以前、コーヒー豆を自家焙煎すると安くコーヒーが飲める、節約になるといった記事を書いたことがありました。今回はそれをさらに発展させ、コーヒーの生豆をまとめ買いして更に安くできないか試してみました。また、コーヒーの焙煎の工程を動画にしましたので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
まとめ買いで節約!?
基本的にモノってまとめて買うと単価が安くなりますよね?なので、何かを購入する際は一度にたくさん買うと節約になります。
でも、まとめ買いって色々制約もありますよね?
<まとめ買いする際の制約>
- 保存が効くものに限られる
- 家の収納スペースの範囲に限られる
いくら安くなっても「生もの」なんかはまとめ買いできないし、保存が効くからといっても「お米」を100kg買ったら置く場所に困るわね。
まとめて買っても安くならないものもあるし、意外に「まとめ買い」で節約って難しいんだよね。
意外に「まとめ買い」で節約できるものは少ない?
私が今住んでいるマンションは収納スペースが結構広く、元々モノが少ないこともあってかなり余裕があります。
なので収納スペースの面ではあまり制約がないのですが、いざ「まとめ買い」で節約しようとすると、その対象となるモノって無いんですよね。
せいぜい「お米」を10kg単位で買う位ですかね?
普通過ぎね。お米なら一俵(60kg)買えば記事にできそうだけど、流石に置く場所が無いわ。
コーヒーの生豆をまとめ買いしてみた
以前、やはり節約関連として「コーヒーの自家焙煎」に関する記事を書いたことがありました。
その記事ではコーヒーを自分で焙煎すると、焙煎済みのコーヒー豆を買ってくるより安くなるし、美味しくなるからコストパフォーマンスが良いという内容でした。
で、ふと気付いたんですが、コーヒーの生豆って長期保存ができるし、それなりの量でもそんなにスペースを取らないし、なによりまとめ買いすると結構安くなるんですよね。
ということで今回10kgまとめて買ってみました。
このことに気付いてから、いつか取り上げようと思っていたのですが、家の在庫が無くならなくてなかなか記事にできませんでした。
コーヒー生豆を10kg単位で買うとどの位安くなるか?
当然購入する店舗によって割引率は異なるのですが、私が利用している店舗だと、コーヒー生豆はこんな感じで安くなっていきます。
100g買う時の単価に対して、
1kg単位で買うと・・・10%off
10kg単位で買うと・・・22%off
これまでは1kg単位で買っていました。
10kgだとかなり安くなるのね。
今回購入した生豆
10kgで購入したら大きな麻袋に入ってやって来るのかと思っていましたが、普通の紙の袋に入ってきました。
大きさ
大きさは写真では分かりにくいですが、1袋(5kg)の大きさが、幅18cm×高さ30cm×厚さ10cmでした。
一つの袋で来ることを想定して、押し入れにでも保管しようと思っていましたが、2つに分かれていたので、キッチンの収納に収まってくれました。
銘柄、価格
これまでは1kgづつ色々な種類の生豆を購入していたのですが、今回はまとめ買いですから当然1種類の生豆しか買えません。
今回購入したのはタンザニア産のキリマンジャロです。
価格は同一の店舗の中ではかなり安い方の生豆で、10㎏だと7,800円でした。
ちなみにこの生豆を焙煎してコーヒーを淹れると1杯当たりの単価は約12円となります。
ここまで安くなるとスーパーで売っている安い豆(以前試算したときは16円/1杯)よりも安くなりますね。
かなり安くなったわね。
<ちなみに・・・高い豆と安い豆の違いは分かるのか?>
私はここ5年程は自分で飲むコーヒーは自分で焙煎しています。
その間に買った生豆はかなりの種類に及びます(100g1,000円を超えるような高いものは買ったことがありませんが)。
ただ、私の感覚では豆の違いによる風味の違いは、はっきり言って分かりませんでした。
焙煎の度合いで香りや苦みが変わるのは流石に分かりますが、豆の違いはほとんど分かりません。なので安い豆でOKという結論に至りました(笑)
唯一エチオピア産のモカ・マタリーという豆の独特の香りははっきり分かりました。美味しかったのですが、生産量が少ないのか、売ってないんですよね。
コーヒーの焙煎方法を解説
今回の記事は「節約」が話のメインではあるのですが、内容はほとんど以前書いた記事と同じですから長々書くことはありません。
一方、前回の記事でも触れてはいますが、焙煎の方法って写真では伝えにくいんですよね。私も始める前は「結構大変なんじゃないの?」なんて思っていましたが、実際やるとかなり簡単なんですよ。
という訳で、四苦八苦しながらもコーヒー焙煎の動画を作りました。
ちなみに、動画内では紹介しきれなかったコツみたいなものを多少書いておきます(あくまでも経験則で正解じゃないかもしれません)。
- 1ハゼまでの加熱の仕方・・・大体10分位で1ハゼが来るくらいのスピードで加熱する方が良いように感じています。逆に焙烙を使う私のやり方だとこれ以上早く出来ません。以前ゆっくり加熱したりして色々試しましたが、ゆっくり過ぎると1ハゼが来ないといったことも結構ありました。
- 焙煎度合いについて①・・・焙煎度合いが浅いと香りと酸味が残り、深くすると苦みが増すというのは感覚的に分かるかと思います。しかし、浅すぎると豆が固くコーヒーミルが壊れることがあります(というか私は壊しました)。大体1ハゼが終わるくらいまでは最低でも焙煎した方が良いと思います。
- 焙煎度合いについて②・・・スターバックスのような、かなり深めの焙煎をする場合は相当な煙が出るので換気に気を付けないと、火災報知器が反応するかもしれません。ちなみに深く焙煎すると、その焙煎速度は加速度的に早くなります。目で見てこんなもんかな?という状態まで火にかけていると、火から下して冷ますまでに炭のようになってしまいます。
- ネットで調べると、生豆を一回洗ってから焙煎するという方もいらっしゃいます。私も洗ってからやってみたこともありますが、結果は変わりません。まぁ気分の問題でしょうか?
- 動画ではあまり映っていませんが、焙煎すると豆の薄皮が飛び散ります。私は焙烙なので焙煎中に下に落ちることはありませんが、ザルで焙煎する場合は相当下が汚れますので覚悟を決めてから始めて下さい。
実際に焙煎を体験しないと読んでもよく分からない事だと思います。
実際に焙煎するようになったら読んでみてね。
道具、生豆のお店の紹介
私が焙煎に使っている道具は「焙烙」のみです。
私は生豆を「生豆本舗」というお店で買っています。通販専門で注文すると遅くても2日後には届くといったスピード感があるお店ですね。他にも生豆を扱うお店は沢山ありますが、私はここでしか買ったことが無いので他のお店のことは分かりません。
新しく始めるのにそれほど初期投資は必要ないので、ご興味があれば是非始めて見て下さい。
かなり美味しいコーヒーが飲めるようになるわよ。
コメント
ご無沙汰しています!!
コメント失礼いたします!
当たり前ですけど、コーヒーってお茶に比べて高いですよね。
我が家では株主優待なんかでコーヒーが届くので幾分か節約になっていますが、元々焙煎にも興味があったのでとても参考になりました!
有益な情報ありがとうございます。
NICOさんお久しぶりです。コメントありがとうございます。
コーヒー焙煎、是非チャレンジしてみて下さい。
結構生地の厚めのキッチンミトンをしてても後半は熱くなりますし、20分位鍋を振ってるから疲れますがそれに見合うものはあると思いますよ。
ただ、深煎りしたときに煙は結構でますから火災報知機を鳴らさないように気を付けて下さいね。