【食費で実感!?】歳を取ると食事の好みは変わってくる?

セミリタイア生活
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歳を取ると「食」の好みが変わってくるといいます。言われてみると私も最近はあっさりとしたものが好きになったような気がします。でも、こういったものってちょっとづつ変わって来るから気が付きにくいものですよね。

2021年の食費とその内容の変化

年も変わったことだし2021年の家計簿の分析でもしますか。

最初は節約の観点から分析してたんだけど、それとは別に面白い?変化に気が付いたわ。

私はセミリタイアの準備段階から結構詳細な家計簿を付けています。これは自分が月々いくら使っているか?ひいては死ぬまで(もしくは年金が支給されるまで)いくら使うかを予測する上で非常に重要な事だと思います。

ただそれ以外にも自分の支出を分析することで「新たな発見」や「当時のことを思い出して懐かしくなったりする」ことがあります。

今回のお話はそんなことの一つになります。

2021年の食費分析

「食費」・・・生活費の中ではそれなりのウェイトを占めている上に、自分の生活スタイルに大きく左右される費用です。逆に考えると食費(とその内訳)を見ることで自分の生活スタイルの変化を再認識することが出来るかもしれません。

ということで食費を分析してみました。

私は基本的に口にするもの全てを「食費」としています(医薬品・サプリメントを除く)。

「いくら使ってるか?」で当時の状況が思い出せる!?

「食費」を分析する際、最初に見るのはその金額ですよね。

私も普段は前の月に比べて「増えた」、「減った」を見ていますし、極端に変動した時はその原因を調べて反省材料にしたりしています。主に節約という観点からの分析ですね。

ただ、こんな風に長期での推移をみたり、前年と比べたりすることは1年に1度位です。

こうして2021年を振り返ってみると、7月(グラフの①)に食費が跳ね上がっているのは山口への引っ越しがあった(自炊が出来ずコンビニ弁当が増えた)からですし、その後(グラフの②)に食費が低下したのは食品スーパーが遠くなり買い出し頻度が下がったことに起因しています。

引っ越したのはまだ最近のことではありますが、こうして振り返ると引っ越し直後のことが思い出されて懐かしくも感じますね。

何を食べたかの記録を見返すと、数年前のことでも思い出せたりするから家計簿は日記みたいなものでもありますね。

当然何でも思い出せるわけじゃないわよ。

「何を食べたか?」で嗜好の変化が分かる!?

長期的に少しづつ変わっていったことを後から振り返ると「結構大きく変わってるな」と気付く事は多々あります。

でも、変化してる最中は自覚しずらいものです。ましてやその変化が「認めたくないもの」であればなおさらです。

そんなものの一つに「加齢による変化」要するに老化があります。老化現象には色々ありますが、かなりゆっくり進行するものの一つに「食の嗜好の変化」があろうかと思います。

「最近はコッテリしたものを食べなくなったな~」なんて思うこと・・・ありますよね?

でも、大抵の場合は定量的にどの位変化したかなんて分かりません。そもそも自分が老いたと認識したくないという気持ちがその変化自体を否定してしまいます。

たまには焼肉も食べるし、まだまだ胃腸は若い・・・はず

でも今回数字ではっきりしちゃったのよね。

細目を分析したら結構はっきり分かっちゃいました

家計簿上ではここまで細かい分類はしていないのですが、今回2年分の食費データ(約2,000品目)をさらに細分化してみました。

その結果はこんな感じでした。

全体的に大きな変化はなさそうだけど・・・(金額も40万円⇒38万円と同じ位だったし)

実はもっと細かく分類してて、その細目を見たら結構な変化がありました。

上の円グラフだとそれほど大きな変化はなさそうですが、更に細目を見ていたら面白い?変化に気が付きました。

【2020年⇒2021年の食費に注目すべき変化が!】

〇大きく減った項目

  • 牛肉・・・18,500円⇒17,500円
  • 豚肉・・・28,000円⇒17,000円
  • 鶏肉・・・23,000円⇒18,000円

〇大きく増えた項目

  • 魚介類・・・15,500円⇒19,500円
  • 野菜類・・・18,000円⇒21,000円

明らかにあっさり系にシフトしてるわね。

もちろん単価の変動もあるから純粋な量の変化ではないんだけど・・・最も減ったのが一番脂っこい豚肉なんだよね。

食費を分析したら何故か自分の老化を自覚した!?

「自分の食の嗜好が変わりつつあること」はある程度自覚していたことです。

ただ無理やり色々な理由を付けて頭の中では否定していましたが、こうして数字にすると結構はっきりしますね。

まぁ既に五十路に突入している訳ですから当然といえば当然かもしれません。今回の食費分析はそれがはっきり認識できただけでも価値があったといえそうです。

それにしても歳を取ると油っぽい食べ物が食べたくなくなるのってどんな理由なんだろうね?

海外じゃ歳を取ってもステーキをバンバン食べる国もあるし、考えてみると不思議な話よね。

コメント

  1. ふなむし より:

    こんにちは。
    昔に比べてだいぶ魚の値段が高くなったのに対し、豚肉や鶏肉は輸入自由化で安くなったので、私は逆に豚肉や鶏肉が増え、魚が減りましたね。
    牛肉はほとんど食べませんが、20代の頃は牛丼ばっかり食べていた記憶があります。
    田舎には牛丼屋がなかったので、上京して初めて食べた牛丼に感動し、それから2日に1度は食べていたくらいですが、今はもう食べたいと思えません。
    若い頃、会社の上司に牛丼の話をしたら「もう脂っこい牛丼なんて食えないよ」と言っていて不思議でしたが、今は深く理解できます。

    • 東郷 潤 東郷 潤 より:

      ふなむしさん。コメントありがとうございます。

      牛丼は若い時はよく食べましたね~
      今でも昔の印象があるからたまに食べたくなりますが、食べたら食べたで胸焼けとかするんでしょうね。
      ちなみに一番好きだった吉野家は今住んでいる所からは車で30分以上かかります。なので今後もまぁまず行かないでしょう(これが若い時なら行ったと思うから、その辺が変わってきている所とも言えそうです)。

      それにしても地方のファストフードって大抵国道沿いにあって車前提の店舗が多いですね。
      都会に住んでいると駅の近くとかで手軽に、素早く食べられるというメリットがあるから多少脂っこくても食べる機会がありましたが、車じゃないと行けない今の環境だとまず縁のないお店になりましたね~