元々あまり鏡を見る習慣が無いのでいつ頃からかは分からないのですが、私の頭髪は知らぬ間に薄くなっていました。そして今、復活しつつあるような気がしています。もしかしたらセミリタイア後にあった色々な変化が影響しているのかも知れませんね。
セミリタイアとストレス&頭髪の関係!?
当然ですがセミリタイア生活でもストレスを感じることが無い訳ではありません。
ただそのストレスの性質は異なるし、総じていえば減ってはいるんでしょうね。
頭髪が薄くなったのを自覚した時!?
「君、頭薄くなったね~(笑)」と、会社のトイレでいきなり言われたのはもう5年位前のお話でしょうか?
相手が役員だったので憎まれ口の一つも叩くことなくその場はお茶を濁すにとどめた訳ですが、実はその時点では全く自覚がありませんでした。
というのも私は普段ほぼ鏡を見ません・・・少なくとも合わせ鏡をして頭頂部や後頭部を眺めるなんて習慣は一切ありませんでした。
親や親戚を見ても遺伝的に薄くなるリスクは低いと思っていましたし、私の頭髪は7,8割が白髪です。「白髪は禿げない」なんて言われたりしますよね?そんなこんなで私には薄毛という問題は縁遠いものだと感じていました。
「薄くなった」と指摘された時は、生え際が白いから薄く見えるんだろう?位に思っていました(サラリーマンの時は黒く染めていた為)。
でも、帰って合わせ鏡で見て初めて認識しました。これは白髪のせいではなく実際薄くなってるな・・・と
何時ごろから薄くなり始めたかは普段鏡を見ないから全く分かりません。ちなみに薄くなってきたと自覚した後も特別何か処置をしたという事はありませんでした。
その後も合わせ鏡で確認するなんてことはほとんどしなかったわね。
セミリタイア後に経過観察をするようになった?
幸いにして??薄くなった部位は正面からは見えません。なので普通に鏡に映った自分を見てもその部分は見えません。普段気にすることも、見ることもほぼ無いままで、そのことについて思い悩むようなことはありませんでした。
そんな状況に転機が訪れたのはセミリタイアしてちょっと経ってからでした。
前にこのブログにも書きましたが、私はセミリタイア後に頭髪をセルフカットするようになりました。当初は不慣れなために変な髪形になることもありましたが、慣れれば普通に切れますし、その他にメリットが沢山あるので興味のある方はチャレンジしてみて下さい。
で、当然自分で髪を切るとなれば合わせ鏡もしますし、頭頂部も眺めます。セルフカットは夏の暑い時だと1,2週間間隔くらいで行います(髭剃り感覚ですね)から、薄くなった頭頂部を観察する機会は飛躍的に増えました。
特段何のケアもしてなかったし、薄くなることはあっても、濃くなることは無かったわね・・・
ただ、セミリタイア&コロナで人に会うことも無かったし、相変わらず悩みの種って感じではありませんでした。
ん?なんか濃くなってきたぞ!
セルフカットに切り替えたのは2018年の春頃なので、かれこれ3年半程は定期的に頭頂部を眺めてきました。そしてその間特段大きな変化はありませんでした(ちょっとづつ薄くなってきたかな?という程度)。
で、話は昨日になります。
夏場は1,2週間で切りますが、冬場は2,3カ月位は伸ばしっぱなしです。寝癖が付きまくったり、耳の後ろ辺りの髪が巻いてきたりして「もう限界!」となったら切る感じです。それが昨日でした。
山口に引っ越してきてからは久しぶりの散髪です。寒いから前髪はほぼ手を付けず、寝癖が付きやすくなった側頭部と後頭部を中心に切っていたのですが・・・ちょっとした変化に気が付きました。
「ん?頭頂部の地肌があまり見えない?」
まだ「薄い」といえば薄いんだけどね・・・
こうなるなら変化が分かるように写真でも撮っておけばよかったかな~
原因は「環境」?「ストレス」?
ここからは私の勝手な解釈ですし、科学的な裏付けも全くありません。
生活の変化が影響したとすればこれが要因なのかな?程度のお話です。
薄毛の要因は「遺伝」だとか「ストレス」、「食生活」だとか様々なことが言われています。
私の場合、サラリーマンの時に薄くなり始め、セミリタイア後もその傾向は変わらなかったのに最近改善し始めた感じです。
ただ、体調の変化のことですから、何かを変えたら瞬時に効果が表れるという事も無いと思いますのでこの数年での変化を思い返してみます。
変化1. 対人ストレスの軽減
セミリタイアして一番感じるのは「対人ストレス」が大幅に解消されたことですね。
「仕事」が好きじゃない人も、基本的には「仕事」自体というよりはそれに係る人間関係が原因の人の方が多いんじゃないでしょうか?
セミリタイアすると当然そんなストレスからは解放されるわけです(私の場合仕事を辞めてから現在約4年です)。
まぁ髪に対する影響はどうか分からないけど、明らかに人間関係によるストレスは軽減されたのが自覚できるわね。
ただ、コロナも重なって「他人との関りが減り過ぎ」でストレスを感じたりもしました。
変化2. 食生活の改善
こちらも主にセミリタイアしてからですが、食事を3食全て自炊に切り替えています。劇的に変わったのはコンビニ弁当やインスタント食品をほとんど食べなくなったことですね。
私の場合、極端に健康志向に走ってはいないので「有機栽培の野菜」とかそういったものに拘ったりはしていません。ただ最低限、(農薬とかが凄いと言われる)中国産の野菜を敬遠するとか冷凍食品を食べないことで食生活は改善してるんじゃないかと思います(この辺も大体4年前からの変化ですね)。
そういえばここ4年程は外食もほぼゼロだったわね。
食事とはちょっと違いますが、禁煙したのが5年前ですね。
変化3. 生活環境の変化
私がセミリタイアして最初に引っ越したのは埼玉県草加市でした。
それまで住んでいた東京都中央区に比べると「郊外」って感じで、ある程度自然もあり生活環境の改善を感じていました。ただこれは東京と比較するとってお話で、景色を見て「気持ち良いな~」なんてことを感じることはありませんでした。
その点、今住んでいる山口市は明らかに”改善”されています。
家の近所を散歩しているだけで「気持ち良いな~」、「景色が良いな~」と思うことは日常茶飯事。以前書きましたが水も美味しいし、生活環境という点においては相当な変化がありました(山口へ引っ越してきたのは約半年前)。
こうした変化は方向性こそ違うものの、全て何らかの「ストレス」を軽減しています。これらのいずれか、もしくは複数の要因が絡み合って「頭髪」にもいい影響を及ぼしているのかも知れませんね。
最近になって毛根が復活したことから考えると、生活環境の影響が大きいのかも知れないわね。
コメント
こんにちは。私は20年前に会社の後輩から後頭部を指摘されました。
それからいろいろケアしてなんとか現状維持していましたが、最近は少しづつ範囲が広がっている感じですし、老眼や歯周病も始まりましたので、ストレスうんぬんではなく老化ですね。
これから老いていく中、どう社会と関わり、どう生きていくかが最大の難問です。
ふなむしさんコメントありがとうございます。
身体の変調を全てストレスのせいにするのはメディアに踊らされてるだけなのかも知れませんね(様々な商売のネタですしね)。
私の場合、老化という現実を突きつけられるとショックなので、ストレスのせいと考えたくなってるだけかもしれません。
そしてやはり今後どこまで衰えていくかというのは考えたくない事ではありますが、切実な問題ですね。
一応色々足掻いてはいますが、こればかりは「これをやってれば絶対大丈夫」というものがありませんし困ったものです。
何もしてなくてもずっと元気という人もいれば、色々ケアしてるのに様々な問題を抱えている人もいる・・・難しいものです。