年が明けて既にもう2月ですが、去年の自分の消費性向を分析してみました。中でも興味深かったのが食費です。セミリタイアしてから私の食費はずっと減少傾向だったのですが、去年ついに反転してしまいました。その原因は・・・?
2023年の食費を分析
セミリタイアをした後、私の食費はずっと減少傾向でした。
自炊なのは勿論のこと、食材を余らせない様に工夫することでも減ってきているようです。
順調に減ってきた食費がついに反転上昇!
セミリタイア生活を送っているとやはり何と言っても時間に余裕が出来ます。
私の場合、前から嫌いでは無かったこともありその時間の一部を自炊に回しています。当然自分で作れば外食に比べてはるかに安くつきます。でも、「その日食べたいものを作って食べる」という事をすると結構食材(特に野菜)が余ることになります。いわゆる「男の料理」ですね。
なので最初の内は「節約してる!」という感覚はイマイチ持てませんでした。
しかし、そんなことも何年か続けているとコツみたいなものが掴めてきて、食材をうまく使い切れるようになってくるんですよね~
その結果、私の食費はずっと減少傾向・・・だったのですがっ!
今年は結構増えました(ちなみにここでいう食費には菓子類や酒、清涼飲料水など口にするもの全てを含んでいます)。
一応何となく気にしてる月3万円以内というのは守れてはいるけどね。
増えた原因はやはり!?
2023年の食費は上図のように13%も増えました(金額にすると年間3万6千円程度)。
私はここ数年常にダイエットを心がけています。なので流石に食べる量が13%も増えたとは思えません(お米の消費量だけ見ると2022年は35kgだったのに対して2023年は28kgと大きく減っています)。
食べる物も特段贅沢をしていないし、質素倹約に努めたという事もありません。
・・・しかし食費は増えました。
ということは・・・
理由は明白。食品の値上がりが原因よね。
食品は確実に値上がりしている!
詳細な家計簿をつけているとはいえ、その日買ったお肉が何グラムだったか?まで記載している訳ではありません。
なので食品の単価を見る為に、「購入した食材の数」と「合計の金額」からザックリ計算してみました。この方法では生鮮食料品は少々厳しいですが、それ以外の食品の単価の動きはざっくり掴めると思います。
その結果を見ると・・・
もちろん嗜好の変化も影響している
実は昨年の食費を分析して一番びっくりしたのは嗜好の変化でした。
食事に関しては量は減らしている意識はありましたし、油の少ない鶏肉料理を頻繁に作っていたと思っていたのですが、集計すると全然違いました。
先日「日本人の鶏肉消費が増えている」というニュースもありましたが、私の場合全く違ったのです。
上記のように私の場合、牛肉と豚肉の消費が結構激しく増えていました。正直何が原因かしばらく分からなかったのですが、過去に書いたブログを見返してようやく分かりました。
原因はハンバーグなどの「ひき肉料理」でした。
というのも去年の3月に購入した「フードプロセッサー」で作るひき肉料理が思いのほか美味しく、かなり頻繁に作ったようです(ひき肉として売っているものは買わなくなりましたから「ひき肉・ソーセージ」の購入量は減っています)。
ひき肉料理が増えた影響で鶏肉料理も減ったのでしょう。
その結果肉類への支出は結構増えていました。
ただ、肉類が増えた影響で出来合いの総菜なんかの購入量は減っているので食費全体への影響額はそれほど大きくはなさそうです(食費全体の増加は値上がりの影響の方が大きそうです)。
まさかこの歳でハンバーグを頻繁に食べるようになるとは思ってもみませんでした。
でも、こま切れ肉をひき肉にしてから作ると脂が少なくて大人が食べても美味しいものが出来るのよね。
今年はどうなるか?
食費については「値上がり」といった自分ではどうにもできない受け身の部分と、食べる量の増減や質の上下といった主体的に調節できるものに分けられます。
ここ2年程全く成果が上がっていないダイエットに関しては続けていこうかと思っているので、食べる量は減らしていきたいですね~(まぁこれまでの経験から考えると食費と自分の体重に相関性は低いのですが)
ということで食費は横ばい、もしくは多少の減少を目標にしていきたい所です。
ちなみに値上がりについてはよっぽどのことが無い限り「高いから食べない」といった事にはならないでしょう(外食は除く)。
これまたニュースに出てきた豊洲の海鮮丼(インバウン丼などと揶揄されていますが)みたいに1杯6000円みたいなものは食べませんよ。
ちなみに今晩は自分で中トロと鯛のお刺身の海鮮丼を作ります。
コメント