ゴミ出しに関するルールって地域によってちょっとづつ違いますよね?ただあくまでもちょっとだと思っていましたが、山口ではカルチャーショック級の違いがありました。地方だと当たり前の事なのかもしれませんが、都会から移住を考えている人にとっては興味がある話かもしれません。
カルチャーショック!?ゴミ出しの掟
山口に引っ越してきて2週間。ずっと謎だったゴミ出しのルールをようやく把握しました。
都会暮らしの人は絶対分からないと思うんだけど。
山口のゴミ出しルール
山口市のゴミ出しのルールについては引っ越してきた際、不動産屋さんからレクチャーを受けて把握しているつもりでした。
ゴミ出しについては以前からそれなりのモラルを持って行っていたので特段不明な点も無く、普通に日常が回っていると思っていました。
ところが、何故か私が出した資源ゴミがいつまでたっても回収されません。
すぐ隣のアパートの資源ゴミは回収されているんですが・・・
その謎が2週間目にして分かりました。
ゴミの分別は普通?
山口市のゴミの分別は「燃やせるゴミ」、「燃やせないゴミ」、「資源ゴミ」の3種類です。
「資源ゴミ」は更に”プラ容器包装”、”金属・小型家電製品”、”ビン・缶”、”古紙”、”ペットボトル”に分かれていました(ちなみに”プラ容器包装”と”古紙”、”ペットボトル”は「燃やせるゴミ」として出してもOK)。
「燃やせるゴミ」は自治体指定のゴミ袋(スーパーなどで購入)に入れて出さないと回収されないようです。
まぁこの辺は東京や埼玉とも変わらないから違和感は無いわね。
回収日はやはり少なめ
ゴミの回収日はやはり少なめです。
「燃やせるゴミ」こそ週2回と東京・埼玉と変わりませんでしたが、”プラ容器包装”が月4回、「燃やせないゴミ」と”プラ容器包装”以外の資源ごみは月1回しかありません。
ビールとか大量に飲む人は家に1か月分の缶ゴミを溜め込むことになるの?
一応救済措置が用意されています(後述します)
何故かゴミを出す場所が違う!?
不思議だったのが「燃やせるゴミ」と「燃やせないゴミ」、「資源ゴミ」で出す場所が違う点です。
最初に不動産屋さんにその場所を示す地図をもらったのですが、「燃やせるゴミ」と「燃やせないゴミ」のゴミ置き場は家のすぐ近くでした。
ゴミ置き場なんて家の近くにあるのが当たり前・・・と思いますよね?なので別になっていることに疑問を感じつつ、すんなり頭には入りました。
しかし、「資源ゴミ」の回収地点は家から何百メートルも離れた所でした(こちらは想定外過ぎて「特殊なゴミを出す場所」と勝手に思い込んでいました)。
確かに今確認すると地図にはそう書いてあるのですが、そんな遠くに持って行くなんて考えもしませんでしたから、勝手に「燃やせないゴミ」置き場に置けば良いと解釈していました。
間違った場所に出してたから出したゴミは当然・・・
ゴミが回収されない!
上に書いたように資源ゴミは回収日が月に1回しかありません。その貴重な回収日が今週の月曜日(古紙の日)でした。
引っ越し直後ということもあり、我が家には段ボールゴミが沢山ありました(引っ越しのやつは業者が回収)。それを1カ月も家の中に放置しておくのは嫌なのでゴミ捨て場に置いておいたのですが・・・
全く回収されません(場所が違うから当然です)。
その後しばらく様子を見ていましたが、回収される気配はありませんでした。
どうにも不思議だったのが、その場所から10メートルくらい離れた隣のアパートのゴミ置き場にあった段ボールが回収されていたことです。
これが正しい答えを得る邪魔をしていました。
同じゴミ置き場に回収されるはずの無いゴミを出している人が他にもいたのも勘違いの要因なのよね。
ゴミ出しの救済措置発動!
上に資源ゴミなどは月に1度しか回収日が無いと書きましたが、一応救済措置があります。
それは地域の資源ゴミ集積所に直接持ち込むことです(こちらは365日、24時間持ち込み可)。この辺は車社会ならではといった所でしょうか?
そして幸いその場所は家からはそれほど離れていません(流石に資源ゴミを出す場所よりは遠いですが1kmも離れていません)。
実は私の出した段ボールゴミには宅配の宛先シールが張られたままなので私の住所・氏名が丸分かりです。流石にそれが月曜から一向に回収されないまま放置されているのは気が気ではありませんでした。
しかも天気予報によると明日は雨が降りそうです。段ボールが雨に濡れてしまったら扱いも大変になります。
という事で先程資源ゴミ集積所に自分で持って行きました。
車なら簡単な事ですが、自転車しかありませんからカゴや荷台にガムテープでぐるぐる巻きにして運びました。
ゴミ出しにも使うからやはり車は必須と言えそうです・・・
納車まであと8日よ!
ようやく解明!ゴミ出しルール
ゴミ集積所の帰りに別の要件(車庫証明関連)で不動産屋さんに寄って、このことを話したら全てが解決しました。
まず、上に書いた通り「資源ゴミ」の回収地点は家から数百メートル離れた場所にあることが分かりました。
で、こちらはちょっとびっくりしちゃったんですが、隣のアパートの段ボールゴミが回収されていた理由は、建物のオーナーがお金を出して民間業者に回収させていたということが分かったことです。
ちょっとした資源ゴミでもそんな民間業者がいるんですね~勉強になりました。
というか自治体のゴミ回収が行き届かなさすぎるんじゃないですかね?一応ここ、ポツンと一軒家とかじゃなくて住宅地ですよ?
こんなに不便だと資源ゴミ(プラ容器包装、古紙、ペットボトル)は「燃やせるゴミ」として出す人が多くなるんじゃないかと思いますが・・・
自治体にリサイクルを積極的に進める気が無いのか、それとも回収するお金が無いのか・・・
コメント
地方の中核都市在住ですが、こちらも似たような状況です。
ダンボールは回収業者にしてみれば、新聞紙よりも高価なお宝ですから、大量に出るところは、喜んでタダで取りに来てくれるのではないでしょうか。
匿名さんコメントありがとうございます。
そうですよね~市況が変動するにしても資源ゴミって値段が付きますもんね。
東京では資源ごみは「自治体のものだから勝手に持って行くな」って注意書きが書いてあったりしました。
それでも段ボールや缶は住所不定の方々の貴重な収入源だったらしく、夜に出したものは早朝には綺麗さっぱり無くなっていることが多かったです。
それに比べるとこちらは有料(いくらかは知りませんが)での引き取りですから不思議な話です。
やはり人口密度が低く、1カ所で出るごみの量が少ないことが要因なんですかね?