今回は東京都文京区にある白山神社に行ってきました。なんとこの神社・・・公式HPがありません。私のような関連知識のない人間にはとても辛い神社でした。
白山神社(東京十社巡り)
<御祭神>
- 菊理姫命(くくりひめのみこと)
- 伊弉諾命(いざなぎのみこと)
- 伊弉冊命(いざなみのみこと)
御祭神の内の1柱である菊理姫命は、死んで黄泉国にいってしまった伊弉冊命を伊弉諾命が追ったという話の下りで、菊理姫命が両者を仲直りさせたということで、縁結びの神様とされています。
また、菊理姫命は全国の白山神社(総本社は白山比咩神社)に祀られている白山比咩神(しらやまひめのかみ)と同一神とされているそうです。
白山神社や白山比咩神を祀っていることが示す通り、白山神社は白山信仰の神社です。
文京区にある白山神社は西暦948年に加賀一の宮白山神社を武蔵国豊島郡本郷元町に奉勧請したのが始まりとされています。
この辺りの地名が白山になっているのも神社に由来しているようです。
白山神社への行き方
白山神社は都営三田線の白山駅から徒歩3分程です。
A3出口から出てすぐ左折すると、この写真のように鳥居が見えてくるので分かり易いです。
注意点は大学の最寄り駅なので、時間によって人が多く、流されて直進してしまうかもしれない事ですね。
私は王子神社の次に来たので、西日暮里から歩いてきたのですが、住宅街を抜けてくる道は分かりにくかったですね。お勧めは出来ません。
境内散策
白山神社はそれほど大きな神社ではありませんので、さらっと回ると10~20分といった感じです。
私が行ったのは丁度お昼時でしたが、社務所はお昼休みで誰もいませんでした。
御朱印を頂く人は注意してくださいね。
入り口の鳥居
学生街だからでしょうか、手前はお洒落なカフェやレストランが並んでいるのですが、その並びに鳥居が出現します。
手水舎
鳥居をくぐって左手に手水舎があります。
手水舎の後ろ側は結構広い駐車場になっています。
神社自体は小さいのに駐車場が大きいのが不思議ですね。
拝殿
小さくても荘厳な感じの拝殿でした。
写真に上手く写せなかったのですが、所々に細かい彫刻が施されていました。
狛犬
白山神社の見どころといえば、こちらの狛犬かもしれません。
ちょっとよその神社と違いますよね?
アップにすると引き立ちますね。
なんで目が金色になっているのか?調べてみてもよく分かりませんでした。
当然右側の狛犬も目は金色です。
ちょっと光ってるようにも見えますね。
本殿
白山神社の裏手には公園があるのですが、そちらからは本殿が見えます。
鰹木は4本ですね。
菊理姫命はその名の通り女性神ですから、鰹木が偶数の時は御祭神が女性神という俗説通りです(私が訪れた神社では全て俗説通りなのですが、ほんとにただの俗説なのでしょうか?)
白山神社を訪れてみての感想
今回は王子神社と白山神社に行ったのですが、上記の通り、白山神社はこじんまりとした神社です。なので、遠方からこの神社だけを訪ねるというのはちょっと寂しいかもしれませんね。
同じ東京十社の根津神社が結構近くにあるので、合わせていってみると良いかもしれません。
電車だとちょっと遠回りしないといけないけど、歩けばすぐですよ。
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