昨年(2020年)末辺りから我が家の高い光熱費、特に電気代を何とかしようと行動していました。その結果はすぐに現れて、我が家の電気代は大幅に安くなりました。でも、流石に夏はクーラーを使うから結構高くなるだろうな~と思っていたのですがっ・・・予想外に安かったんです。
夏なのに電気代が安いっ!
電気代については昨年末に節約策をいくつか実施して大きな成果を出していました。
でも、今年の夏は(山口に引っ越してきて)やたら暑かったし、エアコン結構使ったからそこそこ高かったんじゃない?
8月の電気代が4,000円以下!?
唐突ですが、夏の電気代っていくら位かかってますか?
ネットで調べると、単身世帯の平均値は1カ月6千円をちょっと下回る位らしいです。これは年間の平均値なので、夏や冬はこの金額を上回るはずです。
対して我が家の今年8月(期間は8月中旬~9月中旬)の電気代は4千円を下回りました。
別にその位の家庭は普通にあるんじゃない?
ただ、家の場合変化率が凄いんですよ。
昨年末に実施した節電策とその効果
我が家の電気代は昔からやたらと高かったのですが、これまで特に疑問にも思いませんでした。
ただ、コロナの外出自粛による暇が良い方に作用して、去年この辺りに初めてメスを入れることが出来ました。その結果はてきめんに現れ、我が家の電気代はガクンと落ち込むことになったのでした。
最初の節約策は主にTVやPC等を使ってない時に「こまめに消す」ことが中心でした。その後、TVを大型PCモニターへ置き換え(主目的はNHK解約)たり、PCが古くなったので買い換えたら更に電気代が減ることになりました。
この辺りはバラバラに記事にしたのでそれぞれの節約効果がどの位だったかをまとめるとこんな感じになっていました。
TV処分(大型PCモニターへ買い替え)・・・ 節約効果約 1,200円
PC買い替え(ロースペックPCへ)・・・節約効果約 450円
合計約4,150円/月の電気代が節約できました。
PC買い替えについては詳細を報告してなかったわね。
<我が家の電力使用量の推移(日次)>
元々かなりの無駄があったからですが、TV等をこまめに消すだけで結構な効果がありました(ちなみに中国電力では日次の電力使用量は分からないのでこのデータは引っ越し前までのものです)。
個別の機器では何といってもTV処分の効果が大きいのよね。セミリタイアするとやはり家にいる時間が長くなるからなのかしらね。
引っ越したら電気代が更に低下!?
上記の電気代節約策は基本的に季節性の無いものです。なので我が家の電気代は大体前年比で毎月4~5千円位づつ安くなる感じかな?といった予想をしていました。
実際今年に入ってからの電気代はこんな感じに推移していました。
1月・・・3,587円(前年同月比▲5,527円)
2月・・・3,067円(同▲6,032円)
3月・・・3,358円(同▲6,571円)
4月・・・3,261円(同▲5,846円)
5月・・・3,649円(同▲6,064円)
6月・・・3,413円(同▲6,217円)
予想より千円位効果が大きく出てるって感じね。
しかし夏に入ってこの節約額は加速しました。
ちなみにちょうど集計時期が引っ越しに重なったので、以下は丸々山口に引っ越してから発生した電気代です。
7月・・・3,868円(同▲8,321円)
8月・・・3,687円(同▲11,778円)
夏場の電気代が前年同月比で激減!?なんで?
引っ越しという大きなイベントがあったとはいえ、特に電力使用量が低下するようなことは何もしていないのに急激に電気代が安くなりました。ただ、安くなるのは喜ばしい事ですが、その理由が分からないのは気持ちの悪いものです。
夏の電気代なので「エアコンの使用頻度が下がったんじゃない?」という事も考えました。確かに去年の埼玉県は物凄く暑かったんです。私は日中はあまりエアコンを使いませんが、昨年は付けっぱなしの日も多かったと記憶しています。
でも、山口の8月も大雨が降ってる時期が長かったとはいえ、暑かった(湿度が高かった)ので昼でもエアコンは結構使いました(夜寝る前は使わなかった日が無かったはずです)。
なのにまるでエアコンを使わなかったような電気代なんですよね。
原因ははっきり分かりませんが、一応考察はしておきましょう。
安かったんだから理由なんてどうでもいいじゃん・・・とならない所が理系脳なのよね。
理由は引っ越し・・・位しか思いつかない
去年の夏に比べて今年の夏の方が電気を使わなかった理由で、ある程度明確なものは以下の2点です。
- 去年に比べると外出頻度が増した(ドライブ)
- 夜間付けているシーリングライトが2台から1台になった
とはいえ、1日家を空けるドライブなんて2,3回だけだし、LEDシーリングライトの定格出力はたったの38Wです。
やはり最大の消費元であるエアコン関連であることは確かなのでしょう。
ちなみに電力単価は、前の東京電力の方が今の中国電力より若干安い位です。
そういえば間取りが変わったけど??
引っ越し前の埼玉での住居の間取りは1LDKでした。日中滞在する部屋はリビング、キッチン込みで約12畳程ありました。それを6畳用のエアコン1台で冷やしていました。
対して山口の間取りは2Kで、日中滞在する部屋の広さは6畳です。エアコンは埼玉から持ってきたので同じものです。
なので同じ設定温度でもエアコンにかかる負荷は結構違ったはずです。
部屋の位置も違う
引っ越し前の埼玉の家は9階建ての9階、つまり最上階でした。ずっと住んで慣れたせいか、特に何とも思ってませんでしたが、一般的に最上階って天井(屋根)からも熱が入って来て暑いって言われますよね。そのせいでエアコンの効率が悪かったのかも知れません。
また、その暑い部屋に冷蔵庫も置いていた為、冷蔵庫の消費電力も大きくなっていた可能性がありますね。
それが引っ越してきて2階建ての1階になり、冷蔵庫の置き場所も窓から離れた涼しい部屋になったことで自然に省エネが進んだのかも知れません。
この位しか今の所思いつきません。
エアコンや冷蔵庫の使用環境でここまで変わるものなのかしらね?(エアコンを使わない時期になったら謎が解けるかも・・・)
意図した節約ではないけど嬉しい
引っ越し後の電気代が安くなった理由は上記の通りまだ仮説ではあります。理由がはっきりしないことは若干の気持ち悪さが残りますが、まぁ安くなったこと自体は目指していたことでもあるので、素直に嬉しいです。
何より普通にエアコンを使っていたのに月の電気代が4千円を下回ったことで、今後も気にせずバンバンエアコンが使えるのが良いですね(まぁこれまでも暑ければ電気代関係なく付けてましたが)。
今回は節約の記事として書きましたが、具体的な節約術にはなりませんでしたね。
強いて言えば、引っ越す時はエアコンの効率が良さそうな部屋を選ぶってことかしらね?
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