冬場の横着が原因で、ついに車のバッテリーが上がってしまいました。ジャンプスターターを購入して何とかエンジンをかけることは出来るようになったのですが、どうやら一度上げたことでバッテリーにとどめを刺してしまったようです。
早起きは三文の徳・・・横着は三文の損!?
この歳になるまで「早起きは三文の得」だと思っていましたが「徳」なんですね。
最近早起きしてないから「徳」も「得」もないどころか、「損」しちゃいました。
地方でも車に乗らない生活は十分可能!
山口に引っ越す前は「地方に住むなら車は必須」と思っていました。まぁ実際働いていたりすると必須で、毎日車に乗らないと生活できないという人の方が多いのでしょう。
しかし働いていない私の場合事情が異なります。
普段は食材の買い出しさえできれば車に乗る必要性は一切感じません。幸い、私が住んでいるのは山口市でも普通に住宅街なので徒歩圏内にスーパーがあります。なので普通に生活している分には車は必要ないのです。
この辺りの感覚はずっと山口に住んでいる人とは異なるかもしれません。こちらの人はどんなに近くても徒歩で買い物に行くという人はかなり少数派みたい(実際ほとんど見ない)。
みんなどうやって運動不足を解消しるんでしょうか?
乗らないと特に冬場は危険!?
上記のように普段は車にほとんど乗らない為、心配なのはバッテリーという事になります。
幸い私の車は10年以上前の車なので電子装備が比較的少なく、車を動かしていない時に電気を消費する装置は多くありません。なので1カ月に1度位ドライブでもしていれば大丈夫だろうと思っていました。実際これまではそれで十分だったのですが・・・
そんなこんなで今年の1月下旬。
そういえば最後にドライブしたのいつだったかな?と不意に思い出しました。寒かったせいもあり、なんだかんだで1カ月以上車を動かしていなかったのです。
とはいえ、これまでも1カ月間を空けても普通にセルモーターは元気に回っていました。今回も大丈夫だろうとキーを回すと・・・
キュル・・・((+_+))
完全にバッテリーが上がっていました。
ついにやってしまいました。
いつかやるだろうとは思っていたけど、ついにやっちゃったわね。
バッテリー上がり。さてどうしよう?
車のバッテリーが上がった時、取り敢えずエンジンをかける方法はいくつかあります。
私が取った方法は・・・
選択肢① 押し掛け
幸か不幸か、私はMT車に乗っています。
なので気合を入れれば押し掛けでエンジンをかけることが出来ます。実際若い時に何度か車を一人で押し掛けしたことはあります。
試しに駐車場でちょっと押してみると車は動きました。いけるかな?と思ったのですが、駐車場の構造上、すぐ左に曲がらなくてはなりません。しかし、そこまで車を出してしまうと後戻りできそうにありません。
万が一エンジンがかからなかった時のことを考えるとリスクを感じて思い切ってやることが出来ませんでした(この辺に自分の歳を感じましたね)。
後ろに押して何度も切り返して駐車するの大変だからね。
選択肢② ブースターケーブル
バッテリーが上がった際、最も安上がりな解決方法はブースターケーブルで他の車のバッテリーから電力を頂くというものです。
ただし、この方法にはいくつかの難点があります。
第一にブースターケーブルを持っていないこと(持っていない人の方が多いと思います)。カー用品店なんかに行けば恐らく数千円で購入できるものです。私の場合、徒歩圏内にカー用品店があるのでこれはクリアー可能です。しかし、問題はもう一つの方です。
それがバッテリーをつながせてくれる知り合いがいないという点です。
そう、いないんですよ。知り合いが(;^ω^)
想像ですが、親しくなくても近所の人に声をかけたら大抵の人が応じてくれる・・・とは思います。
しかし、それはあくまでも時間がある時です。朝は時間が無いでしょうし、夜は都合良いタイミングで捕まえられません。
休日に駐車場で洗車でもしてる人がいれば声かけれるんですけどね・・・
そして他にも気がかかりなこともあったので私はこの方法を早々に諦めました。
選択肢③ 保険のロードサービスを呼ぶ
車に乗る際は「任意」という名前が付いているけどほぼ強制的に加入することになる保険があります。
契約内容によるのかもしれませんが、私の保険にはロードサービスが付属しています。で、私の保険の場合、バッテリー上がりは年1回までは無料で対応してくれるようです。
ちなみに私はJAFに入っていませんが、JAFにも同様のサービスがあります(会員だと無料。非会員だと一回13,130円だそうです)。
これなら話は簡単。ロードサービスを呼べば解決かな。
と、思ったんだけど気になることがあったのでこちらも利用しませんでした。
選択肢④ ジャンプスターター購入
上で気になることがあると書きましたが、それは再度バッテリーが上がったらどうするか?という点です。
というのも、今回のバッテリー上がりはこれまでの運転間隔からするとどうにも急な気がしたんですよね。もしかしたらバッテリー自体がもう寿命なのかもしれません。
なので一度エンジンがかかってバッテリーが充電できたとしてもすぐまた上がってしまうかもしれません。また来年の冬に同じようなことをしてしまうことが無いとも言えません。
となると何度も同様の対応が出来る方法を取った方が良いのではないか?という考えに行きつきました(その他にも理由があります)。
そこで出てくるのが「ジャンプスターター」なる製品です。まぁ言い方を変えるとモバイルバッテリーですね。製品仕様については良く分かりませんが、恐らくスマホなんかの充電に使うモバイルバッテリーより大出力に対応しているものなのでしょう(容量自体は特別大きい訳でもないのに本体サイズは結構大きい)。
価格帯は6,000円~30,000円位といった所でしょうか。安いものはやはり中国製ばかりです。
基本的に車の中に常備するものですし、たまには車内で充電をする必要もあります。
万が一の場合を考えるとリチウムイオン電池は国産を選びたいと思い、お高い製品を購入しました。
ジャンプスターターで一発始動!・・・が、
という訳で最終的には車のバッテリーを交換するより高い製品を購入してしまいました。
それを車のバッテリーにつないでエンジンをかけると・・・無事一発でかかりました。
まずはホッと一息。
そのまま2時間ほどドライブに出て、バッテリーの充電をしてきました。
バッテリーは生き返った?
ドライブから帰ってきて、家の駐車場で車を止めてから恐る恐るセルモーターを回してみると・・・
キュルキュルキュル・・・ブィーン((*^▽^*)
勢いよく回りました。バッテリーの充電は無事完了したようです。
これで安心・・・しても良いのでしょうか?
ちなみに上にも書いた通り、私の車はMT車です。
普段エンストするようなことは無いんだけど、「絶対エンストできない」と意識すると滅茶苦茶緊張しました。
1週間後(;^ω^)
2時間のドライブで十分バッテリーを充電したと思った日から1週間後。今度はこまめに運転しようとエンジンをかけようとしたら・・・
キュル・・・((+_+))
不安的中。
やはりバッテリー自体が元々相当劣化していて、今回の件でとどめを刺してしまったようです。
バッテリーも交換しないとダメそうですね。
ジャンプスターター無駄になっちゃった?
ジャンプスターターの使い道
実はバッテリーが劣化していて、エンジンがかかったとしても再度バッテリーが上がるかもしれないというのは上にも書いた通り想定していました。
これがブースターケーブルやロードサービスの利用をためらった最大の要因です。
そしてその想定は不幸にも的を得ていたようです。
では高価なジャンプスターターを購入したのが丸々損だったかというとそうではありません。
ジャンプスターターというのはそのままモバイルバッテリーとしても使えます。まぁ私が購入した製品は徒歩で持ち歩けるほどのサイズではありませんが、車に置いておく分には十分コンパクトです。
そして私は車中泊で旅行をすることがあります。その際いつも困っていたのが「電源」だったのです。
特にモバイルWi-Fi(Wimax)の端末のバッテリーが一晩持たないんですよね。なので夜車内で出来ることが制限されていました。
結構な容量があるので、車中泊する際に車内で動かせる電化製品が増えそうです(この用途も見越して高価だったけどジャンプスターター購入に踏み切りました)。
レビューは改めて書くつもりです(こういった別の用途も含めて考えないと国産のジャンプスターターは高い買い物になるとは思います)。
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