【ビール】冬は「飲む」じゃなくて「作る」!?

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夏場は恋しくなる「ビール」。でもやはり冬はあまり飲みませんね。しかし、飲まなくても「作る」には良い季節なんです。ここは一つ、夏用に作り置きでもしておきますか。

夏にビールを美味しく飲むために

ちょっと前に「日本人がビールを飲まなくなった3つの理由」なんて記事が出ていました。まぁ大きな視点の話はさておき、やはり冬場はビールと疎遠になりがちですよね。

また夏には飲むからちょっと備えておきましょう。

冬にビールは飲む?飲まない?

働いていた時、「お酒」といえば基本的に外で飲むものでした。なので最初の一杯は季節を問わず「とりあえずビール」でした。

でも私の場合、セミリタイアして、更にコロナ禍の逆風が吹く現在、「お酒」といえば家で飲むものに変わりました。

そうしたら不思議なことに「とりあえずビール」という発想が無くなりました。もちろん夏場の暑い時はビールを飲みますが、冬場は基本的に日本酒(熱燗)やウィスキー(お湯割り)を飲むことが増えました。

ちなみに私はビール(アルコール1%未満)を手作りしているので常に何十リットルものビールが押し入れに入っていますが、冬場はほとんど飲みません。

ビールの大きな括り「ラガー」と「エール」

以前はお酒の中の一つのカテゴリーとして、漠然と「ビール」と認識していましたが、自分で作るようになるとこの辺りの認識は変わってきます。

市販のビールも様々な味わいのものがあります。その違いは原料の違い・・・という認識は基本的に正しいのですが、もっと根本的に味を変えるものがあります。それが発酵に使われる酵母(イースト)です。

  • ラガーイーストで発酵させたビールが「ラガービール」(大手メーカーの商標では無い)
  • エールイーストで発酵させたビールが「エール」(エールビールとは言わないみたいですね)

この「ラガービール」と「エール」の味わいは、それほど味覚が鋭敏ではない私でもはっきり分かる程違います。

<ラガービールとエールの違い>

〇ラガービール

  • クリアですっきりとした、癖のない味わい
  • 冷やして飲まれることが多い
  • 大量生産に向いている為、日本の大手メーカーは全てラガービール

ラガービールは暑い日にキンキンに冷やしたのをぐびっと飲むのに向いた味と言えます。

〇エール

  • 華やかでフルーティな味わい
  • 常温で飲まれることも多い
  • 日本では地ビールメーカーが作っていることがある

エールは味わいながらゆっくり飲むって感じで、必ずしも暑い時期だけに飲まれるものじゃないみたいね。

矛盾!?家庭で作れる時期と飲みたい時期が反対

私を含めて「ビール」は暑い時期に飲むものであって、冬場はあまり飲まないという人は多いと思います。しかし、それは日本のビールが「ラガービール」だからという理由もあるはずです。

「エール」であれば冬でも美味しく飲める・・・はずなんですが、家庭で作る場合矛盾点があるんです。

というのも「ラガー」、「エール」それぞれの発酵適温が異なり、「ラガー」は10℃前後、「エール」は20℃前後なんです。なので温度管理をしない前提だと夏場作るのに適しているのが「エール」、冬場に作るのに適しているのが「ラガー」になっちゃうんですよね。

作りやすい時期と飲みたい時期が反対になっちゃうんですよね。

今、家の押し入れにあるのは全部「ラガービール」・・・

<ラガービールは作るが難しい!?>

私はビールを手作りしている訳ですが、流石に麦芽とホップから作っている訳ではなく、ビールの素を買ってきてそれを発酵させているだけです(それでもコスパは高い!)。

そしてそのビールの素にはイーストが付属しているのですが、そのイーストは「エールイースト」です。ビールの素の名前がラガービールとなっていても「エールイースト」が付属しています(出来るのは当然「エール」となります)。

その理由は発酵管理のしやすさからのようです。

ちなみに「エールイースト」の発酵適温は15~25℃辺りで、発酵にかかる期間は4日程です。夏場だとホントに簡単に出来ちゃいます(冬場は加温が必要)。

対して「ラガーイースト」の発酵適温は11~15℃と温度域が狭く、かつ発酵にかかる期間が10日程と長くなります。そして「ラガーイースト」は「エールイースト」よりデリケートで、温度域を外したり、急激な温度変化があると発酵が止まってしまうみたいです。

※少ない経験上、発酵適温を数℃外す位なら問題無いと思います。

一言でまとめると家庭だと「ラガービール」を作るのは難しいからビールの素には「エールイースト」が標準で付属しているみたいです。

でも、我が家の押し入れは冬場の温度が10℃前後で安定してたので試してみたら簡単に出来ました(確かに時間はかかったけどね)。

スペースと相談!?ビールの作り置き

(我が家の場合)冬場は特別な温度管理をしなくても容易に「ラガービール」が作れます。でも、飲みたいのは夏の暑い時期。

夏場は簡単に「エールビール」が作れます。エールは冷やしても美味しいので夏場も飲みますが、ラガーとの比較感からは冬場に取っておきたい。

・・・となると「作り置き」を考えたくなります。

ちなみにビールを大量に作り置きするのに一番大切なのは保管するスペースです。

私の場合、作ったビールは500mlのペットボトルに詰めて保管しています。

そのペットボトルは押入れの中で洋服なんかの収納に使うケースにこんな感じで入れています。

一つのケースに入るペットボトルが約40本(20ℓ)。今の所ケースは2つあるので40ℓまでは保管出来そうです(写真では右のケースのペットボトルはまだ空ですが、もう充填するだけという状態のものが別にあったりします)。

ただ、夏の暑い時期だけを考えても1日1本飲むのにも足りなくなりそうですね。

押し入れのスペースはこのケースの上側部分は開いているので、ケース自体を2段重ねにすればもう2つ(合計で80ℓ分)は確保できそうですが・・・

床・・・抜けないかな?

その前にまたペットボトル集めないとダメじゃない?(アレが一番大変なんだから)

・・・取り合えずこの冬は計40ℓの作り置きで止めておきますか(だんだん暖かくなってもきましたしね)。

★★★最後まで読んで頂き、ありがとうございます。★★★

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