自炊で節約!いくらで出来る!?(クッキー編)

セミリタイア生活
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今回はクッキーを作ってみました。元々市販のものは甘すぎてちょっと・・・という感じだったので甘さを抑えたものを作ってみようというのが理由なのですが、もう一つ意外な?理由もありました。

自分好みの甘さのクッキーを作ってみる

私の朝食は大抵パンとコーヒーですが、たまに味変したくなることがあります。

そんな時はクッキーとコーヒーとかちょっとだけ変化をつけるんだけど、売ってるクッキーって私には甘すぎるのよね。

数十年越しの大発見!

私の家にはパンなどが焼けるようなオーブンがありません・・・と、ずっと思い込んでいました。

似たような機器としては電子レンジがありますが、独り暮らしを始めた時買った古いものです(20数年前?)。確かその時は安さを優先して機能が少ないものを選んだと記憶しています。

しかもその頃は働いていたので、極たまにコンビニで買ってきた総菜なんかを温める位にしか使っていませんでした(今でも作り置きの料理の温め直しってほとんどしないので使ってなかったりします)。

ところが先日、何となくネットで私の電子レンジの説明書を検索してみたら、この電子レンジにはちゃんとしたオーブンの機能が付いているではないですか!

確かに「オーブン(発酵)」っていうボタンが付いてるんだけど、発酵させるための低温の保温機能が付いてるだけだとずっと勘違いしていました。

たいした「大発見」ね。

そこにオーブンがある・・・じゃあ何作る?

ひょんなことから家にオーブンがあることが分かりました。ではその機能を使って何を作りましょうか?ということになりますよね。

真っ先に思いついたのは「パン」です。ただ、今パンについてはちょっと別で実験!?をしているので今回パンは止めておきました(いずれやると思います)。

で、たまたま本日の朝食はクッキーだったのですが、相変わらず甘ったるいな~と感じたことから「自分好みの甘さのクッキーでも作るか!」という事になりました。

クッキーのコスパについて

いい歳したおっさんが「手作りクッキー焼けました♡」だけじゃ気持ちが悪いので、コスパの考察をしておきます。

セミリタイアしてから食費についてはアレコレ節約を模索しているので大体見当はつきますが「小麦粉」を使った料理はとても安く付くのが定番です(過去に取り上げたものだと「うどん」と「肉まん」、「餃子」辺りが該当しますね)。

レシピと材料費

もっと安く出来ると思ってたんですが・・・

バターってこうして見ると高いわね~

  • 薄力粉100g・・・15円
  • 砂糖30g・・・7円(一般的なレシピの半分くらいにしました)
  • 卵黄1個・・・17円
  • バター50g・・・116円

今回は合計155円で大体170gのクッキーが出来ました(混ぜる途中こぼしたり、焼く時蒸発した成分があるからか、材料よりちょっと軽くなりました)。

今朝食べた市販のものが90gで98円(税込み)でしたから単位重量当たりだと15%位安くできたといった感じですね。

普段家にあるものだけで作れるのは魅力ですね。

バターを製菓用マーガリンとかに変えるともうちょっと安くなるかもね。

出来上がりと味

思ったより安くはありませんでしたが、やはりふんだんにバターを使っていますから味は市販の物より濃厚でした。

見た目は適当に成形したせいもありアレなんですが、とても美味しくコスパは十分良かったと思います。

ただね・・・これまで意識してこなかったけどクッキーってバター(油)の塊なのね・・・

作ってみて分かる「高カロリー」の理由!

クッキー作成手順

今回はクッキーそのものよりもオーブンの使い方を知るのがメインって感じでもあります。

作業時間は30分も無くて簡単だったわよ(焼き時間含まず)。

工程1(バター+砂糖)

バターと砂糖を計量して適当な入れ物に入れ、よく混ぜます。

それにしても・・・数字で見ると大したこと無いように思えていましたが、実物を見るとバター50gって凶悪な量ですね。

1度にこんな量のバターを料理で使ったことはかつてありませんでした。

当初は固体同士をどうやって混ぜるんだろ?なんて思いましたがグリグリしていると結構混ざるもんですね。

工程2(+卵黄)

上記のバター+砂糖の混合物に卵黄を加えてさらに混ぜます。

卵白の使い道を考えてから始めれば良かったのですが、急に思い立ったので今回は捨ててしまいました。

油同士だからでしょうか?こちらはあっさり混ざりました。

工程3(+薄力粉)

オーブン同様、このフルイも一人暮らし開始時に色々揃える時に購入したものでした・・・が、今の今まで一度も使ったことがありませんでした。

ついに日の目を見る時がきました。

当初は小麦粉だから水を入れて混ぜるものだと思ってました。しかし一切水は使わないんですね。

それ故にこの工程は結構きつく、なかなか混ざりませんでした。入れ物が小さかったのも苦戦した理由です。

ちなみにここまでの作業は連続でやったけど、バターは柔らかくなる程度で溶けてはいません(気温は26℃)。

工程4(寝かし)

初めて作るので目的が分かりませんが、薄力粉を混ぜた段階で一度冷蔵庫で30分程寝かせるみたいです。上記の工程までで柔らかくなったバターを冷やして固めるのが目的なんですかね?

どこまで混ぜれば良いのか分かりませんでしたが、容器が小さく混ぜにくいのと、疲れたのでこの位で終了としました。

ぼそぼそだし、まだちょっと足りないかもしれませんね・・・

一応ラップを使ってちょっと力を加えればこんな感じにまとまりました。

工程5(成形)

私が参考にしたレシピは生地を平らに伸ばして型を抜いていくものでした。

でも、型なんてものは家にはありませんので適当に成形することにしました。

適当にまとめて、切って・・・

切り口が鋭角だと手作りっぽく無くてちょっと興ざめなので、手で軽く押しつぶして成形完了です。

オーブンの天板にクッキングシートを敷いて並べます。

この後にオーブンの予熱を始めるので、このまま一旦冷蔵庫へ。

そういえば子供の頃お袋が作ったクッキー生地を型抜きした記憶がかすかにありますね。

ダイソーで売ってた気がするし、次回作る時はいくつか用意しましょうかね。

工程6(焼き)

ある意味今回のメインの工程です。

まずは170℃で予熱します。

レンジの中は引っ越しの際に徹底的に綺麗にしたのですが・・・分かります?煙が出てきました。

きっと掃除できない細部の油が蒸発しているのでしょう。

余熱が終わるころには煙も出なくなったので、そのまま焼きに入りました(15~16分)。

チラチラ見ながら、クッキーの端っこが茶色くなったらOKっぽいわね。

成形が適当過ぎて大きさがマチマチだから、焼き色にはムラが出来ました。

完成

それにしてもクッキーが焼ける時の香りってホント良いですね。それを嗅げただけで作った甲斐があったというものです。

出来上がりは材料の混ぜ方が雑だったせいか、もろい感じですが逆にそれが良い食感を生んでます(市販のもので例えると鳩サブレーみたいな食感になりました)。

甘さはまだ「やや甘いかな?」という感じですが、市販のものに比べるとずっと控えめで良い感じです。

今月はまだまだ料理の記事が続くわよ

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