元々日本は地震が多いので毎日どこかしらが揺れています。ただここ数日はちょっと大きめの地震が続きました。私はこういうことをきっかけに自身の防災グッズを確認することにしています。そういえば山口に引っ越してからは初めてですね。
山口では自身初!防災グッズの確認
元々引っ越し先に山口県を選んだのは自然災害が少ないからという理由もあります。
とはいえ、全く無い訳ではないから最低限の備えは必要よね。
富士山噴火!?南海トラフ大地震!?大き目の地震が2発
私の住む山口県では全く感じませんでしたが、2021年12月3日の 6時37分頃に山梨県東部・富士五湖辺り、同日9時28分頃には紀伊水道辺りを震源として最大震度5弱の大きめな地震がありました(富士五湖ではその数時間前にも大きめなのがもう2回あったようですね)。
この2地点から大災害の前触れじゃないか?と考えた人も多いようです。
一応気象庁や専門家と言われる人が「関係ない」というコメントを発表しています。でも、そもそも「危険だから避難してっ!」なんてことは発表できないと思います(地震や噴火が発生しなかったときに責任が取り切れないから)。
南海トラフ大地震の前触れ!?
過去、紀伊半島沖では100~150年周期で大きな地震が発生しているようです。前回の大地震が1944、1946年だったことから今後30年以内に南海トラフ大地震が発生する確率が70~80%と言われている訳です。
この地震は予想される被害が大きい事から、様々なタイミングで報道されているので日本人なら多くの人が知っている話だと思います。
なので、この地域で大きな地震が発生すれば「もしやっ!?」と思う人が多いはずです。
ちなみに過去の南海トラフ地震は、1605年の慶長地震(M7.9)⇒1707年の宝永地震(M8.6)⇒1854年の安政南海地震(M8.4)⇒1944年の昭和南海地震(M7.9)、1946年(M8.0)という周期で発生しています。
富士山噴火の前触れ!?
上に書いた過去の南海地震の内、1707年の宝永地震では、その49日後に富士山が噴火しています。
当然関連性があると考える人が多いから、今回の地震でもネットでは「富士山大噴火か!?」なんて書き込みが多かった訳です。
そういう背景があるからか、気象庁から関連を否定するコメントが出るのも早かったわよね。
地震をきっかけに防災グッズの確認を・・・
今住んでいる山口県への引っ越しは「自然災害が少ない」という理由もあります。
一応、南海トラフ地震でも、富士山の噴火でも直接的な被害はそれほどない地域のはずです。
元々私が移住先に山口県を選んだ理由の一つには「自然災害が少ない」ことがありました。念頭にあったのは主に南海トラフ地震でした。
やはり2011年の東日本大震災は怖かったですからね(私は当時東京にいました)。避けられるものなら避けたいものです。ちなみに気象庁による山口県の予想震度は4で津波の高さは2~5m(私の住んでいる所は海抜13m)。
ただこの予想は絶対ではありませんし、直接的な被害が無くてもインフラ関連がダメージを受けた場合、復旧は地方の方が遅いので備えは必要なはずです。
なので私はこうした大き目の地震のニュースなどに触れた時はそれをきっかけとして自分の防災グッズの確認をすることにしています。
なんといっても一番重要なのは水!
ネット検索するまでもありませんが、被災時に一番困るのが「断水によるトイレ問題」です。
私は2011年以降、常に風呂桶に水を張って対策していました。その為にお風呂を沸かす時は「水を抜く」⇒「掃除する」⇒「お湯を張る」と面倒くさいステップを踏むことになっていました(そのまま沸かし直すこともあったので毎回ではない)。
ただ、山口県に引っ越してきてからは事情が異なります。
というのも、現在住んでいる場所は周りにチラホラ田んぼがあるような所なので、そこら中に用水路があります。一番近い所だと歩きで1分もかからずに水が汲めるわけです。
という訳でバケツがあればトイレ用水の問題は解決しそうです。
幸い住んでいるのも1階なので苦労は少ないはずです。
このバケツは釣り用で、防波堤からでも海水が汲めるようにロープが付いています。これなら用水路から水を汲むことも出来るわね。
トイレに行く度に汲みに行くのは面倒くさいけど、緊急時ならしょうがないと割り切ることは出来そうです。
ちなみに2011年の地震の直後はトイレットペーパーが売り切れました(いつものことですね)。このことから我が家は常にトイレットペーパーは10ロール以上を維持するようにしています。
飲み水について、東京、埼玉に住んでいた時は保存用の水を24ℓほど購入して収納の一番奥に入れてありました(山口への引っ越しに際して廃棄しています)。
山口県でも飲み水となると近所の用水路の水という訳にもいかなそうですが、自転車で3分程の所にゲンジボタルも生息している綺麗な川があります。この川の水なら問題ないかな?と今は想定しています(最悪車で5分程の所に天然水が汲める場所もあります)。
天然水は水道がストップしたら長蛇の列が出来てそうだけどね。
ちなみに埼玉に住んでいた時はこういうのを買って置いてありました。
ガスが止まった時の対策は簡単
ガスもインフラの中では重要ですが、こちらは替えが簡単に用意できます。
私はカセットコンロと固形燃料を用意しています。
意外な盲点はライターではないでしょうか?
私も禁煙してから既に5年以上ですが、身の回りに喫煙者は相当減っているはずです。カセットコンロの場合は必要ありませんが、固形燃料を使うにはライターが必要です。いざという時に「ライターが無い」なんてことにならないようにしておきたいものです。
私は喫煙していた時に貯めていた100円ライターが山ほどあるので問題無しです。
電気はどこまでやるかですね
インフラの中で電気はやる気になればとことん対策できますが、お金もかかるので何処までやるかは悩ましい所です(ポータブルバッテリー+ソーラーパネルがあれば結構なことが出来る?)。
私の場合取り合えず照明という点では電池式のランタンを持っています。
また情報収集用としては電池式の携帯ラジオとスマホですかね。スマホの充電は車のシガーソケットに挿すタイプの急速充電器があります。
まぁ基本的に車中泊で旅行してるんだからインフラが無くても何日かは平気なんですよね。
NHKを解約する為にTVは処分しちゃったから、ネットが混雑すると情報収集は苦労するかもしれないわね。
ちょっと反省。保存食があまり無かった
こうして、いざという時のグッズを点検した訳ですが、やはり2011年から時間が経って若干危機意識が低下していますね。
ちょっと前までは家に常にインスタントラーメンが20食くらい常備されていたのに、最近は食べないからという理由でほとんど置いていませんでした。
今すぐインフラがストップしたとしたら何が食べられるか?と台所を見回ったところ、お米と冷凍食品くらいしかありませんでした。当然お米は美味しいし、非常時でも食べたいものではありますが、カセットコンロのガスの消費量という点ではコスパの悪い食品です(水も沢山使いますし)。
実際災害が起こった時に何日位インフラがストップするかは分かりませんが、長期戦のリスクを想定するならやはりインスタント食品はある程度家に常備していた方が安心のように思えます。
こちらは早速後で買っておきましょう。
家に置いておくと結構食べちゃうのよね~
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