私のブログがセミリタイア生活を中心としているものですので、タイトルにはそう書いてありますが、単なるレシピ紹介です。ただ、単なるレシピ紹介に留まらないようにコストについても記載しています。最初に取り上げるのはタイトル通り「餃子」です。これ、私の少ないレパートリーの中ではベストパフォーマーなんです。
コストパフォーマンス最高の餃子はいかが?
餃子ってにんにくの匂いが気になるといった理由を除けば、大抵の人は好きな食べ物ですよね?
でも外で食べれば安くても一皿500円程度はしますし、当然外ならそれだけという訳にもいかないでしょう。
でも、自分で作ると10個で300円程度で作れますよ。
不器用なおっさんでも作れてますし、何より人様に出すものでもなければ多少見栄えが悪くてもOK!
ということで是非一度チャレンジしてみて下さい。今月ちょっと食費がかさんだな~なんて月の月末なんかにもうってつけです(笑)
さぁ餃子の作成です!
私は当然プロの料理人でも何でもないので、誰が食べても美味しいというものを作れるわけではありません。
でも、自分で食べる分には十分満足なものが作れています。色々な作り方があるとは思いますが、その内の一つとしてみて下さい。
材料(餃子30個分)
- 豚ひき肉(300g)
- キャベツ(1/4)
- にら(1/2束)
- にんにく(2欠片)
- しょうが(少々)
- 調味料(塩、コショウ、味の素、醤油、ごま油)
私が餃子を作るときは大抵肉野菜炒めなんかを作ってニラとキャベツが余った時です。
今回はたまたまネギが余ってなかったので入れませんでしたが、あるなら入れたほうが良いと思います。あと、キャベツの代わりに白菜を使うレシピなんかも見たことがありますが、私は使ったことが無いです。
ちなみにこの位の分量で作ると野菜の味が強い感じになります。肉肉した感じにするのであれば、ひき肉の比率を上げたほうが良いでしょう。
まずはキャベツをみじん切り
材料の内、最初にやっつけるのはキャベツです。適当にみじん切りにします。
ただ、好みもあると思いますが、粗目にした方が野菜の食感が残って美味しいかと思います(外で食べるとたまに具が肉も含めてペースト状になっているものがありますが私は好きではありません)。
きざんだ後は適当に塩を振ります。この時塩の振りすぎに注意です。
しょっ辛くて食べれなくなってしまいます。塩が足りなかったら食べるときに醤油を多くつければ良いので、この段階での塩のかけすぎは要注意です(最初の頃私が良く失敗しただけですが)。
塩を振ったら軽く手でもんで放置しておきます(10分くらい)
具の作成 1
キャベツを放置している間に具を作っていきます。
適当な大きさのボールに、豚ひき肉、きざんだニラ(これも粗目がお勧め)、にんにく(すりおろし)、しょうが(すりおろし)を投入(今回は入れませんでしたがネギもここで刻んで投入)。
その後各種調味料を投入します(量はお好みで)←こんなこと書くところが素人丸出しですね。ただ、私は調味料の量を計って入れたことってほとんど無いんです(笑)
調味料は好みでオイスターソースなんかも入れると美味しいです。あと、辛くしたかったら豆板醤なんかも良いですね。
ちなみに調味料の中で最も重要と思うのはごま油。これを入れると香りが非常に良くなります。
それから味音痴と言われそうですが味の素ですね。これ、町の中華料理屋さんの餃子に慣れすぎているせいでしょうか?最初入れずに作ったら明らかに不味いんですよね。
で、これでもかって位に大量に味の素を入れたら中華料理屋の味に一気に近づいたんです。
それに気付いてからは取り合えず量こそ少し減らしましたが、毎回入れています。
そしてこの辺まで準備したら10分程経ってるはずなので、キャベツに戻ります。この頃になるとキャベツがしなっとなっているはずなので、適量づつ手に取って握力で水を絞り出します。水を切ったキャベツは順次他の材料が入ったボールの中に放り込みます。
具の作成 2
全ての材料をボールに投入したら、後は手で混ぜます。これ今の時期だと何ともないんですが、冬場は肉が冷たいので手がかじかんでちょっと辛い工程になります。
で、十分混ぜたらラップをかけて冷蔵庫で1時間程寝かせます(味が落ち着くんだそうです)。
この寝かせるという所はネットでレシピを探した時に書いてあったんですが、効果のほどはよく分かりません。
ただ、ここでお米を研いで水を吸わせ、ご飯を炊くという工程を入れると何となく1時間経過するのでやっています。
皮に包む(ここが面倒くさいという方が多いかと思います)
さて、ついに餃子の形ができます。具を餃子の皮で包みます。
これプロの料理人のようにやろうと思ったらダメですよ。
適当で良いんです。適当で。じゃないとこんなのできませんから(器用な人なら何回かやれば上手くできるようになるかもですが)。
具の量は多ければ多い程美味しいですが、多くなると包みにくくなるので、最初は少なめでやると良いかもです。
写真は撮りましたが、一人なので両手を使っている工程は撮れないんですよね(笑)
あ、それから前に皮に包むのが面倒くさかったので、春巻きの皮を買ってきて、春巻きの形をした大きい餃子を作ったこともありましたが、これは大失敗。
餃子の皮と春巻きの皮って別物なんですね。蒸したら春巻きの皮はボロボロになりました(笑)
ちなみに私はこの量の具で30個作りました。
当然全部は食べませんよ。30個できたので20個は冷凍してまた後日食べることにします(これが安さの秘密でもあります)。
焼きます!
で、最後に焼くわけですが、焼き方は2種類ありますね。
最初に焼いて焦げ目を付けてから水を入れて蒸すのと、最初に蒸してから最後に油を入れて焦げ目を入れる方法。
どちらが正解か分かりませんが、中華料理屋さんで見たりした感じだとプロは後者が多いような気がします。
私は(素人だから?)前者でやってます。単に子供の頃、親友の家の中華料理屋さんで見た焼き方だったからというのが理由です(そこの餃子がホントに美味しかった)。
無理に理由を付けるとすれば、後から焼く方法は使う油の量が多くなりそうというのが先に焼いている理由でもあります。
フライパンは以前ご紹介しました鉄のフライパンなので強火で一気に焼き目を付けます。その後、水(お湯の方が良い)を入れて蒸して完成です。
いただきま~す!
今回は最初に投入した2個がやや焦げすぎましたね。醤油+酢+ラー油のオーソドックスな味付けで頂きました。
まぁ絶品!という程のものではありませんが、普通に美味しかったです。食べた後にこの記事を書こうと思っていたので飲みませんでしたが、ビールが飲みたかったですね~季節的にも(笑)
さて本題。コストについて
最初にも書きましたが、なんで「節約」というタイトルの記事に餃子の作り方を持ってきたか?
安いからですね。今回かかった費用をご紹介します。
<餃子30個分の材料費>
- 豚ひき肉300g・・・367円
- キャベツ1/4・・・63円
- にら1/2束・・・85円
- しょうが少々(1/5)・・・21円
- にんにく2欠片・・・80円
- 餃子の皮(20枚入り×2)・・・326円
※各種調味料は考慮していません
合計で943円(税込み)。
30個できましたから、1食10個としたら、1食分は314円です。
餃子の皮が10枚余ってしまったので、上手く他の材料の量を調節すれば平均コストはもっと安くできるはずです(使い道が無いので余った10枚は廃棄)。
ちなみに、材料を調達したスーパーに8個入りの生餃子(焼くだけのやつ)が売っていたんですが、お値段は322円でした。大量生産品にコストで勝ちました!
栄養的にはもう一品何か欲しい所
今回作った餃子ですが、1品では栄養的にはたんぱく質が足りないですね。
私は筋トレもしているものですから、結構多くのたんぱく質を取るんですが、1食分の餃子に含まれるお肉は約100gですしね。
餃子は作るのに多少手間がかかるので、作った日はほかに力が割けないことが多いです。
今回私は納豆を足しただけでした。でも、冷凍した2回分はただ焼くだけ!
他に何か作る余裕は楽勝でありますね(まぁ安くなくなりますが)。他のおかずを作った時にちょっと足す副菜として餃子を4つとか焼いても良いですしね。
ちょっと脱線して刻んだ材料の入った出来合い食品のお話。
ちなみに、コストの比較対象としてスーパーで売ってた生餃子をあげましたが、そもそも刻んだ材料が入ってる出来合いのものって私は好きじゃないんですよね。
そもそも餃子を自分で作り始めたのって餃子が食べたかったけど、売ってる餃子は食べたくなかったからですし。
営業妨害するわけではないんですが、みじん切りにされる前の材料の品質とか気になっちゃいますし、なによりみじん切りにすると空気に触れる面積が飛躍的に増えるので傷みやすいですからね。餃子とかハンバーグとかは自分で作るのに限ります。
ホントはひき肉も町のお肉屋さんでお肉を選んで、その場で挽いてもらいたい所です。
そういうことができるお肉屋さんって見なくなったわね。
他のメニューも今後登場予定です
いかがでしたでしょうか?今回の餃子。実はセミリタイアしてから、これまで作ったことがないようなものを結構作っています。
その度に1食当たりいくらかは計算しているのですが、飛び抜けて安かったのは今回の餃子と他はシューマイでした。
(他の記事のネタが無くなったら)今後またコストパフォーマンスが高い料理がでたら記事にしようかと思っています。
【後日追記】何個か節約料理の記事を書いたので、サブカテゴリーを作りました。よろしければそちらもご覧ください。
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