東京から山口市に引っ越してきて違いを感じることの一つに「挨拶」があります。どういう意味を持っているかがイマイチ分からないのですが、すれ違いざまに知らない子供から挨拶を受けることが結構あるのです。
挨拶の意味???
私は山口市に引っ越してきてから周りに知り合いが一人もいません。
なので普段人と話すことは無いのですが・・・
挨拶は必要ない???
最近ニュースで、新入社員が「挨拶ってそんなに重要ですか?」といって上司や先輩を困らせているなんて記事を目にしました。
まぁ私は重要というより基本だと思いますし、少なくともそんな部下や後輩を可愛いとは思えません。そして一度そう思われてしまったらどんなに仕事ができる人間でも・・・という簡単な図式が理解できないのならその程度の人なのだろうと思ってしまいますね。
そもそも仕事だけが出来て人間性は全く・・・なんて人が上に行くなんてことは実力本位の外資系でも無いと思いますね(というか仕事ができる人って人間も出来ていますよね)。
ちと話がそれ始めたのでこれ位にして、要は挨拶は重要だよねというお話でした。
前振りよね。
山口市内では挨拶することが多い!?
私が山口市に引っ越してきてから丸3年が経過しました。とはいえ元々こちらに知り合いがいる訳ではないので人と話す機会は今でもほぼありません。
そんな私でも、近所の人と顔を合わせれば挨拶位はします。その辺は東京とそれほど変わらない所なんですが・・・
挨拶に関して東京とこちらでは決定的な違いがあります。
それは子供の挨拶です。
知らない子からの挨拶
例えばジョギングをしている時などに保育園児が集団でお散歩してる所に出くわすと・・・
「こんにちは~!」
と何人もの園児が次々に元気よくこちらに向かって挨拶してきたりします。ぜぃぜぃいってる中、列になってる園児全員に挨拶を返すのは結構大変だったりしますが気持ちの良いものです。
また、下校中の小学生とすれ違った際にも「こんにちは~」と挨拶されることがあります。
先ほどは用事で近所を歩いていたら中学生くらい?の子からすれ違いざまにぼそりと「こんにちは」と挨拶されました。
もう夏休み?だと思うけど、制服着てたから部活かなんかなのかしらね?
挨拶の傾向
ただこの子供からの挨拶って、会うと必ずされる訳ではなく、たまになんですよね。
傾向としては小さい子の方が頻度が高く、元気も良い感じです。対して小学生は極たまに挨拶される感じで、声もかなり小さいというか、うつむき加減です。
中学生から挨拶されたことはこれまでありませんでした(先ほどは完全に不意を突かれたといった感じで、こちらから挨拶を返すことが出来ませんでした)。
あくまでも私の経験ベースですが、東京ではこういったことはありませんでした。
学校でそういう風に指導してるんでしょうか?
こちらから先に挨拶するのは有りか?無しか?
挨拶を返しそびれる位ならこちらからしてしまった方が良いのでしょうか?
挨拶の意味を把握しないと事案になるかも??
挨拶されっぱなしなのは気持ちの悪いもの
東京と違い、全く知らない子供から路上で挨拶を受けることがある・・・分かっている事とはいえ、それはたまにです。特に中学生とかの大きな子は滅多にしてきません。
なので、すれ違いざまに挨拶されるとそれが挨拶だと理解するまでに時間がかかり、こちらから挨拶するタイミングを逸してしまうという事が少なくありません。
冒頭のニュースのように「挨拶は不要」と考える人ならまだしも、私は挨拶されたら返すのが当たり前だと思っています。なのでそれが出来なかった時は若干後味の悪さを感じてしまいます。
とはいえ、子供とすれ違うたびに挨拶されるかも!?なんて身構えてはいられません。
じゃあこっちから挨拶しちゃう?
そもそも何で挨拶してくるんだろう?
私の経験上、挨拶というのは大きく2つの用途があると思っています。
一つはコミュニケーションを良くする為のツールとしての挨拶です。知り合いなどに朝最初に会った時「おはよう」と声をかけて人間関係を円滑にするといったポジティブな意味を持ったものです。
もう一つは近所で見慣れない人がいた時に牽制としてする挨拶です。ん?こんな人近所に住んでたかな?なんて人がいた時「こんにちは」と声掛けして警戒する・・・言葉の裏には「普段見かけませんけどここで何をしてるんですか?」、「私見てましたからね」といったネガティブな意味を含んでいます。
保育園児とかは元気よく挨拶してくるので前者なんでしょうが、小・中学生はなんとなく後者のニュアンスを含んでるっぽいんですよね。
だとしたらこちらから挨拶したら良くなさそうよね。そもそも・・・
声掛け事案になる!?
もはやネタなのか?と思えるようなニュースってありますよね。その中の一つに「声掛け事案」というものがあります。
例えば「雨が降ってるからこの傘使いな」とか「首から水筒をかけたら危ないぞ」なんて明らかに親切心から声をかけただけなのに通報されてしまうケースが世の中にはあります(当然女性より男性が声をかけた方が通報される確率が高い)。
犯罪につながることが多いから警戒されているというのも分かるのですが・・・
やっぱりこちらから挨拶して回るのは良くないでしょうね~
子供がいない身としては学校でどんな指導がされているかも分かりませんし、親が不審者?をどの位警戒しているかという事も良く分かりません。
山口市の学校でどんな指導をしてるのか知ってる人がいたら是非教えてくださいね。
コメント
こんばんは。出会った人には挨拶しなさいと教わりますので小さい子ほど守っているかと思います。
気が向いたら自分からも挨拶されてみてはいかがでしょう?感覚的には山登りしたときにすれ違った人にあいさつするイメージです。東郷さんがよほど不審な動きをしているのでなければ記事に書かれてるような深い意図はありません
山口県民さんこんばんは。コメントありがとうございます。
あ~やっぱりそんな感じに教わってるんですね。
そんなに不審な動きをしてはいないので、そのままの意味っぽいですね(;^ω^)
性善説で考えると良いことだと思いますし、性悪説でみると危ういことでもありそうです。
それもこれも東京なんかより平和だからなんでしょうね~
東郷さん。笑
心配心中ご察しします。挨拶されて返せず気持ち悪いのであれば、試しに幼稚園せいから大人まで会った人全員に先に挨拶なさってみてください。東郷さんのように機会を逃す人。焦る小学生。返事を返しくる人。発見があります。
山口県民さんコメントありがとうございます。
ブログのネタの為にもどういう反応が返ってくるか試してみたい気がしますが、流石に憚られますね。
取り敢えず近い内に人の多い所に行こうかと思っているので、そこで試してみます。
おれは昼間の散歩は絶対しないようになりました。
近所の奥さんに不安を与えてしまったことがあったので
その時は悲しくなりましたが、同時に反省しました。
ういきうさん初めまして。コメントありがとうございます。
ういきうさんも同じようにリタイア組ですか?
確かに昼間からウロウロしてると不審者に思われないか心配になるときがありますね。
そんな後ろめたさもあって挨拶されると変に勘ぐってしまうのかもしれません。
別に何にも悪いことはしてないんですけどね~
山口に限らず、田舎の子供達は挨拶するよう学校で教えられているようです。
大きい子ほど挨拶が少なくなるのは、思春期に近くなって恥ずかしいんでしょうね。
東京などでそれが無いのは、単純に都市部は人が多すぎるからだと思います。
また、不審者に挨拶で牽制なんてのは大人の行動で、子供達は不審な大人には近寄るなと言われているでしょうから、挨拶されたという事は怪しい人とは思われていないと言う事ですね。
ふなむしさんお久しぶりです。コメントありがとうございます。
やはりそういう指導があるんですね~良い習慣だと感じています。
ただそういう環境で育った子達が都会に行くと寂しさを感じてしまわないか心配ではあります。
都会は良く言えば個人主義ですが、ずっと住んでた私でもびっくりするほど他人に無関心ですからね。
上京後にスムーズに友人とかが出来ないと孤独感に耐えられない人が出るのも頷けます(そんなニュースも最近ありましたね)。
どうなんでしょう?
挨拶に関しては単にそう教えられているだけで、子供達に特に思い入れは無いと思います。
もし転校したら言葉の違いなどで疎外感を感じるかもしれませんが、それは都会に限らずどこでも同じでしょう。
私は田舎で育ったのですが、別に顔見知りだからみんな仲が良いと言う訳でもなかったですし、狭い世界に息苦しさもありました。
高校卒業を機に上京した時、慣れない環境に心細さはありましたが、都会だから孤独とは思わなかったです。
田舎はヨソ者に厳しいですが都会はヨソ者の集まりですから、ある程度の年齢なら都会は逆に馴染みやすいと思います。
しかし、おっさんになると田舎に幻想を抱くようになるんですよね。