セミリタイア生活と節約(PC買い替え編)

セミリタイア生活
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15年程使っていたPCをついに買い換えました。私は元々PCに対しては「大は小を兼ねる」的な考え方を持っていて、予算の許す限りハイスペックなPCを買うようにしていました。確かに1台のPCで全ての用途を済ますといった汎用性を求めるならそれで正解なのかもしれません。でも、用途を限定するとロースペックPCのコスパは結構高くなります。

ロースペックPCへの買い替え

家に残っていたWindows7のPCをついに買い換えました。

コスパについても考察してみたわ。

PCを買い換えた理由

PCって買い換えるとなるとお金がかかるということよりも、色々設定し直したりするのが面倒くさいですよね。

でも、一生同じPCは使えませんし、今回の場合15年位前のPCの買い替えでしたから良く持った方なのかもしれません。

なんでPCって古くなると遅くなるんですかね?

今回買い換えたPCはかれこれ15年前位に購入したものでした。その頃はPCでオンラインゲーム(FF11)をやり込んでいた時期でしたから、当時にしてはかなりハイスペックなPCでした(グラフィックボードは何度か最新のものに買い換えた記憶があります)。

当然Windows(7)なんかはサクッと起動していた訳なんですが、最近は物凄く時間がかかるようになってきました。遅くてイライラするというレベルを超えて「これ壊れてるのかな?」という感じです。

OSを最新のものにアップグレードするとPCの要求スペックも上がりますし、古いPCのままだと遅くなっていくのは分かるのですが、OSがそのままなのにこうなるのって結構不思議ではあります。

OSが同じでもアップデートはしていますから重くなっていくのでしょうが、それにしてもこんなに遅くなるものなんでしょうかね?

これが今回買い換えた最大の理由ね。

信頼性を優先するも、流石にOSも賞味期限切れ

今回買い換えたPCは上記の様にWindows7のPCだったのですが、ご存じの方も多いと思いますがWindows7のサポートは去年(2020年1月)終了しています。

この時期までこのPCを引っ張ってしまったのは「もったいない」という理由もあったのですが、PCの用途が主に「お金」を取り扱う用途に限定していたからでもあります。

私は過去にPCをウィルス感染(実害はファイルが壊れた位?)させたことが何度かあったので、様々なHPやブログを見るPCと、暗証番号やクレジットカード番号などを入力する必要があるネット銀行や証券会社、ネット通販などを利用するPCを完全に分けています。

「お金」を取り扱うPCだとやはり最新のOSより、成熟したOSの方が安心感がありますし、アップグレードには消極的になっていました。

ただ、流石にサポート終了から1年経過するとセキュリティ上不安も出てきます。

遅くてどうしようもないし、OSのアップグレードよりは買い替えの方が良さそうね。

用途に合わせたロースペックPCが無駄が無くて合理的

昔はPCでゲームをしていたせいでしょうか?PCのスペックは「大は小を兼ねる」的な、性能は高ければ高い程良いという考えを持っていました。ただ、メインの用途も変わり、最近はその考えも変わってきました。

まぁある意味間違っては無いけど・・・

ハイスペックPCは壊れやすい!?

正解かどうか分かりませんが、私は自分の経験からハイスペックPCは壊れやすいと思っています。

今回買い換えたPCはグラフィックボードが何度か壊れましたし、その前に買い替えたもっとハイスペックだったPCもグラフィックボードは壊れましたし、最後はマザーボードがいかれたのか頻繁にフリーズしたり、突然電源が落ちたり、最後は完全に起動しなくなりました。

ハイスペックPCは大きな電力を使いますからその分壊れやすいのかな?というのが私のイメージです。

実際会社で使っているようなロースペックPCって何年使ってても壊れないでしょ?

自分がサラリーマンだった時は自分も含め身の回りでPCがハード的に壊れたって聞いたことないかも・・・

無駄にハイスペックだと電気代も無駄に・・・

勿論メインの用途がハイスペックを要求するもの(ゲームや動画編集)であればそれに応じたPCを買う必要があると思います。

ただ、VODの視聴だったり、株の取り引きやネット通販の利用だけであればロースペックPCで十分です。無駄にハイスペックのPCを買うと本体価格が高いというだけではなく、消費電力面でも無駄が多くなります。

ちなみにPCの消費電力はスペックによってかなり異なります。

<PCによって消費電力はどの位違う?>

今回買い換えた(昔の)ハイスペックPC(CPU:Core2Duo 3GHz)・・・82W

ブログ書きや動画編集に使ってるPC(CPU:Corei3 3.6GHz)・・・35W

VOD視聴のみで使ってるロースペックPC(CPU:Celeron 2GHz)・・・12W

これはただ起動させてるだけで、なんのアプリ使っていない時の消費電力です(PC本体のみの消費電力)。

倍半分以上違うのね。ちなみに今回買ったのはこのロースペックPCと同じものです。

ロースペックPCは「静か」

PCにはCPUやGPU、電源部分に冷却ファンが付いていることが多いですが、当然ハイスペックPCの方がより発熱しますから大きなファンがついています。

これ、新品の頃はあまり気にならないかもしれませんが、古くなってくると結構な作動音を発生するようになります。今回買い換えたPCはもはや「騒音」レベルの音がします。

対して買い換えたロースペックPCはケースを開けてないので確かなことは言えませんが、恐らく冷却ファンがついていません。なので物凄く静かです。

用途さえ合えばロースペックPCは良いことだらけです。

以前書いたけど、VODやYoutubeの視聴位ならCeleronPCで十分だったわ。

コスパはどのくらい違うのか?

評価の仕方が難しいのですが、ざっくり計算してみます。

今回買い換えたPCは当時大体25万円位したと記憶しています。消費電力は上記の通り82W位です(今でもそこそこハイスペックなPCを買うと同じ位しますよね?)。

一方、今回新たに購入したPCは3.7万円程です。消費電力は上記の通り12Wです。

1日8時間付けっぱなしという使用条件で、5年間利用した時のトータルコストは、

ハイスペックPC:25万円(本体価格)+31,000円(電気代)=28.1万円(5.6万円/年)

ロースペックPC:3.7万円(本体価格)+4,500円(電気代)=4.15万円(0.8万円/年)

結構違うわね。

用途さえ合ってればコスパはかなり高くなるよね。私の場合、動画視聴で1台、「お金」関連用途で1台をロースペックPCにしました。実際電気代がどの位変動したかは後ほどまた報告すると思います。

あと結構面倒なPCの廃棄についても書く予定です。

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