このブログを立ち上げたのが会社を退職した1年ちょっと後ということもあり、どんな準備をしたか思い出しながら書きたいと思います。今回はお金に関することです。
セミリタイアするにあたっての資金面のシミュレーション
セミリタイアするにあたって恐らく誰もが一番最初に気にするであろうことは「お金」のことですよね。私もそうでした。
40代後半の今なら選ばなければまだ仕事はあるでしょうが、セミリタイア生活を続けて60歳でお金が尽きたとなれば事態は深刻になってしまいます。
そうならないために私は以下の準備をしました。
現在使っているお金の把握
まずは家計簿の作成
ほとんどの方は家計簿なんて付けてないと思います。私もそうでした。
でも、セミリタイアしようと思ったら家計簿の作成は非常に重要です。私はなるべく細かく費目を分類し、エクセルに毎日入力しました。これは今でも続けています。
「何に」、「いくら」使っているかの把握
みなさんは、例えば食費って月にいくらかかってるか把握できていますか?
サラリーマンだった時の私は全くできていませんでした。家計簿をつけ始めて分かったのですが、その頃は昼は外食、夜はコンビニで何か買うといった感じで、一人なのに月に7~8万円使っていました。
これを認識したときはびっくりしましたね。5万円くらいだと思っていましたから。
といった感じで「何に」、「いくら」使っているかを正確に把握しました。
自分が何にどの位支出しているかを把握するのがセミリタイヤへの第一歩だと思います。
将来使っていく生活費の推定
現状認識を元に将来を推定
現状の支出を把握したら、会社を辞めたら自然になくなるコスト、逆に発生するコスト、明らかに減ると思われる無駄なコストなどを分析して、セミリタイア生活をすると毎月いくらかかるかを推定しました。
実際私は3か月分の家計簿からこの辺までやりましたが、今現在それほどその時の推定から外れてはいません(支出に趣味などで季節性がある方はもっと長い期間で推定した方が良いかもしれませんね)。
ここにはセミリタイア後にどの位のレベルの生活水準を維持したいかといったファクターが入ってきますね。
普通の生活費以外にも、年2回海外旅行なんて計算に入れると結構な額になるわね。
最大のコスト「家賃」をどう考えるか?
ここは持ち家の人には関係の無いお話になります。
私は通勤電車が苦手(まぁ好きな人は少ないでしょうが)でしたので、会社に近い都心のど真ん中に住んでいました(ちょっと頑張れば徒歩で出社できる位)。
よって生活費の中で最も大きいコストは家賃でした。
会社を辞めれば通勤に便利な所に住むメリットは無くなりますから、セミリタイアしたら郊外に引っ越すことを考えていました。なので、家賃を変数として、現在の総資産から毎月「上記で推定した生活費」と「家賃」を引いていって、(余裕をもって)95歳までお金を持たせるには家賃はいくらまで払えるかをシミュレーションしました。
私は今、その計算の範疇の家賃の家に引っ越したという状況です(引っ越しについては一苦労しましたので別の所で何か書くかもしれません)。
他にも色々考慮するファクターはありますが・・・
私がやったこのシミュレーションは将来のインフレ率を考慮していなかったり、年金が65歳から今の想定額通りもらえるといった甘い前提条件になっています。
この辺は推定したコストを保守的に膨らませて調整しています。
お金以上に必要なことも!
今回はセミリタイア生活に入る前に最低限考えなければならない「お金」に関する準備について書きました。
次回は精神的なゆとりにつながる準備について書いていこうかと思います。
お金以上に必要なのはやっぱりアレかな?
コメント
こんにちは!
40代後半で、実際にセミリタイアしているなんて、羨ましいです。
実行していることが凄いと思います。
やはり、事前に色々と準備されていたのですね。
関心しています。
また、のぞきにきます。
ふうちゃんさんこんにちは。
コメントありがとうございます。
セミリタイアはある程度の資金が溜まったらあとは「えいやっ!」の世界ですよ。
あとは家庭環境ですよね。私の様に独身ですと、いざ失敗となってもどうとでもなりますしね。
ただ、コロナはホントに計算外でした。
しばらく孤独との闘いを余儀なくされますが、こんな風にコメント頂けるとホントに嬉しいです。
更新頻度は高くありませんが是非よろしくです。