みんな大好きな「お寿司」。でも、好きなのになかなか食べに行くことは少ないですよね。私の場合は一人で寿司屋に入るという事が何よりのハードルになるので、「食べたい!」と思っても食べに行くことはありません。これまではスーパーの出来合いで我慢してきたのですが、今回は節約も兼ねて自分で作ってみました。さて、コスパの方は如何に?
お家で握り寿司!
は~お腹一杯お寿司が食べたいな~
でもお寿司ってハードルが高いのよね。値段もそうだけどお店の敷居が・・・
好きだけどあまり食べないもの「お寿司」
「今何が食べたい?」と不意に聞かれた時、あなたは何と答えますか?
その時の気分にも拠るとは思いますが、焼肉、トンカツ、天ぷら、うなぎ、etc.色々出てくるとは思います。そして大抵の人はその中に「お寿司」も含まれるかと思います。
この「お寿司」って大抵の人は好きなもののはずですが、他の料理と比べると食べる機会が少ないですよね。
やっぱり「お寿司」はお高い
みんな好きなのに食べる頻度はそれほど高くないお寿司。その理由の一つは当然「お値段」ですよね。
美味しい「お寿司」を食べるならちゃんとしたお店に行くべきですが、お値段はやはりお高いです。会計も不明瞭な場合がありますし、初見のお店は入りずらいものです。
スーパーで売ってるものや、最近ですと持ち帰り専門の寿司屋なんかで買うとそれなりに安かったりもします。それでも「お寿司」としてみれば安いだけで、他の食べ物に比べたら結構高いですよね。
持ち帰り専用のお寿司なんかはそれなりに安いけど、味もそれなりだし他の食べ物と比べるとコスパは悪く感じますね。
ちゃんとしたお店で食べれば美味しいけど、値段も高いからこちらもコスパが良いとは言えないわね。
「お寿司」のハードルを上げるもう一つの理由
結構お高い「お寿司」。でも、「たまには贅沢しようか」と思い立ったとしてもなかなか食べないものですよね。
その最大の理由は「寿司屋の敷居の高さ」です。特に私の様な独り者にとっては高すぎます。
私はこの歳(もうすぐ50歳)になるまでずっと独身ですので基本的に何をするのも一人です。なので所謂「お一人様」には慣れていると思われるかもしれません。しかし、こと食べ物屋となると一人で入れるのは「ラーメン屋」、「牛丼屋」、「立ち食い蕎麦屋」位です。
そんな私にとって一人で寿司屋に入るなんてとても出来ることではありません。
ちなみに築地まで歩いて5分の所に15年程住んでいましたが、寿司屋に行ったことは1度もありませんでした。
この辺は人によって違う所よね。一人寿司、一人焼肉なんて全然平気なんて人もいるからね。
それでもやっぱり「お寿司」が食べたい!
ということで私は一人でお寿司屋さんに行くことは出来ませんので、これまでは食べたくなっても持ち帰り寿司なんかで我慢していました。
ただやはり味にも量にも満足することはできません。やはり作ってから時間がたったお寿司ってシャリが固くなってて美味しくないですよね。
で、そんなものを結構高いお金を出してお腹一杯食べるなんてこともしたことがありません。恐らくお腹いっぱい食べたとしても満足感は得られないでしょう。
・・・とそんなこんなで最近また「お寿司が食べたいな~」なんて頭に浮かんだんです。で、思いました。
そうだ!自分で握ってみよう!
低コストで美味しい、家だから気楽に食べられる「お寿司」は出来るのか!?
自分で寿司を握る!
職人レベルになるのは当然無理ですが、初めて握ってもそれなりに満足できるものが作れました。
手順は皆さん知っての通り超簡単です(それ故に奥も深い!?)。
レシピ
レシピ・・・と大層なことを言えるようなものではありませんが、酢飯に関しては調味料の比率が肝ですから、一応今回私が作った材料をご紹介します。
ちなみに事前にネットで調べたら、結構人によって比率が違います。私はいくつかのHPを参考にそれぞれの調味料の量は平均値を取ってやってみました(ちなみに大さじ何杯とか書いてあるものは参考にしませんでした。あれ分かりにくくないですか?)。
<酢飯>
ご飯・・・1.5合
米酢・・・30ml
砂糖・・・15g
塩・・・7.5g
<ネタ>
鯛・・・78g
まぐろ・・・129g
ブリ・・・142g
一人だとあまり多くのネタを使えないのが残念ですね。一応重量を書いていますが、売ってる中で一番小さいものを買いました。
刺身の盛り合わせなんかを買ってこれば良いのかも知れないけど、それだと雰囲気出ないのよね。
酢飯作り
どこまで本当かは知りませんが、お寿司のシャリに使われるお米は「ササニシキ」が多いんだそうです。
「ササニシキ」はさらっとしていて癖が弱いお米です(それがお寿司向きなんだとか)。私はお寿司とは関係なく、その味が好きで家ではずっと「ササニシキ」なんですが、今回はそれが良い感じにハマった?のかも知れません。
取り合えず、炊きあがった後に酢(液体)を加える訳ですから、べちゃべちゃにならないようにいつもより水を少なめにして炊きます(ちなみに私はご飯を土鍋で炊いています)。
お米が炊けたら米酢に砂糖と塩を加え、混ぜた後(恐らく完全には溶けないと思います)で炊きあがったご飯に満遍なくかけます。
ご飯が熱いうちにしゃもじなんかで満遍なく酢が行き渡るよう混ぜます。この時ご飯が押しつぶされないよう、切るように混ぜていくのがコツだそうです。
団扇なんかで煽いで冷ますのはちゃんと混ざった後ですね。
家には「飯台(木の桶みたいなやつ)」が無いのでコネ鉢を使いました。
うどん打ちに使うために買ったんだけど、他にも用途が出来て良かったわ。
刺身を切る(実は初体験)
実は私、お刺身を柵で買ってきたのは初めてで、それを包丁で切ったのも初めてでした。
一応包丁は普段から研いでいるので切れ味は良いんですが、やはり思うようには切れませんね。
写真でもお分かりの通り、特にマグロは身が柔らかくて上手く切れませんでした。
逆にブリは身が固くて結構簡単に形が整えられましたね。
ちなみにお刺身として切って売っているものと、柵のまま売っている物の値段を始めて比較してみました。結構違うものなんですね。
切るのが難しいので、その値段の差の意味も同時に分かったわ。
寿司を握る!
一人なので握ってる工程の写真が撮れないのが残念ですが、何となくお寿司らしいものは出来ました。
実際ご飯1.5合で24貫しか出来ませんでしたから、シャリは結構大きめです。
ちなみにお刺身はブリが4切れ程余っただけなので、シャリをお店レベルまで小さく握れればご飯が結構余ったのかな?という感じです。
握るのに必死でワサビを入れるのを忘れました。
実食⇒大満足!
見た目は「お寿司」といえる代物ではないかもしれませんが、やはり作り立て、握りたては出来合いを買ってくるよりはるかに美味しいです。
特にシャリが程よく柔らかくこれこそ「お寿司」って感じでした。
「生もの」という料理の性格上、出来合いの「お寿司」は冷蔵されていますよね?だからネタもシャリも冷えていますし、シャリに至っては冷えて固くなっています。それが改善されるだけで見た目が悪くても味は相当美味しくなったように感じました。
ネタが3種類しかないというのがやや不満点ではありましたが、お腹一杯美味しい「お寿司」が食べれたのはいつ以来かな~?なんて考えちゃいました。
ちなみに16貫食べたらお腹一杯になりました。
ご飯1.5合分なんだから残して当然ね。
コストはどの位?
一応「節約」カテゴリーの記事として書いていますので、今回作ったお寿司のコストを算出します。
(後日追記)握るのが面倒くさい時は・・・
握るのが面倒くさい時は海鮮丼にするのも良いですね。
私は海鮮丼のご飯は熱々の白米より、ちょっと冷めた酢飯の方が好みです。
ちなみにこの海鮮丼はお刺身の盛り合わせを買ってきて作りました。ご飯(1合)、調味料なんかも含めてこれで929円でした。
お店で食べるのに比べれば安くは出来るわよね。こういった節約料理の記事も結構書いてます。ご興味あればこちらを覗いていってね。
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