食の好みというものは色々なものの影響を受けるようです。一番大きいのは加齢によるものなのかもしれませんが、生活様式によっても変わってきます。セミリタイア生活も2年を経過し、ふと「そういえばちょっと前はよくこんなものを食べていたな」と思うようなことが増えました。
セミリタイア生活になって食べ物も変わった!?
私がセミリタイア生活に入って既に丸2年が経過し、3年目に入りました。
別の記事で書いているのですが、最近ウィルス対策の引き籠りによる運動不足解消の為に散歩をよくしています。散歩をしていると自然と道端の飲食店が目に入るのですが、そんな時ふと「そういえば最近これ食べてないな~」と思うようなことがあるんですよね。
で、よくよく振り返ってみると、セミリタイア生活でサラリーマンの時と一番違うのは「食べ物」ではないかと感じました。
というのも、私は元々料理が好きなので3食全てが自炊になったからです。
料理は好きなだけで得意な訳ではありません。
独りで外食するのが嫌いというのも自炊になった理由ね。
セミリタイア生活に自炊は必須か?
セミリタイア生活と一言でいっても、人によって過ごし方は全然違うと思います。私の場合、あまりやりたいことは多くなく、時間は余り気味でした。
現在はウィルスの影響でその傾向は更に大きくなっており、自炊は良い暇つぶしにもなっています。逆に自炊を全くしない状態だと、外食とコンビニ弁当、レトルト食品なんかのローテーションになるのだと思いますが、私には想像しにくい世界ですね。
コストを別にしても、食事にかかる時間が短すぎて持て余す時間が増えそうですし、なにより不健康で太りそうです。
時間を使うという意味でも自炊は有用と考えています。
「節約」を考えると更に自炊に意味が出てくるわよ。
自炊では作れないものも当然あります
よく食の好みは年齢と共に変化すると言われていますが、確かにそういった傾向は自分にもあるように感じています(脂っこいものを食べなくなったりですね)。
ただ、食の好みということではなく、自炊メインになって食べなくなったというものも多くあります。
代表格はラーメンですね。
この場合はインスタントラーメンではなく、お店で食べるようなラーメンの事なのですが、ちゃんとした?ラーメンは流石に家では作れません。YouTubeなんかにスープの取り方みたいな動画もあるのですが、おいそれとできるようなものでもなさそうです(動画を見てチャーシューは作ったことがありますが・・・)。
この記事は散歩をしていた時、ラーメン屋さんを見て「そういえば最後にお店でラーメンを食べたのいつだろう?」と思ったことから書いています。
数年前までしょっちゅう食べていたのに、恐らく今後は外でラーメンを食べることはほとんどないかもな~と思うと寂しいような、不思議な気持ちになったわよ。
実際食べなくなったもの
ラーメンなんかは自分では「作れない」ものですが、その他にも「作らない」ものもあります。
代表格はコンビニで買っていた「サンドイッチ」とか「弁当」ですね。「弁当」というと具体的な食べ物じゃないですが、一番無難でよく食べていたハンバーグなんかは自炊で作らないものの典型例だったりします。
まぁ具体的に料理名を列挙するのはブログ記事としては無意味かもしれませんが、自分が後で読み返した時面白そうなので書いていきます。
サンドイッチ
サラリーマンの時は朝食や時間が無い時の昼食によく食べていました。ただ、セミリタイアしてからは一回も食べてません。
そもそもサンドイッチって手軽に食べれる、もしくは持ち運びが便利な食べ物というものであって、美味しいから食べるものではないというのが私の認識です。
なのでわざわざ自分で作って食べようとは思わないんですよね。
ハンバーグ
ハンバーグって外食やコンビニ弁当では無難なメニューなだけによく食べていました(特に初めてのお店や弁当では選択することが多かった)。
でも、セミリタイアしてからは確か最初の頃に一度だけ作った記憶がありますが、それ以降ずっと食べていません。
理由は「脂」ですね。スーパーで売っているひき肉は「脂」が多すぎて、その塊のハンバーグは避けるようになってしまいました(主にダイエット的な理由で)。
お肉屋さんで赤身肉を挽いてもらえるなら作るかもしれませんが、現在そういうお店が身近に無いんですよね。
かつ丼
これまた外食時にはよく食べていました。ただ、食べなくなったのはどんぶりもの全般ではなく「かつ丼」に限定されます。
「親子丼」なんかは油が少なくヘルシーなので、よく作ります。
トンカツ自体は高カロリーなので頻繁には作りませんが、それでもここ2年で4回位は作りました。でも、自分で揚げて、揚げたてのサクサクのトンカツが食べられるのにわざわざそれを「かつ丼」にはしませんよね?
サラリーマンの時はホントにしょっちゅう食べていたのに、今はまったく口にしなくなったものって結構あるんですよね。
今の所、食の好みが変わったんじゃなくて、生活様式が変わったことで食べなくなったものが多いのよね。
自炊で食べるようになったもの
反対にセミリタイアして自炊するようになったからこそ食べるようになったもの、というものもあります。
シチュー
世代によって印象が異なるかもしれませんが、私にとってシチュー(ホワイトソース)は懐かしい給食の味なんですよね。
何故「懐かしい」かといえば、給食では散々出てきたのに、意外に外で食べることが少ないからです(というか外食で食べたことは無いかもしれません)。
これまではご飯のおかずとしてもイマイチ合わないから作ることもありませんでした。しかし、この2年で私はダイエットメニューとして頻繁に作るようになりました(特別カロリーが低いというより、同時にご飯を食べないから)。
自炊メニューの中でも結構お勧めよ!
お好み焼き
サラリーマンの時はお好み焼きって食べませんでしたね~
昼に食べるにはちょっと時間が足りないし、夜だとお酒に合わないからといった理由でお店に足を運ぶことはほとんどありませんでした。
ただ、お好み焼きって野菜を結構使うし、マヨネーズさえ気を付ければ結構ヘルシーな食べ物なんですよね。なので「最近野菜を食べてないな~」なんて時のメニューとして最近は定着しつつあります。作るのも簡単ですしね。
焼き魚
現代日本人は魚を食べなくなった・・・なんていわれることが多いですが、ご多分に漏れず私も食べなくなっていました。
私の働いていた場所が悪かったのか、周りに焼き魚を出す店もかなり少なく、サラリーマンの時はほとんど食べることはありませんでした。
家でもガスコンロが魚臭くなることを避けるために、焼くことはありませんでしたね(ガスコンロのグリルでは食パンを焼いていたので・・・)。
焼き魚に関してはホント加齢による影響なのだろうな~と思いますが、ここ数年やたら食べたくなりました。
そして部屋の中で炭火焼きをすることにより、臭いの問題も解消し、最近では週に1回は食べるようになりましたね。ちなみに炭火焼きは時間がかかるので、セミリタイア生活向けかも知れません。
やはり日本人なんですかね?歳を取ったら魚が美味しく感じます。
炭火で焼いてるのも美味しく感じる理由なのかもしれないわね。
食生活はまだまだ変わると思いますが・・・
こんな風に書きだすと、ホントたった数年なのに食べるものって変わったな~と感じます。
今回は生活様式の変化によるものが多かったですが、今後は加齢による食の好みの影響が大きく出てくるのかも知れません。
「昔はよく食べていたのに、最近全く食べてないな~」なんて感じる食べ物をたまに口にするのも楽しいかもしれませんね。
まぁこんな風に考えること自体、歳を取ったってことなのかもしれません。
たまには油でギットギトの料理でも作ってみようかしら?
コメント