【セミリタイア生活】生活費の変化(1年目⇒4年目)

セミリタイア生活
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私のセミリタイア生活も4年目に突入しました。ここ最近は色々な節約策も実行して生活費全体が低下してきました。実際何がどれだけ減ったのか、セミリタイア生活1年目と比較してみましたのでご紹介します。

何がどう変わった!?セミリタイア生活の生活費の変化について

1カ月の支出ってそれほど変化が無いように見えて、長期的に振り返ると結構変わってるんですよね。

セミリタイア生活も4年目に突入したので、最初の頃との変化を見てみたわよ。

取り合えず節約策は出尽くしたか?

いくら蓄えがあるとはいえ、セミリタイア生活の収入はゼロです。将来何があるか分かりませんし、支出は抑えられるなら抑えたほうが良いでしょう・・・という訳で暇を持て余しているのも相まって、これまで色々な節約策を思い付いては実施してきました。

細々としたものは今後も出てくると思いますが、取り合えずまとまった額の節約が出来るアイテムはやり尽くしたかな?と感じているので、生活費の変化について振り返ってみます。

生活費はどれだけ変わった?

生活費の変化って長い目で見ると結構変わってきているのですが、ある一定の時期を切り出すと結構比較が難しかったりします。

例えば私の場合、セミリタイア生活に入ってから引っ越しをしましたし、それに伴い家電も結構買い換えました。また、直近でいえばコロナで外出や飲み会がほぼ無くなったりしています。

こういった特殊要因ともいえる急激な変化をひっくるめると「実質」何が変わったのかが分かりにくかったりします。ただそういった要因をすべて取り除くことも不可能なので、ここでは割り切って比較していきます。

比較したのはセミリタイア生活を始めた最初の1年間と、直近の数値、もしくはそれを基にした今後の見通しです。

以下、金額は全て年間の平均値になります。

金額はちょっと丸めているわよ。

<生活費の変化(セミリタイア生活1年目⇒4年目>

179,500円⇒91,200円(▲88,300円)

家賃・社会保険料以外の生活費がこんな感じに変化しました。

要因や背景について以下に書いていきます。

光熱費(17,600円⇒9,000円)

電気代:13,500円⇒5,000円

ガス代:2,200円⇒2,300円

水道代:1,900円⇒1,700円

電気代は直近3,000円まで低下しています。このペースだと夏場に消費電力量が増えても年間平均値は5,000円位になると思われます。

水道は引っ越しで水道局(基本料金)が変わったのが主要因です。

もう十数年前になりますが、初めて独り暮らしをする時、光熱費っていくら位するんだろう?という事が気になったことを思い出します。当時ネットで調べたり、友人・知人に聞いて回った所では「独り暮らしなら1万円位じゃない?」という答えが多かった様に記憶しています。

ところが独り暮らしをした直後から十数年間、私の光熱費が1万円を割り込んだのは数える程・・・高い時は2万円を超えていました。

要因は電気代だったのですが、長い間その要因については深く探るでもなく放置していました。

ようやく重い腰を上げて要因を調べたのは何と去年の事です。

その結果、節電策を立案・実行し、一部家電の買い替えも含めようやく1カ月の光熱費1万円割れを実現しました。

詳細は別に記事を書きましたのでそちらをご覧ください。

放送通信費(10,400円⇒12,500円)

携帯(スマホ)代:7,200円⇒800円

インターネット回線(固定):0⇒4,400円

モバイルwi-fi:0⇒5,100円

NHK:2,200⇒0円

VOD:1,000円⇒2,200円

これまで当ブログでは何度か生活費に触れているのですが、放送通信費としてこういった費目をまとめたことはありませんでした。改めてこう分類すると分かり易かったので今後はこんな風にまとめようかと思っています。

ここの項目は結構ドラスティックに変動させた(した)ものが多いんです。

スマホはドコモから格安スマホへ乗り換え、NHKはTVを処分したりして解約と、がんばって節約しました。でも引っ越しに伴いインターネット回線(固定)が自腹になったことに加え、モバイルwi-fiを導入したことで節約を上回る費用増になってしまいました。

ただ、今後引っ越した際に固定回線は解約してモバイルwi-fiのみにしようと考えているので、最終的にはコスト低下になると思っています。

ちなみに、格安スマホへの乗り換えとNHK解約については別に記事を書いていますのでよろしければご覧ください。

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食費(45,900円⇒34,000円)

食費:36,000円⇒25,000円

菓子、清涼飲料水:4,500円⇒3,000円

酒類:2,800円⇒5,000円

お茶・コーヒー:2,600円⇒1,000円

「独り暮らしの食費」ってどの位が一般的なんでしょうか?とても難しい問題ではあります。

ただ今の所、私は特に贅沢もしていないけど、特別倹約に努めている訳でもないといった状況でこんな額になっています。

実際食費が減っているのは自炊の効率が上がったからだと思われます。このブログでも新たに「自炊で節約!」というサブカテゴリーを作りましたが、これまで調理済みのものを買っていたものを自分で作るといったものがセミリタイア生活を続けていく中で増えてきました。

ただ、ここ1年程はコロナで家にいることが増えたために、家で飲むお酒が増えていますね。恐らくこの辺りを減らしていくと1カ月3万円を割り込んでくるのではないかと考えています。

何となく1カ月の食費って3万円辺りに一つの区切りがあるような気がするわ。

趣味(29,100円⇒13,500円)

交際費(飲み):4,500円⇒0円

スポーツクラブ:13,000円⇒7,700円

サプリメント:6,000円⇒2,700円

サーバーレンタル費:0円⇒1,100円

オンラインゲーム:3,500円⇒0円

その他:2,100円⇒2,000円

趣味に関するコストは現状減ったというだけで、今後増えるかもしれません。

特に交際費についてはコロナの影響でゼロになっているだけで、特段減らしたいとも増やしたいとも思っていたわけではないんですよね。ただ、計画している地方移住が実現するとしばらくゼロが続く可能性はあります。

スポーツクラブは引っ越しに伴いクラブを変えたことが要因ですが、やはり都心のスポーツクラブより郊外の方が安いですね。地方は更に安い所が多いようなので地方移住すると更にコストは低下する可能性が高いです。

サプリメントに関しては筋トレに関するものが多いのですが、最近は「ゴリゴリ筋肉を付けていきたい」という気持ちは低下しているので減らしています。サプリメントって意外に高いんですよね。減らすと結構金額的なインパクトがありました。

サプリを減らした影響(があるのかどうか?)については今後記事を書いてみたいと思っています。

その他(13,500円⇒5,200円)

交通費:4,200円⇒0円

被服費:1,000円⇒1,000円

医療費:1,400円⇒900円

雑費:6,900円⇒3,100円

交通費は交際費と同様、コロナの影響でほとんど外出しなくなったことが要因なので、明らかに一時的な要因です(ただ、いつまで続くかも分かりません)。こちらは地方へ移住すると自動車の維持費という形に姿を変えるはずですから近い将来はコスト増になると思われます。

私はよほど(放置したら死ぬかもしれないと思う程度)のことが無いと医者には行きません。しかし、歯に関しては日頃のメンテナンス次第で将来の状況がかなり変わってくると考えているので、歯科のみ定期健診を受けています。月平均1,000円程度で歯が維持できれば安いもの・・・と考えていますが、果たしてどうなんでしょうかね?

大型支出(63,000円⇒17,000円)

こちらは大型家電の購入や引っ越しなんかの費用をまとめたものです。

毎月のように何かを購入するという訳ではないので記憶に残りにくく、生活費の中では最も「えっ?そんなに使ってたかな?」と思う費用ですね。

まぁ年によっては全く何も買わないという事もあるのですが、何だかんだで使ってるんですよね。

金額が大きく減っているのはセミリタイア生活1年目に引っ越しをして、家具・家電を買い換えたからです。

贅沢しようと思わなくても、故障なんかで買い替えが発生したりするから意図的に減らしていくのが難しいのよね。

「生活費が減る」=「生活の質が落ちる」ではない!?

よく「生活の質を下げるのは難しい」といったことを耳にします。年収1,000万円の生活をしている人は500万円の生活に戻れないっていうあれです。

確かに趣味や食事なんかは急に変えられないと思います。この辺りはプライドなんかもかかわることだと思いますが、その辺りも考慮するとやはり生活の「質」を下げるのは難しいと思います。

ただ普通に生活していると「無駄」って色々な所に蓄積されていくんですよね。

贅沢とは全く関係ない「無駄」なものを排除していくと、生活の「質」を変えずに支出は減らせます。

実際私はセミリタイアしてから生活の質が落ちたとは感じていませんが、上記の通り生活費は低下しています(今後もさらに減らせると思っています)。

まぁ知らずの内に蓄積された「無駄」って見つけるのが難しいんですけどね。

セミリタイアして時間があるから見つけられるものなのかもしれないけど、興味がある人は色々やってみたらどうでしょうか?

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