【神社・仏閣巡り】小さいけど歴史は1000年!芝大神宮

神社仏閣巡り、散歩・ドライブ
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今回は東京都港区にある芝大神宮に行ってきました。芝大神宮は都心の真ん中にポツンとある小さな神社です。ここ一カ所の為に出かけるのはちょっともったいないかな?という感じの所ですね。すぐ近くにある増上寺や他の神社なども一緒に回ってみるのもありだと思います。

芝大神宮(東京十社巡り)

芝大神宮は都心のこじんまりとした神社で、境内社も無く、祭神は少ないのかと思ったのですが、結構たくさんいるみたいですね。

こじんまりとはいえ歴史は古く、西暦1005年創建と1000年以上の歴史があるようです。ただ、元々は芝公園辺りにあって、西暦1598に現在の場所に移転してるので、今の場所での歴史は400年ちょっとという事になりますね。

<主祭神>

天照大御神

豊受大神

公式HPなんかにも主祭神のご利益って書いてないんだよね。

天照大御神様は日本神話の主神だし、オールマイティってことなんじゃない?

<相殿>

源頼朝公

徳川家康公

何で将軍が祀られてるのかな?

二人ともこの神社を手厚い保護下に置いていたみたいだね。頼朝公は社地を寄進しているし、家康公はここで関ヶ原の合戦の戦勝祈願をしたみたいだよ。

<境内社>

大国主命(おおくにぬしのみこと)・・・縁結び

事代主命(ことしろぬしのみこと)・・・誓約、鎮魂

大物主命(おおものぬしのみこと)・・・酒

伊弉冉命(いざなみのみこと)・・・子授け

建御名方命(たけみなかたのみこと)・・・柔道、相撲

木花開耶姫命(このはなのさくやびめのみこと)・・・美容、生花

手力男命(たちからをのみこと)・・・力

小彦名命(すくなひこなのみこと)・・・温泉、医療

品陀和気命(ほんだわけのみこと)・・・安産

天児屋根命(あめのこやねのみこと)・・・塾

宇迦之魂命(うかのみたまのみこと)・・・食品

大綿津見命(おおわたつみのみこと)・・・海上

須佐之男命(すさのおのみこと)・・・免罪、免除

菅原道真公(すがわらのみちざねこう)・・・学問、学校

保食神(うけもちのかみ)・・・食

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・・・水

この神様たちはかつては独立した境内社に祀られていたみたいだけど、今は本殿に合祀されています。

行き方

芝大神宮への行き方は、都営浅草線の大門駅A6出口からだと徒歩1分程です。

ただ、神社自体が小さいこと、入り口のある通りが裏道のような所ということで見つけにくいかもしれません(神社の入り口は一カ所だけです)。

大門駅A6出口からだと、出口を出てすぐ右に曲がると50m位で左手に神社が見えてきます。

JR浜松町駅からの場合は、上記の大門駅A6出口を最初に目指すのが良いかと思います。

大門駅A6出口をでると、目の前に増上寺の門が見えるんですよね。で、なんとなくそっちに向かってしまいそうになります。

ちなみに私は最初に増上寺に行ってしまいました。芝大神宮は案内の看板もほとんどないから結構見つけにくいわよ。

芝大神宮の遠景

ちょっと離れたところからだとこんな感じの神社です。見つけにくそうでしょ?

境内散策

実は散策という程広くありません。全部見て回っても20分かかるかどうかといった感じです。

鳥居

芝大神宮の鳥居

全体はこじんまりしているのですが、鳥居は結構立派な作りです。

階段の一番下にはお賽銭箱があり、足腰が悪い人は下から参拝することが出来るようになっています。

生姜塚?

生姜塚

神社名が書いている石柱を取ったのですが、後から気になったものがあります。

このサイズにしちゃうと読みにくくなりますが、左端に写っている石碑には結構目立つ金色で「生姜塚」と書いてあります。

生姜塚

こうすれば分かり易いですかね。

植物の生姜を供養しているのでしょうか?結構謎な石碑ですね。

狛犬(一角獣)

狛犬(一角獣)

ここの狛犬は由来通り、向かって左側が一角獣の狛犬になっていますね。

ちなみに場所が分かりにくいですが、この狛犬の後方辺りに手水舎があります。

獅子

獅子

向かって右側が獅子ですね。

こうやって左右で由来通り違う形をした狛犬と、全く同じ形をした狛犬って何かで作り分けているんですかね?

手水舎

芝大神宮の手水舎

敷地が狭いからちょっと探せばすぐ見つかるのですが、ちょっと奥まったところにありました。

庭園

芝大神宮の庭園

手水舎の手前にはちょっとした庭園のようなところがあります。

都心の一角ではありますが、こういうスペースが神社って感じですね。

本殿

芝大神宮の本殿

七五三の家族連れが多くて、良い角度での撮影がとても厳しい時間帯でした(ちょうどお昼前位)。

ちょっと不自由なアングルですが、本殿です。

あくまでも俗説で必ずしも当てはまらないと言われていますが、本殿の屋根の上にある「鰹木」は女性神を祀っている場合は偶数本と言われています。

天照大御神は女性神で、ここの鰹木は6本だから俗説通りではありますね。

行ってみた感想

芝大神宮は歴史がありますし、東京十社にも数えられる神社ですからお参りする価値は十分あるかと思います。

ただ、敷地の広さという意味では結構こじんまりしていて散策するという感じにはなりません。ちなみにこうした神社には外国人観光客が多く訪れるのに、ここには一人もいませんでしたね。

近所の方がぷらりと参拝に来られる分には問題ないでしょうが、遠方からこちらに来る場合は他の場所と組み合わせて来ないと時間を持て余してしまうかもしれません。

幸いすぐ近くには増上寺や東京タワーもありますので観光する場所には事欠かないかと思います。

ちなみに別の神社へ、との事であれば、同じ東京十社の「赤坂氷川神社」、「日枝神社」、「品川神社」辺りが近くにあるので回っていくのも良いと思います。

私はここの後に「品川神社」⇒「富岡八幡宮」⇒「亀戸天神社」と回りました。

それらの神社巡りの記事も順次書いていきます。

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