地方移住について行動してみた(候補地下見 実践編)

セミリタイア生活

一応「緊急事態宣言」も解除されたので、地方移住の候補地である山口市に賃貸アパートを探しに行きました。街の雰囲気は想像と違う部分もありましたが、概ね自分の好みに合致しました。そして当たり外れが激しいと思っていた不動産屋さんにも恵まれ、無事良さそうな物件を見つけることが出来ました。

今後数年?の住居を決める!

山口の下見から帰ってきました。梅雨なのに3日とも晴れて物凄く暑かったです。

イメージ通り素敵な場所だったから不動産の申し込みをしてきました。

山口道中記

東京などへの緊急事態宣言が解除されたことをきっかけに、私の地方移住の目的地である山口県山口市へ下見に行ってきました。

前の記事にも書きましたが、とにかく私は「旅慣れ」していませんから、道中でも分からない事、新鮮な事、懐かしい事なんかが目白押しでした。

地方移住とは直接関係ありませんが、その辺りを最初に書いていきます。

旅慣れた!?男の荷物

「旅慣れた人」は旅行に持っていく荷物が少ないなんてことを聞いたりします。

ただ、私の場合「旅慣れ」ていなくても荷物は少ないです。何故なら「旅慣れ」ていないが故に旅行用の大きいカバンが無いからです(笑)

という訳で昔仕事で使っていたカバンに2泊分の下着の替えを突っ込んで出発です(その他の持ち物はスマホ、タブレット、モバイルWi-Fiのみ)。

まぁ足りないものが出たら現地で買えば良いよ。

危なかったわね。物によって今回はその買う「お店」が無かったかもよ。

新幹線予約システム「スマートEX」はホントに便利だった!

前回の記事で書いたように、今回新幹線のチケットは「スマートEX」というJR東海の予約システムで入手しました。

こちらはただインターネットでチケットが予約できるというだけではなく、自分の持ってる交通系カード(SUICAやPASMOなど)を登録すると、そのカードで新幹線の改札を通ることが出来るようになります。

これ、実際やってみたらかなり便利でした。

行きは東京駅発だったのですが、JRの在来線で東京駅について、そのまま新幹線の自動改札にカードをかざすだけで新幹線に乗車できました(イメージはJRから地下鉄に乗り換える感じです)。

その際、自動改札から便名や座席番号等が記載されたチケットが発券されます。

ほぼ一瞬で発券されるので改札は立ち止まることなく通過できます。

みどりの窓口や自動券売機なんかでチケットを発券するのに比べると余計な時間はほぼゼロといった感じです。

しばらく改札を眺めていたら、このシステムを使ってる人は少数派みたいね(ってか2~30人位しか見てないけど、誰も使ってなかったわ)。

新幹線で4時間半・・・

停車駅によって多少前後するのでしょうが、東京⇒新山口間は約4時間半かかりました。

その間座りっぱなしになる訳ですが、皆さんはこういう時間をどう過ごしますか?

私の場合どんなに快適でも乗り物の中で寝ることって出来ないんですよね。

ということで私はタブレットを持って行って、VODでアニメや映画を見て過ごしました。インターネットへの接続は自前のモバイルWi-Fiを使ったのですが、新たな発見がありました。

モバイルWi-Fiのサービスエリアって地図で表示されたものを見ると、人の住んでいる地域はほぼ全てカバーできている様に見えます。でも、結構切れましたね。

東京から新大阪までは途切れる場所が数カ所といった感じでしたが、トンネルが増える新神戸以降はほとんど繋がりませんでした(トンネルは仕方ありませんが、トンネルじゃない区間でも繋がらない場所は多かった)。

新幹線内には無料Wi-Fiもあるのですが、登録が面倒くさかったので試しませんでした(全ての車両にある訳では無さそう)。

今調べたら30分ごとに接続が切れるみたい。映画鑑賞とかには向かないわね。

久しぶりに切符に触れる!?

上記の通り、新幹線もPASMO一枚で乗れましたから、目的地までは普通に都内を移動するようにキャッシュレスでいけると思っていたのですがっ!

問題発生です。

乗り換える山口線の各駅には自動改札が無いみたいです(今調べたら山口県はほぼ自動改札が無いみたいですね)。

という訳で一度改札を出て、切符を購入する必要がでました。

そういえば切符なんて手にするのは何年振りだろう?

写真の切符にもちょっと色がついていますが、コロナ禍の今でも切符を駅員さんに手渡ししてスタンプを押してもらう必要があるようです。

懐かしかったけど、今は見せるだけにした方が良くない?

なんだこれ!?

行きはまぁまぁ接続が良く、新幹線を降りたら既に次の列車はホームに着いていました。

山口駅まで行く「山口線」です。

早速乗り込んだのですが・・・

扉をくぐるとすぐ左側に「整理券」と書かれている発券機?らしきものがありました。

切符も買ってあるし、整理券とやらも出てくる気配はないし、他の乗客(ほとんどいなかったんですが)もスルーしているし、関係無いんだろうと思いましたが、不安は残ります。

ということでネットで調べておきました。

どうやらこの整理券は無人駅(切符が売ってない?)から乗り込む際に受け取って、運賃の精算に使うみたいですね。ということで今回私には関係ありませんでした。

このことに関連しますが、無人駅では乗客が乗り降りする際に定期券を見せたり、上記の様に運賃を支払ったりする必要があるため、列車の扉が一部しか開かないみたいですね。

行きは気付かなかったんですが、帰りは確かに扉が開かない駅がいくつかありました。

知らなかったら相当びっくりするわよね。

目的地「湯田温泉」

片道約7時間!

ようやく目的地にたどり着きました(山口駅の一つ手前の湯田温泉駅です)。

ちなみに泊まったホテルには温泉がついていました(その分部屋のお風呂は物凄く狭かった)。

温泉なんかに浸かったのは何年振りかしら?気持ち良かったわ~

山口市の街の雰囲気

事前に地図(航空写真)やGoogleのストリートビューなんかである程度街並みは見ているつもりでしたが、やはり「百聞は一見に如かず」ですね。

想像していた街並みと実際ではやはりギャップがありました。

一番印象的だったのは「山が近い!」ということです。

山口市は盆地ですから山に囲まれている・・・ということは知っていました。ただ、その山が360度どっちを見ても近いんです(要するに平らな部分が狭い)。

そういえばこんなに近くで山を見たのは何年振りかな?

町の中心街へ向かう

初日はホテルにチェックインするのが唯一の予定です。しかし時間はまだ夕方の5時。

という訳で街並みを眺めるために市の中心街へ向かうことにしました。

湯田温泉から隣の山口駅まではざっと2km弱。

しばらくは何もない通りをずっと歩くことになりました。

まぁこの辺りは私が今住んでいる埼玉県にもこんな感じの場所はあるかな?といった感じです。

恐らく山口駅が近づいてきたからでしょうか?

心なしか車も増え、ついには「中心商店街」という案内が出てきました。

中心街・・・とは!?

さらに進むとこんな感じの商店街?っぽい所に出ました。

ちなみに時刻は夕方5時半過ぎ(月曜)でしたが、人はまばらです。事前の調べではこの辺りにアーケードの商店街があるはずです・・・

そのアーケードの商店街は長く、立派なものでした。

事前にネットで調べたら、「ここがあるから結構便利」なんてことが書いてあったのですが・・・

ご覧の通りシャッターが閉まってる所が多く、人もほとんどいませんでした。

回りと比べると間違いなく「中心街」ではありそうなんですが・・・まぁ商店街って東京でもほとんどこんな感じですけどね。

翌日不動産屋さんに「ああ、あそこ行ったんですか?なにも無かったでしょ?」みたいなことを言われました。

県庁方面

山口市は山口県の県庁所在地です。なので当然県庁があります。

東京だと新宿に当たるので周りに色々ある場所なのかな?と思い、行ってみると・・・

山に囲まれてて周りには何もありませんでした(ちなみに駅からも結構離れています)。

何もないけど川はある!

全般的に「何もない」という印象ですが、街の中や周りには大小様々な川が流れています。

水も綺麗で私のようなものにとっては新鮮な眺めです。

偶然川岸を歩いたこの川・・・

どうやらゲンジボタルが生息しているようですね。

時期的にはちょっと遅いのかも知れませんが、夜に再度訪れれば見れたかもしれません。

一応市街ですから田んぼはほとんどありません。でも、川以外にも用水路みたいなものが多かったですね。

「自然が一杯」・・・だけど不便過ぎず

街の全体的な印象は極端に言ってしまえば、山と川以外は何にも無いというものでした。

ただ、私の様な東京にしか住んだことが無い人間にとって、「不便すぎて生活できない」ということは無さそうです。

私が移住先に求めていた、「不便過ぎず」、「適度に田舎」という条件は十分満たしていそうです。

良い所だったわね。

<意識してチェックした店舗等>

初日、二日目と計5時間位街中を歩いたのですが、その中である程度意識しながらチェックしたものがあります。

自分の普段の生活で立ち寄る施設、具体的にはATM、スーパー(食料品)、スポーツクラブですね。

<ATM>

ATMの数については都会とは明らかに違いました。特に都市銀行のATMが全くありません。山口市内にはみずほ銀行のATMが1カ所あるだけのようです。その他の銀行ATMは地方銀行のものか、コンビニやスーパーにあるセブン銀行とかイオン銀行等のATMですね。

私の場合メインバンクがネット銀行なのでATMは問題無さそうです(コンビニ、スーパーは普通にありました)。逆に言うとネット銀行の口座が無いと結構不便そうです。

<スーパー>

スーパーは数はそれなりにありました。普通に街中であれば1,2件は徒歩圏内にある感じですね(実際は車社会なのでアクセス可能なスーパーはもっとある感じ)。

ただ、私が立ち寄ったスーパーは商品が妙に高い感じでした(後ほど不動産屋さんに聞いたところ、高い所と安い所では2~3割値段が違うのだとか)。

<スポーツクラブ>

筋トレは趣味で続けていきたいので探してみました。スポーツクラブに関してはどこに住んでも徒歩圏内とまではいきませんが、何件か見かけました(建設中のものも1件ありました)。車があれば不自由はしなさそうです。

<その他:意外に少なかったお店>

地方都市では車が足ですから、自動車販売店(特に中古車販売店)は沢山ある・・・というイメージでした。でも、ほとんど見かけませんでした。

もしかしたら引っ越し後に一番苦労するのは車の購入かもしれない・・・という印象です。

不動産屋回り

2日目は朝から夕方まで歩き回ってました。

不動産屋さんは車で案内してくれたけど、それ以外でもずっと歩いてたのよね。

いきなり心が折れそうに・・・

1件目の不動産屋さんは口コミ情報で「親切」、「丁寧」というコメントが多い所に行きました。その情報に誤りはなく、接客はとても丁寧でした。

ただ、違和感があったんですよね。事前にある程度ネットで調べていたのに対して、提示される物件のレベルが低い感じが否めません。え?こんなのしかないの?って感じだったんです。

たまたまストックされている物件が少なかったのかも知れませんが、数も出てこないんです(普通こちらが「う~ん」みたいな顔をすると次々に物件を出してきますよね?)。

事前に伝えていましたが、私が無職であることに対して「(審査は)大丈夫とは言い切れない」というスタンスでした。このスタンスはこの時点では「当たり前」だと思っていたのですが・・・もしかしたらあまり乗り気ではなかったのかも知れません。

3件ほど車で案内してもらいましたが、「その中ならこれかな?」位のものしかありませんでした。

とても親切に案内してくれたので心苦しかったのですが、「後で返事をする」とお断りするのが見え見えの言葉を残してお店を後にしました。

(ホントに乗り気じゃなかったとしたら)最初に言ってよ~って感じです(ちなみにその日の内に丁重にお断りの電話を入れました)。

まっ被害妄想かもしれないけどね(ただ、2件目と比べると差は歴然だったのよね)。

2件目で大当たり!

表面的な接客態度こそ丁寧だったものの、1件目の対応は実は悪かったんじゃないか?と思ったのは2件目と比較したからです。

こちらには事前に連絡をしていなかったのですが、無職であることを伝えると「あなたなら大丈夫です!」とこちらの資産状況を聞く前から何故かほぼ断定口調です(対応は中堅位かな?という感じの女性でした)。

物件もぞろぞろ出てくるし、周りにどんな施設があるかといった情報はもちろん、どんな層の住民が住んでいる地域だとか、住んで無いと分からない様な情報を教えてくれました(1件目は聞いても曖昧な答えしか返ってこなかった)。

物件にも詳しく、どの物件はどんなオーナーだから提示されている価格からどの位は値引き交渉が可能かといったことも教えてくれました。

その他にもネットで調べても出てこない様な定性的な情報が色々聞けて、全く見も知らぬ土地へ転居する不安が薄らいでいくのを感じました。

全てが営業トークだったとしたら参りましたって感じです。

流石に良い人(担当者)だったって考えても良いんじゃない?

住居決定!?

という訳で2件目の不動産屋さんで紹介してもらった内の1件に決めました。

決めたといってもまだ保証会社の審査中なので決定したわけではないのですが、担当者さん曰く「大丈夫」なのだそうです(ちなみに連帯保証人の類は一切立てていません)。

これを書いている時に電話があり、オーナーとの価格交渉が終わり、最初に提示されていた家賃から2,500の値引きに成功したとのこと(当初から1,500円は可能と言っていましたが、そこから更に1,000円値引きです)。

引っ越し日が決まらないと契約書が作れないからもう引っ越し屋さんの選定等を進めて日付を早めに決めて欲しいとのこと。

(後日追記)この連絡が入った翌日に保証会社の審査通過の連絡もきました。

<決め手は”景色” 典型的な2Kアパートに決めた理由>

車が日常の足となっているような土地では、駅前に何もありません。学生は別ですが普段列車に乗らないから駅近という条件は何の付加価値にもならないようです(うるさい分敬遠する人も多いそうです)。

実際賃貸物件の家賃相場は築年数と間取りでほぼ決まっていて、場所はあまり影響していない感じでした(建物自体は2階建ての木造や軽量鉄骨のいわゆる「アパート」がほとんど)。

なので「家賃と間取り」を決めると大体似たり寄ったりの物件が出てきます。

今回私が最終的に決めたのも典型的な「アパート」です。2階建ての1階で間取りは2K(約40㎡)、築30年って所です。家賃は駐車場・共益費込みで34,000円(更新料無し)です。

ちなみに決め手は建物自体というより、窓の外の景色が素晴らしかったからです。

実は1階に住むのも、新築じゃない物件に住むのも初めてだったりします(上記には若干のフェイクを入れています)。

今までが贅沢過ぎなのよ。ちなみに家賃は今の所の1/3位になるわね。

今後の予定

不動産屋さんの担当者曰く「(審査は)大丈夫」とのことなので、引っ越し業者の選定を始め、諸手続きを進めようと思っています。

当初は今住んでいる所の契約を考慮して8月の初めから新居での生活を始めようかと思っていましたが、引っ越し屋次第で少し前倒しになるかもしれません(新居は日割りで家賃が発生)。

長距離の引っ越しは業者の都合に合わせるとかなり安くなる場合があるようなので、日程は今のところ流動的といった感じですね。

そういえば不動産屋さんに「この業者ならうちの名前を出せば2~3割引にはなると思いますよ」と何社か紹介されました。

ネットで相場を調べると通常期で15~20万円位らしいけど、それより安くなるのかしら?

<おまけ 西日本といえば・・・?>

私は一人での外食が苦手です。まぁそれ以前にコロナのせいなのか、地方で活気が無いからなのか外食できるお店がホテルの近くにありませんでした。

ということで、コンビニでカップラーメンを買って食べたりしたのですが・・・

東日本にお住まいの方は「ん?」と思いますよね?

どん兵衛のスープが西日本仕様です。

実際色が薄く醤油味が控えめな感じでした。

ついでに今では西日本でしか売っていない「おやつのカール」も探してみましたがそちらは見当たりませんでした。

地方移住に関連するその他の記事

当ブログではシリーズ化しているお話なのでサブカテゴリーを作っています。よろしければどうぞ。

コメント

  1. Tochi より:

    山口県と言えば
    厳島神社前の「あなごめし うえの 宮島口本店」、
    お城を使った料理屋さんの「いろり山賊 玖珂店」が素晴らしかったです。
    もしまだでしたら是非☆

    • 東郷 潤東郷 潤 より:

      Tochiさんコメントありがとうございます。
      一人での外食が苦手なので今回はカップラーメンなどしか食べなかったのですが、現地ならではのものはゆっくりでも食べて回りたいですね。
      場所的には車を買った後になりそうですが、行ってみたいと思います。
      情報ありがとうございます。

  2. ふなむし より:

    セミリタ6年目の独身アラフィフです。
    私も田舎に引っ越したんですが、無職だと正直いい物件は難しく、しばらく空き状態になっているなど大家の了承が通りやすいような物件しか無理でした。
    特に地方で物件が多い大東建託など、業者が一括管理している物件は基準が決まっているため問答無用でダメでした。
    契約している保証会社によっても、誰でも通す所や厳しい所など違いがあるようです。

    あと、むかし埼玉の大宮から北陸に引っ越したんですが、数家族をまとめて配達するぶん3日くらいかかるという便を選んだら、けっこう割引されました。
    今はコロナのせいで引っ越しする人も少ないと思うので、運送業者もヒマなんじゃないでしょうか?

    • 東郷 潤東郷 潤 より:

      ふなむしさんコメントありがとうございます。

      確かにメジャー所の不動産管理会社の物件は門前払いを食らうことが多いですね。
      今回はありませんでしたが、前回の引っ越しはそういうのが少なくありませんでした(記憶にある所だと長谷工ライブネットの物件はいかなる理由があろうと無職不可とのことでした)。
      今回私が決めた物件は個人所有のものだったから大丈夫だったのかも知れません。
      引っ越し屋も現在選定中なのですが、遠距離だけに見積もりに物凄い幅があってびっくりしている所です。
      まぁ人件費、高速代、ガソリン代だけでも結構かかる距離ですし、ある程度高いのは覚悟してたのですが料金が倍半分違うと???とならざるを得ません(この辺りは今記事にしています)。
      セミリタイアも田舎暮らしも先輩のようですし、今後も色々教えて下さい。