【神社仏閣巡り】日本の神話に出てくる超有名どころ!出雲大社

神社仏閣巡り、散歩・ドライブ
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埼玉に住んでいる時は中々行けそうにないな~と思っていたのですが、山口に引っ越したので念願の出雲大社に行ってみました。日本の神話に出てくるような神社はやはり西日本に偏っているので今後は回り易くなりそうです。

出雲大社

<主祭神>

  • 大国主神(大国主神は沢山名前があるのでここではこの名称に統一します)

出雲大社は出雲の国を造った大国主神が、その国を天津神(天照大御神を筆頭とする神様達)に譲る時の条件として建立してもらった神社と言われています。

だから主祭神が大国主神というのは分かるんだけど、何故か鎌倉時代~江戸時代初期辺りは須佐之男命が主祭神だった時期があるみたいなのよね。

出雲大社への行き方

出雲大社の公式HPによると車だと山陰自動車道の出雲ICが最寄のICみたいですね。

ただ今回の私の様に西の方からアクセスする場合は山陰自動車道(無料区間)の出雲多伎ICが最寄になります(山陰自動車道は出雲ICより西は全線開通していないので無料ですが、所々降りて下道を行くことになります)。

電車の場合はJR出雲市駅からバスで25分ほどらしいです(時刻表を調べると1時間に2本位バスはあるみたいです)。

市街地にあるのかと思ってたけど、街の外れでアクセスは結構悪いのよね。

境内散策

やはりコロナの影響でしょうか?平日ではありましたが人はかなり少なかったと思います。

コロナ前に書かれたブログの写真なんかを見ると差は歴然だと思うわ。

手水舎

駐車場から出雲大社に向かうといきなり神楽殿の方に出てしまいます。

ということで若干回った経路とは違いますが、最初は手水舎です(拝殿に向かって左側)。

コロナの影響で柄杓は置いていませんでした。

大国主神の像

拝殿に向かって右側には大国主神の像(ムスビの御神像)があります。

こちらは古事記の一節にある大国主神が、幸魂と奇魂を両手を広げて頂き神様になる所を表現しているようです。

ちゃんと撮れてると思ってたら全然大国主神が分からない写真しかありませんでした・・・

神職の方が芝の手入れをしててあんまり近くから撮れなかったのよね。

銅鳥居

拝殿の手前にある鳥居(銅鳥居)です。

近くで見るとびっしり何かが書かれていますが、ネットで調べても何が書いてあるかはよく分かりませんでした。

拝殿

出雲大社とくれば巨大な注連縄ですよね?

あれは拝殿にあるものだと思っていましたが違いました。拝殿の方はちょっぴり小ぶりですね(それでも十分な大きさなんですが)。

出雲大社といえば全国的に見ても異例な「2礼4拍手1礼」が有名ですよね。

分かっててもそこら中から聞こえる4拍手は慣れないせいで不思議な感じがしたわ。

本殿

拝殿の後ろにある本殿です。

当然本殿には近づけませんが、本殿手前にも「八足門」というのがあってここでも参拝できるようになっています。

中央にある本殿ですが、現在の大きさは高さが24mだそうです。

それが古代には48mだったとか、128mだったとか、にわかには信じられないことが伝わっているのよね。

本殿西側

本殿に向かって左側(西側)から本殿を眺めた所です。

不思議な事?らしいのですが、本殿の中の大国主神の御神座は西を向いているらしいです(拝殿の方を向いていない)。

なので大国主神の正面から参拝するにはこちらから・・・ということでこちらにも賽銭箱が置いてあったりします。

本殿の手前(西側)にある筑紫社には多紀理比売命(たぎりひめのみこと)を祀っています。こちらは大国主神の奥さんね。

本殿東側

本殿に向かって右側(東側)から本殿を眺めた所です。

本殿東側(本殿横)の御向社には須勢理比売命(すせりひめのみこと)が祀られています。こちらは須佐之男命の娘であり、大国主神の奥さん(正室?)ね。

本殿の手前(一番東側)の天前社には蚶貝比売命(きさがいひめのみこと)と蛤貝比売命(うむがいひめのみこと)が祀られています。こちらは大国主神の治療や看護をしてくれた女神さまですね。

本殿裏側

大国主神にまつわる有名なエピソードには「因幡の白兎」がありますよね。

そのウサギたちは本殿の後ろ側にいます。

こちらのウサギたち。出来たのはかなり最近の様でデザインが現代的な可愛い感じになっていますね。

ここ以外にもいるみたいですが、今回私は全部見て回ることは出来ませんでした。

ちなみにどこかにいたのかも知れませんが、出雲大社には狛犬が見当たりませんでした。どうやら神社に狛犬を置く風習が出来る前からある古い神社だからというのが理由のようです(伊勢神宮にもいないらしいですね)。

狛犬は主祭神の眷属な訳だから、このウサギたちが狛犬の代わりなのかもね。

素鵞社(本殿裏手)

本殿裏手には素鵞社(須佐之男命を祀っている)があり、須佐之男命が義理の息子である大国主神をバックアップしているような形になっています。

神楽殿

ある意味出雲大社では最も有名な建物なのがこの神楽殿でしょうね。

普通の神社だと拝殿や本殿より小さいのが一般的ですが、出雲大社のはとても大きいです。

何年かに一度ニュースなんかでも取り上げられる注連縄は重さ5.2トンもあるそうです。

真下で見たら結構迫力がありました。

出雲大社へ行ってみての感想

まず最初の感想はコロナ下の平日とあって参拝客がほとんどいなかった(写真にもあまり人は写ってないですよね?)のがありがたかったです。こんな超メジャーな神社をのんびり見て回れたことに感謝です(といっても時間的にあまりのんびりって感じでも無かったんですが)。

埼玉に住んでいた時は、日本の「神話」に関連する神社が身近にほとんど無かったので、「神話」はあくまでも物語という印象でした。

実際物語なのかもしれませんが、こうして大国主神が住んでいたとされる建物を眼前にすると、ちょっとだけ神様が身近に感じられるから不思議なものです。

出雲にはまだ行ってみたい名所が多いからまた訪れるかもしれません。

実際今回はササっと見て次にいちゃったからね(ちょっと予定が急行軍過ぎたわ)。

大国主神(出雲大社)に関する古事記の記載については昔まとめたことがあります。

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