地方生活は不便なものです。ただその不便さは自然の多さとトレードオフです。山口市での生活はそのバランスがとても良く、多少の不便さは余裕で許容範囲の中におさまると私は感じています。そんな満足な生活を送る中、ちょっとこれは不便すぎるな・・・ということが発生しました。
お手軽なものが難関に!?地方の資格試験事情
地方は(東京に比べたら)不便ということは誰でも知ってることですね。
ほとんどのことは慣れれば問題ないんだけど、決定的な差を感じることもあるのよね。
地方が不便なのは当たり前!?
「地方は(東京に比べたら)不便」・・・そりゃそうだよねと誰しもが言うでしょう。
ちょっと買い物に行こうとしてもお店が無い、お店があってもそこには車でしか行けない・・・なんて所が代表例でしょう。
ただ、大抵のことは慣れます。買い物に関してはネット通販もありますしね。
で、その不便さと引き換えに身近に自然が多くなるというメリットを享受できるわけです。
まぁ「便利さ」と「自然の多さ」は基本的にトレードオフの関係ですよね。どの辺のバランスを選ぶかは人それぞれなのかな?
私の場合その「不便さ」は余裕で許容範囲だと思ってたんですが、最近ちょっとクリティカルな問題がありました。
冬場にできること
これは地方云々とは関係なく、私の趣味が乏しいからなのですが、冬場はやることがほとんどありません。
家に引き籠ってネットゲーム三昧だもんね。
冬場にやることが無い!?
私の場合、冬場に出来る趣味みたいなものがほとんどありません。最大の理由は車の運転ですね。
山口市の場合どこに行くのも山を越えますし、どの辺に雪が積もってるかもまだよく把握していません(聞いた話だとあまり降らないから結構大きな道でも除雪はほとんどしていないとか)。
仕事とかならまだしも、単に遊びで出かけるのに事故のリスクは負いたくありませんから冬場は車での遠出をしないことにしています(誰もいないような場所で単独事故なんか起こしたら目も当てられません)。
では確実に雪が無い山口市街地だけで何ができるか?といえばほとんど何にも無く、そもそも寒いから家の中にいることが激増する訳です。
ホント外出しなくなるんですよね~
そうだ!久しぶりにあれをやろうかしら。
家の中で出来ること!?
筋トレをしたり、それをさぼったりすると良く分かるのですが、人間の体は使わないと衰えていきます。
当然その中には「頭」も含まれます。
私の場合こうしてたまにブログを書く時に使うだけで、普段何かを深く考えたり、何かを記憶するなんてことはほとんどありません。その結果かどうかは分かりませんが、物忘れも結構多くなった気がします。
・・・ということで、「頭の衰え防止」と「暇つぶし」の一石二鳥を狙って久しぶりに勉強でもするかっ!ということを思いつきました。
具体的には資格取りですね。
2年ほど前に取得した「乙種第4類危険物取扱者」を「甲種危険物取扱者」にアップグレードしようかな?
実務経験は無いけど、化学系を専攻していたから受験資格はOKよ。難易度もそれほど高くないし、ちょうどいい暇つぶしになりそうね。
愕然!?地方で決定的に不便な所を発見
「乙種第4類危険物取扱者」を取得した時の経験から、まずは勉強ではなく試験日程の確認が重要だということは分かっていました。
ということで最初に試験を管轄する「消防試験研究センター」のHPをチェック。山口県の試験日程を検索する・・・と!?
「該当する試験情報はありません。」
あれ?検索期間の範囲が狭かったかな?・・・と確認したら期間は最大の今年の1月から来年の3月までが指定されていました。
もしかしたら情報がアップデートされてないのかな?試しに中国地方のほかの県(広島、岡山、島根、鳥取)も調べてみよう・・・(ちなみに危険物の試験は何処で受けても大丈夫です)
結果、岡山1件、広島1件、鳥取3件が出てきました(甲種試験のスケジュールです。乙種はもうちょっとありました)。
どうやら情報はアップされているようです・・・ということは山口県は今年は一回も試験なし!?(ちなみに山口県は乙種の試験すらありません)
試験会場の詳細は分かりませんが、何処であろうと島根、鳥取は日帰り不可能。岡山、広島は新幹線を使えば何とかといった感じです。
う~ん仕方ない。ホテルに前泊する前提で行くか・・・と思ったら!?
試験の申し込みがもう締め切られていました!
試験日程が2,3月に集中してるみたいね。ちなみに大阪ですら試験は年2回しかなかったわ。東京は6回もあるのに・・・
東京が普通だと思っているとこういう所はビックリしますね
私が「乙種第4類危険物取扱者」を受験したのは東京会場でした。東京だと乙種はほぼ毎週試験が行われています。まぁ難易度も考慮すると運転免許に毛が生えた程度で、結構気軽にチャレンジできる国家資格といったイメージでした。
しかし一歩東京を出ると難易度以前に受験機会がとても限られた難しい資格になるんですね~
国家資格という性質上、機会の平等ということをもう少し考えてくれてもよさそうな気もしますが、改めて地方の不便さを認識させられました。
でも、もしかしたら地方だと「乙4」って希少価値があるのかな?だとすればいざとなった時に働き口に困らないかもっ!
取り合えずもうすぐ暖かくなるし、甲種のことはまた今度になりそうね。
コメント
はじめまして。
いつも楽しく読ませて貰ってます!
最近私も全く同じ衝撃を受けました。どうやら消防試験研究センターにはまだ情報がUPされてないようです。山口市のHPには載ってましたよ。
ひろさん初めまして。コメントありがとうございます。
もしかしたら同じく山口暮らしなのでしょうか?
ご指摘通り山口市のHPを見たら出ていました。といっても試験日程(6/18)位しか分からず、電子申請の方をクリックすると消防試験研究センターに飛んでしまうので申し込みは出来ないって感じですね。
まぁ試験日程だけでも分かって一安心ですが、こういう所も地方ならではという所なんでしょうかね?
助かりました。記事の方にも追記をしておきます。
そうなんです山口県在住です。ブログ拝見させていただくと山口ってこういう風に見えてるんだなって発見がありますね!
試験情報は宇部・山陽小野田防災協会のHPの方が詳しく載ってるみたいです。ご参考まで。
今の時期出来ることとして下関の豊田湖のワカサギ釣りや、キャンプ場での焚き火はどうですか?山口市の大原湖とかオススメします。
ひろさん山口情報ありがとうございます。
山口って結構湖、ダム湖が多いですがワカサギ釣りができる所があるとは思いませんでした。
チャレンジしたいところですが、冬の間は路面凍結のリスクがある山の方には行かないようにしてるんですよ~(その結果やることが無くなってるんですけどね)
どうにも耐えられなくなったらスタッドレスも購入していくことになるかもしれませんが、今シーズンはもうちょっとの我慢なので暖かくなるのを待つつもりです。
これからもよろしくお願いします。
雪事情ですが山口市より西部はほとんど降りません。(今年は多い方です)山口市はスタッドレス装着率高いって聞きました。西部ではスタッドレス持ってない人ざらにいます。(降ったら乗らない。そもそもあまり降らないから困らない)あと海側も積もらないので日本海側に抜けるとき、山間部を避けて下関を北上して行くって人もいましたよ。
西部地方に雪1センチ積もったら山口市は10センチ以上積もってるっていうイメージなので逆に山口市に雪なければ西部には全くないと思っていいんじゃないかと。凍結も早朝深夜を避けていればそこまで心配しなくてもいいかもと思います。絶対はないので断言は出来ませんが。
長くなりましたが車を運転する恐怖心より好奇心が勝ったら冬ならではの事も色々チャレンジしてみて下さい!先ずは近場からでも。東郷さんの山口生活がより良いものになりますように!羨ましく思いながら応援してます。
ちなみにワカサギ釣り、湖は凍ってませんので。
ひろさんコメントありがとうございます。
正に知りたい情報でした。
なんか山口市街地ではこの時期スタッドレスはいてない車を見つけるのが困難なほど装着率が高く、ちょっと郊外に行くと危ないのかな?って印象があったんですよね(実際そんなに雪降ってないと分かってはいるのですが)。
暖かい日にでも西方面にまた出かけてみることにします。
ちなみに去年事故に遭ってるので車の運転へのスタンスは非常に保守的になっています(東京に住んでた20年くらいはずっと運転してなかったってことも合わせてですが)。