ひと月ほど前にも訪れたのですが、まだ回ってみたい所が残っていたので再度出雲に行ってきました。ただ山口市からは微妙に遠く、日帰りにしようとすると回れる場所が限られますし、夜間の運転が長くなるので結構疲れます。ということで最近出来るようになった車中泊を絡めて行ってきました。
車中泊が出来ると余裕が生まれる!?
前回は島根県まで行ったのに、神社を3つ回っただけで一杯一杯でした。
500km以上車を走らせて3カ所しか回れないのは効率悪すぎなので、今回は車中泊を挟んで行ってきたわよ。
今回のドライブコース
今回は前回と異なり同じ島根県でも松江の方まで足を延ばしてみました。
上の地図上では工程は608kmとなっていますが、実際は寄り道もしたので642kmのドライブになりました。
※今回立ち寄った場所については別に記事を書く予定です。
今回のドライブの燃費は何と27.0km/ℓでした(島根県では山道ばっかりだったのに)。
出発時に満タン(30ℓ)にしたら無給油で帰って来れたわ。
この時回ってきた神社などについて記事を書きました。
緊急事態宣言解除後の観光地の状況は?
先月末で全国に出ていた「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」は全て解除されました。
ニュースによると各地の繁華街の人出は増えているようですが、観光地も同様なのでしょうか?
何てことを考えながら出発したのですが、結論から言うとよく分かりませんでした。
というのも、今回訪れた神社などはあまりメジャーな観光地ではなかったので、他に人を見かけることがほとんど無かったからです。
しかもど平日だったしね。
ただ、これまで全く見なかった観光バスを少しだけ見かけたわね(出雲大社とかに行ったら分かったかもね)。
車中泊を絡めると旅程に余裕は生まれるのか!?
元々私が車中泊を出来るようにした主な理由は、ドライブに「余裕」を持たせる為です。
「日帰り」を意識するとどうしてもドライブが急ぎ足になりますし、時間を気にする局面が増えてしまいます(この辺りはホテルに泊まっても同様ですね)。
また、余程の近場でもない限り「日帰り」では帰り道が夜になってしまいます。
私は少し慣れてきたとはいえ、車を運転するのにそこまで余裕はなく、特に夜間の運転はかなり疲れます。
何せこちらはちょっと郊外に行くと国道でも街灯は全く無いですし、走ってる車のペースがやたらと早かったりします。一度先頭に立ったりすると先が良く見えない中、ハイペースでのドライブを余儀なくされます。すると結構消耗するんですよね(かといって後ろの車に前に行ってもらうスペースも無かったりします)。
このような「余裕」が無くなる要素を車中泊をすることで解消するのが狙いです。
実際どうだったかというと・・・
時間を気にすることはほぼ無くなった!?
今回の旅程では、初日は「道の駅 にちなん日野川の郷」に泊まることにしていました。
そこへ行く途中は、前回行かなかった松江付近の神社をいくつか回ろうと考えていました。しかし、山口市から松江市って250km位あるんですよね。日帰りだと行って帰って来るだけで精一杯って感じです。
でも、「その辺に泊ればいいや」という意識だとやはり余裕が生まれます。というより宿泊予定地の道の駅にはちょっと暗くなった位に到着したかったので、各地で「もっとゆっくりしよう」という意識が働いたくらいです。
いくら禁止じゃないとはいえ、道の駅の売店等が営業中の時間帯からずっと車を止めっぱなしというのは気が引けますからね・・・
お陰で道の駅に向かう道中もゆっくり向かうことが出来たわ。
夜間走行はほぼゼロへ
上に書いた通り、宿泊場所の道の駅にはなるべく暗くなってから到着したかったので、多少夜間の運転は発生しましたが、真っ暗な中をハイスピードで突っ走るような局面は今回ほとんどありませんでした。
少なくとも精神的な疲れはありませんでしたね。
ただやはり疲れてはいたみたいね(後述します)。
今回の車中泊について
今回車中泊をした「道の駅 にちなん日野川の郷」は鳥取県にあります。私にとっては初鳥取県でした。
島根もそうだったけど、鳥取も数年前なら自分の人生とは無縁の地だったのに、今はそこで寝泊りしてるってのがとても不思議な感じだったわ。
現在の持ち物一覧
今後変わって来るとは思いますが、現時点ではこんなものを車に詰め込んで移動しています。
- スマホ(カーナビとしても利用)
- モバイルルーター(WiMAX)
- タブレット
- USB充電器
- エアマット(キャンプ用)
- ブランケット(キャンプ用)
- 低反発クッション(元々家にあった室内用のもの)
- カーテン5枚(ダイソーで買った吸盤で止める簡易タイプ)
- サンシェード(フロントガラス用)
- 網戸(自作して今回から投入!)
- ランタン(電池式)
- クーラーボックス(釣り用)
- 水のタンク(水は5ℓほど)
- カセットコンロ
- 鍋
- カップラーメン、割り箸
- コーヒー道具一式(豆、ミル、ドリッパー、ペーパーフィルター、タンブラー)
- お風呂道具一式(下着の着替え、タオル、バスタオル、シャンプー)
- ウェットティッシュ&トイレットペーパー
- ゴミ袋
今回はお風呂道具と食事関連は一切使わなかったわね。
前回から改善!自作網戸
前回の初車中泊で、車の中は閉め切ると結構暑く寝苦しいことに気付きました。
という事で今回は網戸を自作(後部座席のみ)して持って行きました。
これによって窓を開けても虫は入ってこなくなりましたし、暑くて寝苦しいといったことも無くなりました。また朝方の窓の結露もほぼ無くなりました(フロントガラスのみ多少の結露が発生)。
マグネットテープと防虫網(材料費440円)で作りました。網とマグネットテープはホチキスで止めてからガムテープで覆っています(車の内側には磁石がくっつかない面があるので、外から張るようにしました)。
窓開けてたら朝方は寒かったけどね。
ピンチ!?WiMAXが入らない
東京、埼玉で使っていた時は電波が入らない場所なんて無いと思っていたモバイルwi-fi(WiMAX)ですが、地方や山の中では普通に入らない所が沢山あります。
今回泊まった「道の駅 にちなん日野川の郷」もそんな場所の一つでした(今調べたら日南市全体がほぼWiMAX使えないみたいですね)。
一応ドコモの4Gは使えたので、寝るまでの数時間は5チャンネルでも見て過ごすしかないかな~と思っていたのですが、道の駅にフリーwi-fiがありました。
お陰でタブレットで動画を見ながら寝るまでの数時間を過ごすことが出来ました(今後は電波が入らない時の対策も考えたほうが良いみたいですね)。
道の駅共通のwi-fi「道の駅SPOT」ってのもあるみたいね。接続方法を調べておくと便利っぽいわね(今回はこれとは違ったものみたいでした)。
引き続きの問題点(寝床)
一応今回多少の改善策を施したのですが、相変わらず長時間横になると腰が痛くなってきました。
まぁ元々ベースが完全に平らな訳ではないので限界があるとは思いますが、寝床についてはもうちょっと改善したい所です。
敷布団クラスの厚みのあるマットを敷けば解決しそうですが・・・
荷物はコンパクトにまとめたいからね~
今回感じた車中泊のメリットと今後の不安
今回は長距離移動を絡めた初の車中泊でしたが、新たに気付いたことがありました。
良い点もあるけど、今後の不安要素もあるのよね。
早い時間に観光地を回れる
前回はあくまでも「車中泊」の実験みたいなものだったので、一泊した後はすぐ帰路につきました。
一方今回は、起床した後に食事を済ませてすぐに観光に向かいました。
これまでの観光(神社巡り)は基本的にお目当ての場所に着くのが午後であることが多かったのですが、今回は近くに泊まっていたので早朝に到着できた場所もありました(朝7時に神社に着いたりしました)。
そして早朝に観光地を回ることが出来るメリットはいくつかあったように思います。
早朝の神社ってまた昼とは別の雰囲気があって良いですね。
今回他の観光客をほとんど見なかった理由でもあるわね(ホテルのチェックアウトの時間には2日目の観光を終えて帰路についてたからね)。
2泊以上の旅程には不安も・・・
上に書いた通り、現状はまだ車内の寝床の完成度が低かったりします。まぁどれだけ完成度を上げようと、家の布団で寝るのに比べれば睡眠の質は落ちざるを得ないと思いますが・・・
で、それ故に旅程が長くなればなるほど、徐々に疲れが蓄積されていくことになりそうです(現状では1日当たりの疲れの蓄積量が大きい?)。
今回は午前中に数カ所を巡ってそのまま帰路につきました。片道200km以上あるので午前中に島根を出ても家に着いたのは14時過ぎでした。
でも、2泊で観光するとしたら更に4時間位運転することになる訳です。途中で観光が入るにしてもちょっと辛そうだな~というのが素直な感想でした。
初日と同じことをするだけなのに2日目は辛いということはやはり十分な休息が取れていないという事なのでしょう。
四国や九州を回るとすると流石に1泊では不十分ですし、もう少し睡眠の質を向上させることを考えないといけませんね。
寝床の改善がメインだけど、慣れも関係しそうね。
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