プライドと引き換えに実利を取る!(老眼鏡のお話)

セミリタイア生活
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私はここ数年間、ずっと戦い続け・・・そしてついに敗北しました。何の話かといえば「老眼鏡」のお話です。何となく老眼鏡を使うと自分が老けたことを自分で肯定する気がしていたのでずっと避けていたのですが、ついに手に取ってみました。

老眼鏡、プライドを取るか実利を取るか!?

老眼鏡

先日、自己嫌悪に陥った話を書きました。

そして、そんな自分を変えるためにあるアイテムをポチったのですが、それが届きました。

そう、眼鏡・・・ではなく、老眼鏡です。

「プライド優先」日常生活で老眼鏡は必要ない!?

結構多くの人が使っていると思われる老眼鏡ですが、本当に必要なものなんでしょうか?

そんな風に思っていた時期が私にもありました。

老眼は大抵の人にやって来る老化現象の一つです。私も40前半辺りから「あれ?なんか小さい文字は離した方がよく見えるな」なんて感じ始めました。

でも、細かい字が読み辛くなるだけなのでそれほど不便しませんし、何より老人臭くてカッコ悪いと思っていたので、これまではプライドを優先(やせ我慢)してあえて老眼鏡は使っていませんでした。

日常生活で小さな文字を見る機会は少ない?

老眼で困ることを強いてあげれば、役所や銀行などで何かの用紙に記入する際、何を書けば良いのか読み取れないといったことがある程度です(年に何回もあることではありませんね)。

そもそも小さい文字って読む必要性が低いから小さな文字になっているはずです。だから読めなくてもそれほど問題は発生しない・・・はずです。

投資信託とか生命保険の約款とかは重要なことが小さな字で書いてあったりするけどね。

<小さな文字といえば・・・>

あなたは新聞を読まないのですか?と言われそうですが、私はサラリーマンの時も合わせると、ここ10年程は新聞を読んでいません。一時期は仕事の関係もあって1日5,6紙読んでいたのですが、だんだん新聞に書いてあることが信用できなくなったんですよね。

仕事関連で新聞記者からインタビューされたんですが、自分のコメントを曲解されて記事を書かれたのがきっかけです(私の名前を使った記事ですよ)。

その辺りはまた改めて別の記事にでも。

老眼鏡はカッコ悪い?

老眼鏡といえば、年寄の代名詞的なアイテムですよね。

若い時は、老眼鏡をもぞもぞ取り出し、背中を丸めて書類を見ている上司が頼りなさげで、かっこ悪く見えたものです。また自分にとって老人のイメージそのものである自分の祖父の記憶は、居間で老眼鏡をかけて新聞を読んでいる姿です。

なので、自分の中で「老眼鏡をかけること」は、自分が年寄りの仲間入りをしたことを認めることとイコールだし、それはカッコ悪いことだとの思いがありました。

「実利優先」見えるに越したことは無い

しかし、実際老眼鏡を使ってみたら多くの人が使っている意味が分かりました。

今回老眼鏡を手に取るという敗北感と引き換えに得たものはとても大きかった

かつての姿を取り戻した小さい文字達

私は子供の頃から視力が良く、かなり細かい文字もはっきり見ることが出来ました。そしてそれは近い所を除けば今でも変わりません。

なので、これまで見えなかったものが眼鏡を通すとはっきり見えるという経験はしたことがありませんでした。それが・・・

!こんなにはっきり見えるの!?

老眼鏡を通して見た小さな文字達は、かつては当たり前だったであろう姿を取り戻していました。

結構衝撃的でした。そりゃみんな使いますよね。

かつての疑問も解消

老眼鏡に関しては前々から疑問に思っていることもありました。

それは「何故老眼鏡をしたり外したりと忙しそうにしているのだろうか?」というものです。

実際使ってみて分かったのですが、老眼鏡をすると近いものははっきり見えるようになりますが、逆に遠くのものはかなりボケて見えるんですね(気持ち悪くなってきます)。

かなりピンポイントな距離のものだけがハッキリ見えるようになります。

慣れないせいか?ちょっと疲れる

まだ老眼鏡を使い始めて1日なので慣れていないせいでしょうか?1時間程読書をしたら結構目が疲れました。

もしかしたら既成の安物ではなく、ちゃんと自分の目にあったオーダーメイドのものを買ったほうが良かったのかもしれません。その辺りは今後の課題ですね。

こんなにはっきり見えるようになるとは思っていなかったので、取り合えず安物で良いかと・・・

既製品だと2千円もしないしね。

今なら言える。迷わず実利を取るべし!

大勢の方からは「当たり前だ!」と突っ込まれそうですが、老眼になったら老眼鏡を手に取るべきですね。

見えなくなっていた細かい文字が読めるようになるだけで若返った気がします。

あくまで気がするだけよ。

老眼鏡によって出来るようになること

上の方で老眼鏡が無くても日常生活に支障はないと書きましたが、それはあくまでも日常生活に限った話。

読書ともなればかなり無理があります。

実際私はセミリタイアした後に、簡単に取れるような資格を何個か取っておこうと参考書を買い、読んでいた時期がありました。ただ、一冊読み切る頃には疲労困憊といった感じで、すぐ諦めちゃったんですよね。

それ以外でもネットではなく、本で読みたいと思うことが何回かあったのですが、全て老眼を理由に踏み切りませんでした。

そういったことが簡単に出来るようになります。

老眼鏡を手に取るだけで読書は余裕よ。

セミリタイア生活をアップグレード!晴耕雨読の生活

別の記事でも書いたのですが、「セミリタイア生活」では特に雨の日を無駄に過ごすことが多いです。何もする必要が無いから雨が降ったら何もしない。

でも、何もしないと自己嫌悪に陥ったりするんですよね。

そんな時「読書でも出来れば・・・」と思ったことはこれまで何度かありました。幸い図書館も歩いて行ける距離にあります。

そしてついに今回老眼鏡を手にしたことでそれらの問題が解消しました。正に晴耕雨読の生活を手に入れたのです。

漫然と過ごしてしまいがちな「セミリタイア生活」のアップグレードに成功したといった所でしょうか?

<蛇足>

ここ最近、読書がしたいな~と感じるようになったきっかけは、当ブログで記事にしている「神社・仏閣巡り」がきっかけでした。

特に神社の記事を書くとき、色々な神様が出てくるわけですが、全く知らないんですよね。

ギリシア神話とかって全部とは言わなくても、なじみのある神様って多いじゃないですか。ゼウス、ポセイドン、ハデス、アテナ、アポロン・・・etc.と沢山出てきます。

でも、私を始め大抵の日本人は日本の神話ってほとんど知りませんよね?神様の名前だって天照大御神位しかすぐ出てきません。

そう思ったらどうしても古事記が読みたくなったんですよね。

さっそく古事記に関する本を2冊ほど借りてきました。その内「神社仏閣巡り」の記事もグレードアップ出来るかもしれません。

ついでにギリシア神話と北欧神話も借りてきたわ。

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