意外に上がってない!?我が家の電気代が安い訳は?

セミリタイア生活
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「電気代が高くて悲鳴!」みたいなニュースをよく見かけます。円安、原油高の影響が残っているまま電気使用量の多い冬場を迎えているので私も身構えていましたが、少なくとも悲鳴を上げるほど高くはなっていませんでした。特段節電に励んだわけではなかったのですが何が要因だったのでしょうか?

思ったほど上がってない!?電気代の謎

オール電化で電気代が急騰した!みたいなニュースをチラホラ見かけますね。

私もほぼ毎日家にいるし、起きてるうちはずっとエアコンつけてるから今月は請求書を見るのが怖かったんだけど・・・

2月の電気代はどうなった!?

「電気代、高騰」辺りでネット検索すると、「こんなに値上がりするなんて!?」、「電気代の明細を見て青ざめた」なんてコメントがヒットしたりします。

まぁ円安や原油高の影響が電気代に影響し始めたのは去年の6月頃からではありますが、その単価のまま消費量の多い冬場に突入した訳ですから電気代が高くなるのは当たり前です。

でもやはり請求書に書いてある金額がいつもより遥かに大きな額だとビックリしますよね。

私も冬場は外出もほとんどせず、一日家にいることが多いですし、起きてる間は基本的にずっとエアコンを付けているのでびっくりするような請求額になるかもしれないな~なんて身構えていました。

ところがそうでもありませんでした。

<電気代・・・ニュースで騒がれるほど上がってる?>

我が家の2月の電気代は7,854円(221kWh)でした。

前年同月は6,550円(223kWh)だから上がってはいるけど「まぁこんなもんかな?」位の上昇ですね(ちなみに我が家の電気代は総務省が発表してる一人暮らしの年間平均値5,482円に比べると4,573円と安い方です)。

まぁニュースは極端なケースを紹介するものだからね(絶対額を見ても元々電気使用量が多い家庭のケースみたいだし)。

エアコンの電気使用量を大きく左右する要素は?

一般的な家庭での電気使用量が大きい家電は冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンの順なんだそうです。

冷蔵庫は24h付けっぱなしにせざるを得ませんので節電するには効率のいいものに買い替えるくらいしか手はありません。また我が家ではメインの照明はLEDにしていますしテレビはありません。

なのでエアコンが電気使用量を左右する要素としては大きいはずです。

そのエアコンの電気使用量を左右する要素は以下の4点です。

  • 使用頻度(時間)
  • 設定温度(外気温と設定温度の差)
  • 部屋の広さ
  • エアコンの効率(新しいものの方が効率が高いことが多い)

何が一番影響が大きいんでしょうね?

なんか省エネっていうと「設定温度」ってイメージがあるけど?

使用頻度は格段に上がったはずだけど電気代は上がらず

私は2021年に埼玉県草加市から山口県山口市に引っ越してきました。

その引っ越しによって生活環境はそれなりに変わったのですが、1番大きく変わったのがエアコンの使用頻度です。埼玉(その前の東京も含む)に住んでいた時は建物の断熱効果も手伝ってか、夏場の冷房は週2回位付けるかな?程度、冬場に暖房をつけるのは朝方のみで週に1度あるかないか位でした。

ところが山口市に引っ越した後は夏場はほぼ毎日冷房つけっぱなし、冬場も毎日暖房つけっぱなしです(山口市は盆地だから夏暑くて冬寒いというのは本当です)。

引っ越し直後は「これは電気代がかなり上がりそうだな~」なんて思っていました。

しかしそんなことはなかったんですよね。

1日当たりの電気使用量の比較

特に夏場の電気使用量がエアコンをあまり使わなかった東京、埼玉時代より大幅に減っています。

冬場もほぼ同様ね。埼玉ではガス式の床暖房があったから電気使用量が少ない月があるけどね。

設定温度は普通?

よくエアコンの節電を呼びかける時に聞かれることは「設定温度」ですよね。

環境省は冬場なら20℃、夏場なら28℃と呼び掛けてたりします(外気温との温度差が小さいほど消費電力は小さくなります)。

いやいや暖房で20℃なんて全然暖かくないよ!冷房で28℃なんて意味あるの?みたいな数値ですよね。私は特にこれという目標数値はありませんが、暖房は23℃位、冷房は22℃位にしてる時が多いかな?といった感じです。

ということで私の場合特に「設定温度」をシビアにコントロールしているといったことはありません。

そもそも「快適さ」を求めて使うものですから、快適と感じる温度にしなければ意味がありません。

でも、省エネっていうと「設定温度」ってイメージがあるわよね(一番手軽に出来るからかしらね?)。

実は部屋の大きさの影響が一番大きいのでは?

上に示した通り、私は埼玉から山口に引っ越してきてエアコンの使用頻度が上がったにもかかわらず電気使用量自体は下がっています。その間エアコンの設定温度は特に変えてないはずです。

また、引っ越しに際してはエアコンも持ってきているので使っている機器は同じです。なので効率が変わったということも無いはずです(50Hz⇒60Hzで何かが変わるんでしょうか?)。

ではなぜ電気使用量が少なく(電気代が安く)なったかといえば答えは部屋の間取りとしか考えられません。

東京、埼玉に住んでいた時は1LDK、山口では2Kです(トータルの床面積はほとんど変わらず)。

1LDKだとリビングとキッチンに境目がありませんからエアコンで温めるor冷やす部屋の大きさが大きくなります。

今改めて調べてみたら東京に住んでいた時のLDKは11畳、埼玉の時は12畳で、現在はキッチンとは隔離された6畳です。埼玉の時と現在は全く同じエアコンを使っているので効率の差がないと考えると、部屋の大きさは電気使用量にかなり大きな影響があるといえそうです。

正直今の方がエアコンでじゃぶじゃぶ電気を使ってる感覚があるのに実際は使ってないってことを考えると、間取りの違いって結構大きな影響があるんじゃないかと思うわ。

まぁ部屋の間取りは簡単に変えられないからこの影響が大きいよと言われても「はぁ」としか言えないと思いますが、少なくともドアの開けっ放しとかは良くないねとはいえそうです。

それにしてもニュースで取り上げる家庭って極端よね。電気代が去年の3倍とかって・・・電力単価はそんなに上がってないんだから使用量が増えてるってことでしょ?悲鳴を上げる前に何に使ってるか調べた方がいいと思うけど。

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