セミリタイア生活と節約(スーパーマーケット 山口編)

セミリタイア生活
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私が日常購入している食品の値段を意識するようになったのはセミリタイアしてから何年か経ってからでした。今では個々の商品の値段を明確に覚えてはいなくても、なんとなく「あれ?これちょっと高いな」なんてことに気付くようになっちゃいました。果たして山口に「お安い」お店はあるのでしょうか?

山口市での食料品価格の謎!?

山口に引っ越してきてすぐの事ですが、こちらでは食料品が結構高いことに気付きました。

生活費にダイレクトに効いてくるものなので近所の店を一通り回って価格を比べてみたら・・・意外なお店が安いことが分かったわ。

私の住んでいる所からアクセスできるスーパーがなんか高い!?

私が現在住んでいる家の近くにはスーパーが3軒あります。2軒は歩きでもなんとか行ける程度の距離、もう1軒は自転車なら行っても良いかな?位の距離にあります。

私は基本的に3食自炊なのでスーパーには3日に1回位のペースで行くのですが、行く度に「なんか高いな~」と感じていました(この辺りは前にちょっと書きました)。

消費税込みの商品価格を詳細に記憶している訳では無いのですが、家計簿をつけているのでレシートに記載されている価格をExcelに入力する際にその辺ははっきりします。

やはり埼玉で使っていたスーパーよりかなり高いですね。

ちょっととかじゃなくて、個々の商品で見ると2割、3割平気で違うのよね(毎月の食費が3万円前後だからコストインパクトは6~9千円と馬鹿にならない額になります)。

比べてみた

実は他の記事にも書いた通り、家の周りのスーパーの食品が高いというのは引っ越し直後に気付いたことです。

それをこうして1カ月程が経過してからこんな記事を書くのには訳があります。

  1. 結構すぐに安い店を見つけた
  2. ただ、全ての店で同じものを買った訳ではないので、きちんと比較が出来なかった

ずっと降ってた雨が止んだので、ブログのネタの為に本日近くのスーパーを全て回って価格調査してきました。

普段よく買う商品を全く同じ条件で比較してみました(という事で生鮮食料品は対象外よ)。

<結構違う!?商品価格(下表は全て税込み価格)>

※下に書きますが、お店④はスーパーではありません

全く同じ商品での比較って結構大変ですね(店によって売ってなかったりするので)。

こういった商品でも価格は多少変動しています。山口の4件は全て今日調べてきたので同じ条件ですが、埼玉の方は1カ月以上前の価格です。

埼玉のスーパーと比べると2~3割高い店も!!しかし安い店も発見しました

上の表にある商品価格を埼玉で使っていたスーパーの価格と比較すると、山口の①のお店は2割、②のお店が3割程高かったです(単純平均にて比較)。

そして③のお店がほんの少し(3%)だけ高く、④のお店が6%程安いんです。

山口にあるお店同士を比べると、高い所と安い所の差は3割以上あります。

一応安い店を発見できたので良しとしますが、なんでそれほど離れていない店でここまで差があるんですかね?

ちなみに個々の商品の価格を見ると、キッコーマンの醤油とキューピーのマヨネーズだけが埼玉で買っていた時より異様に(10~80%)高いんですよね。

醤油は工場が遠いという事が原因なのかもしれませんが、マヨネーズの方は工場も近いのに不思議ですね(もしかして最近値上げした?)。

都会にあるスーパーと比べると価格競争は起こりやすい・・・はずなのに??

何となく価格差が結構あるな~と思っていましたが、本日ちゃんと比較してみて結構違うことがはっきりしました。

ただ「競争原理」を考えると不思議なんですよね。

埼玉の方が競争原理が働きにくいと思うのですが・・・??

私が埼玉(草加市)に住んでいた時、スーパーには競争原理が働きにくい環境だと感じていました。

東京からそれほど遠くないといっても埼玉県(草加市)まで行くと、駅間も開いてどこに行っても近くに駅があるという環境ではなくなります。なのでおのずと駅近のスーパーはそこにあるだけで近くに住む徒歩中心の生活をしている客を難なくゲットできるわけです(当然駐車場は無い)。

そして駅から離れたスーパーは、車で移動する遠くに住んでいるお客をゲットするために価格設定を安くしています(大きな駐車場が併設されています)。

この両者に競争原理は働き辛く、そんなに離れていないにもかかわらず商品価格は結構違いました。

まぁ理屈には合ってるわよね。

同じお客を取り合ってるはずなのに競争が働かないのは何故?

一方山口のスーパーですが、そもそも電車で移動している人が少ないので駅から近い云々は関係ありません(そもそも駅の近くにありません)。

なのでターゲットはほとんどが車で移動するお客という事になります(当然どの店舗も広い駐車場を備えています)。客からすれば移動は車なので、多少離れている店舗でも行く手間はほとんど変わらないはずです。なのに結構な価格差があるんですよね。

その他に考えらえる要素は

  • 売り場が広いor綺麗
  • 作りたての総菜がある(店内で作ってる)
  • 近くに他の店舗があり利便性が高い
  • 生鮮食料品の品揃えが多い

といった所でしょうが、この全てを備えているお店が2番目に安いんです。

正直、高いスーパーの良い所(商売が成り立ってる理由)が私には理解できません。

今日具体的に比べてみて改めて不思議に思ったわ(もしかしたら新しい店舗は最近出来ていて、古いお店は潰れる直前なのかもしれないけど)。

一番安いお店はスーパーじゃなかった!

ちなみに最も安かったお店(上表の④)はスーパーではなく、ドラックストアです。

私がこれまで暮らしていた東京・埼玉のドラックストアは店舗もそれほど大きくなく、売っているものは薬やサプリ、化粧品等が中心でした(まぁドラックストアですしね)。食品はお菓子やインスタント、レトルトがチラホラといった所でしょうか?

なので、私にはドラックストアで食品を買うという発想がありませんでした。

ただ、近所のドラックストアは近くの3件のスーパーより大きく、食品を陳列しているスペースだけでも他のスーパーより広いかも?という店舗なんです。

上記の通り「ドラックストア」=「食品」という発想が無かったので最初の1,2週間は見る事も無かったのですが、ある時ふと商品価格を見たらかなり安いことに気付きました。

ちなみにこのドラックストアは一番品物が高かった上表の②のスーパーのすぐ隣にあります。

いくら生鮮食料品が売ってないとはいえ、隣同士でこの価格差はおかしいと思うんだけど・・・(1店舗で買い物を全て済ませようという気持ちは分かるけど・・・)

まぁ節約は出来そうなので良しとしておきましょう

上記の様にこちらでは食品が理解しがたい価格形成をしているのですが、取り合えず安いお店を発見することが出来ました。

まぁ生鮮食料品の価格次第で幾らでも振れてしまいそうですが、埼玉に住んでいた時より食費が安く出来そうなのは嬉しい誤算ですね(この辺りは数カ月後に記事を書くかもしれません)。

その生鮮食料品は別のお店で買うことになるので、1回で2店舗回ることが増えそうなのがちょっと面倒くさい事ではあります。

実はまだ行ってないけど、野菜は農協の直売所が近くにあるみたいなのよね(安いのかしら?)。

コメント

  1. ふなむし より:

    こんにちは。
    私は節約してセミリタイアしたので昔から生活価格には敏感ですが、田舎より都会の郊外の方が全体的に安かったように思います。
    田舎は都会に比べて人が少ないので、どうしても薄利多売が難しいのかもしれないです。
    ただドラッグストアは、食料品の利幅をほぼゼロにしても化粧品や薬の利幅が大きいので、トータルでプラスになるそうです。
    最近は生鮮食料品も扱う大型店舗が増えたため、私もスーパーに行く機会が減りました。

    ただ、それらはメーカー希望小売価格からの割引額の違いであり、高いと言っても小売価格より高い訳ではありませんが、最近は商品価格そのものが上がっているので心配です。
    海外の物価高と円安で輸入物価が上がっており、マヨネーズは原料である食用油の価格が上昇したので値上げしたそうです。
    セミリタイアにとってインフレは大敵ですね。

    • 東郷 潤 東郷 潤 より:

      ふなむしさんコメントありがとうございます。

      確かにインフレはセミリタイア生活者(広くは退職者全員)にとって怖いものですよね。
      私もセミリタイアする前に考えましたが、どの位のインフレになるのかは全く予想も出来ないから厄介ですね。
      しかも、コロナで世界的にお金をばら撒きましたから今後インフレは加速するかもしれません。
      これからできることは節約と自給自足(出来る限りの・・・ですが)ですかね~
      今度記事にしますが、釣りを始めるのもその一環だったりします(笑)