人生が決まってしまうので努力などは無駄といった考え)。
皆さんはどんな感想を持ちましたか?
私は年齢のせいもあるのか、当初は「努力したくない人の言い訳」との感想を持っていました。今でも大抵のケースではそうだと思っています。でも、全てでは無さそうです。
政治家や芸能人の世襲の話とは全く違う観点のお話です。
まぁ政治家の世襲は害が多い感じだけどね(世間知らなさすぎな世襲議員多すぎ問題!?)。
山奥だと人生の選択肢は狭くなる!?
こちらでドライブをしていると、ずっと山奥の方を走ることが多くなります。そしてそんな山奥にも人は住んでいます。不便そうではありますが「車があれば」なんとかなるんだろうな~なんて眺めることが多いのですが・・・
じゃあ車に乗れない子供はどうなるんだろう?という疑問も一方で湧いてきます。
そういう地域ではスクールバスを見かけることが多いので、恐らく学校へは送り迎えがあるのだと思われます。
でも、高校はどうなんだろう?小中同様に一番近くの学校に行かざる得なくなる?もしくは物理的に通える距離に高校が無いなんてケースもあるのかも知れません。
こうなるといくら親が人格者でお金持ちでも、人生の選択肢はかなり狭くなってしまうのかも知れません(大学に進学してサラリーマンになることが人生の全てでは無いとは思いますが・・・)。
「親ガチャ」なんて言葉を聞いた後にドライブしてたらこんなことを考えさせられました。
まぁもっと視点を広げれば「日本」に生まれたこと自体が「親ガチャ」成功ともいえるけどね。
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