【ヨーグルトメーカー】自炊をアップグレード!

セミリタイア生活
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年度末・新年度といった切り替わりの時期だからでしょうか?何となく新しいことに取り組みたくなってきました。ということで前々から検討していたヨーグルトメーカーを購入してみました。

ヨーグルトメーカーを購入!

前々から導入を検討していたヨーグルトメーカーを購入してみました。

そんなに高いものじゃないんだけど、導入をためらっていたのは置き場が無いからなのよね。

ヨーグルトメーカー導入の目的

私には日常的にヨーグルトを食べる習慣はありません。なのでヨーグルトメーカーという調理家電を購入する主目的にヨーグルトを作ることは含まれていません。

では何が目的なのかといえば、最終的には「醤油」を手作りする為です。

以前このブログでも取り上げましたが私は昨年「味噌」を手作りしました。そしてそれがとても美味しく出来上がりました。

「味噌」が美味しくできたのなら次は当然「醤油」も・・・と考えるのは日本人なら当たり前ですよね!?

「味噌」の次は当然・・・

しかし、調べてみると味噌に比べて醤油は手作りへのハードルが高いんですよね。一番のポイントは「大豆、小麦に麹菌を付着させて培養させる」という工程です。

具体的には雑菌が入り込まないような清潔な環境下で、一定の温度を1~2日間保つという工程です。これが家の中では難しそうなのです(ネットを見ると電気毛布なんかを使ってやってる人もいるみたいです)。

ちなみにこの工程を飛ばして完成品(醤油の手作りキット等)を購入することもできます。しかしそれだと既に麹菌が培養された材料と塩水を”混ぜるだけ”でおしまいです。

それを”手作り”といえるかどうかは微妙だな~ということでやっていませんでした。

なんとか家の中で簡単に麹菌を培養することは出来ないだろうか?

菌の培養・・・要するに発酵よね。それならっ

ヨーグルトメーカーはヨーグルトを作るだけのものにあらず!

ヨーグルトメーカーという調理家電は要するに一定の時間、一定の温度を保つ機械です。

これは発酵現象を効率よく進める為に必要な機能であって、何もヨーグルトだけを発酵させるためのものでは無いはずです(機械によって管理できる温度域や時間の長さは異なります)。

ネット検索してみると、ヨーグルトメーカーで米麹を作ってる人はいました(まだ醤油を作ってるという動画は見つかりませんが作れるはずです)。

家庭用のヨーグルトメーカーだと一度にたくさん作れないという弱点がありそうですが、作ることは出来そうです(米麹を作れば味噌の手作り範囲も広がります)。

という訳で「ヨーグルトメーカー」をポチっとな。

色々な発酵食品を作るときの温度(ネット調べ)

上に書いたようにヨーグルトメーカーでは様々な発酵食品が作れます(それ以外に低温調理なんかも出来ます)。ざっとネットで調べただけですが、その際管理する温度域はこんな感じのようです。

  • ヨーグルト(乳酸菌)・・・39~42℃
  • 発酵バター(乳酸菌)・・・40℃
  • 米麹(麹菌)・・・35~38℃
  • 納豆(納豆菌)・・・40℃
  • パン(イースト菌)・・・28~40℃
  • (低温調理)ローストビーフなど・・・63~75℃

発酵はざっくり40℃前後が維持できる機械なら全部できそうだね。

低温調理まで視野に入れるなら75℃位まで加熱できる機械を購入した方が良さそうね(形状も牛乳パックをセットするモノじゃない方が良いわよね)。

ヨーグルトメーカー到着。取り敢えずは・・・

それにしても毎回思いますがネット通販って便利ですよね。

これのお陰で地方生活が全く不便じゃありません。というか、これが無ければ地方に引っ越そうという気にはなれなかったでしょう。

ぽちった翌々日には届きました。

取り敢えず25~70℃、セット時間は48時間まで対応可能な機械を購入しました。

同時に醤油作成に必要な大豆、小麦も購入したのですが、麹菌が届くのに時間がかかっているので取り敢えず簡単なもので試してみることにします。

今回購入した製品

日本製なので同じような製品の中では多少割高なものかもしれません。

でも電気で保温してずっと放置する機械だから安心を「買う」必要があると思うのよね。

まずはヨーグルト作成

ヨーグルトを食べる習慣は無い私ですが、嫌いではないのであれば食べます。

という訳で最初は機械の名称通り「ヨーグルト」を作ってみることにしました。こちらはネットに参考になるものが沢山あるので温度などの条件設定は簡単に調べることが出来ました。

容器の消毒

私の購入したヨーグルトメーカーの発酵容器はガラス製なので熱湯での消毒は電子レンジで出来ます。

容器に少しだけ水を入れ、電子レンジで1分少々で消毒完了です。

機械の説明書にそれぞれの部品の耐熱温度の記載があって親切でした。

牛乳の加熱

化学的に何が起こっているのかは分かりませんが、ネット調べによると牛乳は一度沸騰させた方が固まりやすくなるようです。

ちなみに分量は1ℓです。

冷却

乳酸菌は75℃辺りで死滅してしまうのでまずは牛乳を冷まします。

ヨーグルトの発酵は40℃で行います。なのでその辺まで温度が下がるのを待ちます。

この段階でヨーグルトを甘くするなら砂糖を入れると良いかもしれません。

私は特に甘くしたくなかったけど、気持ち(小さじ一杯ほど)グラニュー糖を加えてみました。

乳酸菌投入

市販のヨーグルトを乳酸菌の種として加えます。

今回はR-1とヤクルト(1本)を入れてみました(ヤクルトは何となく乳酸菌といえばというイメージから)。

発酵開始

今回は40℃、8時間で発酵させてみます。

発酵温度は低いと固まるのに時間がかかるようです。また同じ温度なら発酵時間が長くなるとより酸っぱくなるようですね。

完成

8時間放っておくだけで完成です。

お味の方は?

種にしたR-1ヨーグルトと似た系統の風味になりましたが、当然甘みはほとんどなく、やや酸味が強くなりましたね(もう少し発酵時間を短くしたらR-1に近い味になったのかな?)。

あとヤクルトっぽい味は全く感じられませんでした(ヤクルトのシロタ株も増えてると思うんですけどね)。

ちなみに・・・自家製ヨーグルトは節約になる?

今回作成したヨーグルトの原材料費は以下の通りです。

  • R-1ヨーグルト・・・139円
  • ヤクルト(1本)・・・50円
  • 牛乳(1ℓ)・・・268円

厳密には同じものではありませんが、購入すると112gで139円のR-1ヨーグルトが457円で1kgほど作れたということになります。R-1を1kg購入したとするとそのお値段は1,240円になりますから1回の作成で783円節約できたという事になります(電気代未考慮)。

今回私が購入したヨーグルトメーカーは13,750円でした。なので今回のように1ℓ(1kg)単位だと18回位作れば元が取れる計算になります。

日頃から大量のヨーグルトを購入してる人なら節約になると思います。

私のように元々買わない人は当然節約にはならないわね(健康にはなるかもだけど)。

今後の計画

上に書いた通り私がヨーグルトメーカーを購入した目的は「醤油」を手作りする為です。

なので今後は乳酸菌の発酵ではなく、少し手間のかかる麹菌の発酵を行っていこうと思っています。最初から醤油麹の作成に取り掛かるのではなく第一弾は米麹かな?と考えています。

ただ調べてると自分の知らない色々なものが作れるみたいなんですよね。発酵は奥が深すぎます。

発酵バターとか、聞いたことはあるけど食べたことない食材とかも作れるみたいなので寄り道はバンバンしていくと思います。

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