自炊で節約!いくらで出来る!?(肉まん編)

セミリタイア生活
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寒くなりましたね。ふとスーパーで食材を物色していた所、肉まんが目に入ってきました。そういえばセミリタイアしてコンビニに行かなくなってからはずっと食べていないものでした。そのままそれを買って帰っても良かったのですが、どうせ時間もあることだし作ってみることにしました。

肉まんって手作りすると安くなる?

まさか自分の人生で肉まんを手作りする日が来るとは思ってもみませんでした。

でも、ひき肉料理は手作りが基本じゃない?

今回は節約というよりも単に「肉まんが食べたくなった」から作ったというだけの話ではあります。ただ、結果的に安く作れましたので節約カテゴリーで記事を書きました。

ひき肉料理は作る過程で食材が傷みやすい(表面積が大きいから酸化しやすい)ので、市販のものは添加物が多く入っている可能性が高いです。なので時間があるのなら手作りにしたい所です。同様の理由で餃子も手作りにしています。

肉まんの饅頭部分はパンと同じ!?

ちなみにホームベーカリーでパンを焼いている人なら想像がつくと思いますが、肉まんの饅頭部分はパンと同じです。

私は普段食べている食パンもホームベーカリーで作っていますし、最近は手打ちうどんに凝っているところでしたから、その辺も手伝って「作ってみよう」と思うことが出来たのかも知れません。

うどんは現在「美味しい」うどんが作れるよう試行錯誤中です。

こちらも徐々に進化しているので、その内また記事にする予定です。

手作り肉まんの作成

まずはレシピからご紹介。これは今回私が作ったレシピになります。ネットで調べるとベーキングパウダーを使ったり、小麦粉も薄力粉のみだったりと色々あります。それこそ餡の部分は様々なレシピがあると思います(ちなみに出来上がりは小ぶりの肉まん8個、約2人前といった所です)。

<饅頭のレシピ>

  • 薄力粉・・・100g
  • 強力粉・・・100g
  • ドライイースト・・・5g
  • 塩・・・5g
  • 砂糖・・・5g
  • ごま油・・・適量
  • 水・・・140cc(もうすこし少ない方が良かったかも?)

<餡のレシピ>

  • 豚ひき肉・・・200g
  • 玉ねぎ・・・半分
  • しいたけ・・・小さいの3つ
  • 生姜・・・少々
  • 塩、コショウ・・・適量
  • 醤油・・・適量(味付けのメイン)
  • オイスターソース・・・適量
  • ごま油・・・適量
  • ナツメグ・・・適量

シイタケはたまたま余ってたから入れました。買うと余っちゃうから今回は入れませんでしたが、竹の子なんかも良いかもね。

実はひき肉以外は全部家にあった材料や余りものです。なので自分的にはかなりの節約料理ではありました。

饅頭から作成開始

実は最近うどんを打ってから、「これはいける!」という手応えをつかんでいまして・・・

コネ鉢(直径35cm)を購入してしまいました。

これがあると粉物を混ぜるのは圧倒的に楽です。

小麦粉、ドライイースト、塩、砂糖を計ってふるいにかけ、ごま油を適当にかけた後にちょっとづつ水を加えながら混ぜていきます。

今回はちょっと水が多かったかな?という感じで手にくっつきまくりましたが、何とかまとめることが出来ました。

このまま放置で発酵させます。

ちなみに夏場は問題無いようですが、冬は発酵が進まないのでちょっと温めてやると良いみたいです。

私はこのようにしてタッパを被せ、上にお湯の入った鍋を置いて温めてみました。

これでしばらく放置です。

餡作り

饅頭を発酵させている間に餡を作ります。

餡の方はキャベツの入ってない餃子のタネみたいな感じですね。上に書いた材料を刻んで、手で混ぜるだけです。

この季節はひき肉が冷たいので、作る前に冷蔵庫から出して室温まで持って行くとちょっと楽です。

混ざったら適当に丸めておきます。

実は上に書いたレシピで何個作れるかは分からなかったので、こんなもんかな?という大きさに分けたら8個できたって感じでした。

そもそも肉まんの大きさって色々あるよね。私は大きいのが好みだな~

大きさは蒸し器によって制限がかかるわね。家は蒸籠が無いからあまり大きなのは作れないわ。

饅頭の発酵終了時点は?

餡が出来たら放置していた饅頭の方に戻ります。ネットで調べると、饅頭の発酵は大きさが倍になったらOKと書いてあることが多いです。

でも、元が理系だからでしょうか?倍って何が倍?って思っちゃうんですよね。1辺の長さ?上から見た面積?それとも体積?それぞれで結構違いますからね。

取り合えず私の場合はこんな感じになったところでOKとしました(大体1時間発酵させました)。

饅頭部分の切り分け

うどんと異なり饅頭は水分が多くべたべたする為、ちょっと多めの打ち粉(片栗粉)をしてから揉んで空気抜きし、8つに分けました。

私の場合餡が8個になったので、饅頭も8等分という分け方になったのですが、気持ち饅頭部分は少なかったかもしれません。

肉まん成形

一人で作業している為、過程が写せなかったのですが、適当に餡をくるみます。

饅頭をめん棒で伸ばすときに餡を乗せる真ん中をちょっと厚めにするのがコツみたいです。普通は寄せてまとめたほうを上にするモノみたいですが、綺麗に出来なかったので私は下にしました(だから上から見るとつるっとしてます)。

ちなみに下に敷いているのはクッキングシートです。

出来上がりはテニスボールとゴルフボールの中間ぐらいの大きさになりました。

いよいよ最終工程

家には蒸す専用の器具が無く、パスタを茹でる鍋(湯切り用の内鍋付)で蒸し料理はやっています。

出来上がりの大きさによって差がある為、ネットで調べても何分蒸せば良いかはよく分かりませんでした。

私の場合、15分程蒸したらしっかり火は通っていました。

出来上がり!

ご覧の通り、蒸すと大きくなります。

蒸し器に並べる時は多少間隔を空けないとくっついちゃうと思われます。

見た目は・・・て、手作りっぽさが出て、い、良いんじゃない?

見た目に反して結構美味しかったです

見た目は初回という事もありイマイチではありましたが、美味しかったです。

餡の比率が大きかったためでしょうか?小籠包のように噛んだら肉汁があふれ出して手を火傷しそうになりました(笑)

饅頭部分の触感ですが、コンビニとかで売ってるやつのようにふかふかした感じではなく、ちょっと固めの、どちらかというと中華街とかで買ってくる肉まんのような感じになりました。

それから際立ったのは「小麦の香り」です。蒸し上がったばかりの肉まんはタネの肉の匂いに加えて、小麦の良い香りが強かったですね(とても食欲が刺激されます)。これは出来立てを食べれる手作りならではのものかもしれません。

ちなみに当日食べたのは4つで、残り4つは保存に回しました。

調べたら、生のまま保存するより、蒸してから冷まして保存する方が良いとあったので、そうしています(温め直しはやはり多少香りは落ちますが美味しかったです)。

さて本題!?おいくらで作れたのか

まぁここまでは料理の素人が初めて肉まんを作りましたというだけのお話です。

一応当ブログの特徴付けとして、コストに言及していくわよ。

<手作り肉まんの材料費>

  • 薄力粉(100g)・・・28円
  • 強力粉(100g)・・・32円
  • ドライイースト(5g)・・・25円(改めて計算してみると意外に高いですね)
  • 豚ひき肉(200g)・・・243円
  • 玉ねぎ(半分)・・・・27円
  • しいたけ(小3つ)・・・36円
  • 調味料各種(超概算)・・・60円

合計で451円程度でした。

小さめの肉まんが8個できたので、1個当たり56円程です。4個食べたらかなりお腹一杯になりました。1食当たりにすると224円といった所ですね。

最近買って無いからネットで調べたけど、セブンイレブンの肉まんが140円みたいね。

まぁ見た目をのぞけば、味は美味しく添加物の心配一切無し、出来立てが食べれることを考えると、コストパフォーマンスとしてはまずまずの出来では無かったかと思います。

今後の改善点

それになりにコスパが良かったと思う「手作り肉まん」ですが、今後頻繁に作るか?といわれるとどうだろう?という感じではあります(多少時間がかかり面倒ではあった)。

そして改善しておきたい所もありました。

それは饅頭部分の仕上がりです。今回は自分の想像より固い仕上がりになったんですよね。もっとふわふわした感じにしてみたいので、今後しばらくは「肉まん」としてではなく、「蒸しパン」としてその辺りを研究してみようかと思っています。

【後日追記】その後何回か作りましたが、慣れのせいか作る手間はほとんど感じなくなりました。

今はどちらかというとお手軽料理って感じね。饅頭もふかふかに仕上がるようになったわよ。

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